G-Tuneノートの最高峰! NEXTGEAR-NOTE i71101SA1シリーズ登場

マウスコンピューターからモンスターノートが誕生した。ゲーミングPCブランド「G-Tune」のハイエンドモデルである「NEXTGEAR-NOTE i71101」は、ノートPCでありながらもZ170チップセットとデスクトップPC向けのCPUを搭載。さらに、グラフィックスにNVIDIA SLIを採用しているうえ、Adobe RGB比100%の4K(3,840×2,160ドット)のノングレア液晶ディスプレイを備えた最新・最強のノートPCだ。他の追随を許さないその驚異的な性能に迫っていこう。

ノートPCの皮を被りながらも、ハイエンドデスクトップPCの性能すら凌駕するG-Tuneのハイエンドシリーズ「NEXTGEAR-NOTE i71101SA1」

破格の高品質 - Adobe RGB比100%の広色域4Kディスプレイ

シリーズの中から今回お借りしたのは、シルバーモデルに位置する「NEXTGEAR-NOTE i71101SA1」。17.3インチに4K(3,840×2,160ドット)という超高解像度ディスプレイを搭載しており、デスクトップPC顔負けの作業領域と高精彩を得ることが可能だ。しかもIPS方式液晶パネルを採用し、その色域はAdobe RGB比100%に対応。正確な色表現を求めるプロフェッショナルユーザーの要望に応えることができる最高クラスの表示を実現した。

この高解像度・高品質ディスプレイを支えるべく選定されたパーツもまた、これまでのノートPCの常識を覆すものだ。ノートPCながらもチップセットにIntel Z170 Expressを採用し、CPUになんとデスクトップ向けモデルである"Skylake"こと「Intel Core i7-6700」を搭載している。省電力が優先されている通常のノートPC向けCPUとは一線を画した処理能力を得ることができるだろう。さらにグラフィックスには、ノートPC向けGPUの最高峰である「NVIDIA GeForce GTX 980M」を2基搭載。SLI構成として駆動させることで、驚異的な3D処理能力を実現した。その処理能力が4K環境でどこまで通用するかは、記事後半で検証していこう。

CPU-Zで見るIntel Core i7-6700。定格3.4GHz、ターボ・ブースト時には4.0GHzまで動作クロックが上昇する

GPU-Zで確認したNVIDIA GeForce GTX 980M SLI。8GBものVRAMを搭載している

ストレージもまた、プロセッサの処理能力に負けない最新パーツがチョイスされている。メインドライブにはM.2規格のIntel 535シリーズ240GBモデルを搭載し、快適なアクセスを実現。ただし接続はSATA3.0となっているため、転送速度は他のSSDと大きく変わらない。ゴールドモデルならばPCI-Express x4接続のSSDが搭載されるため、ストレージに拘る方はそちらも検討するといいだろう。またセカンドドライブとして1TBのHDDも内蔵されており、容量を必要とするデータも余裕をもって保存可能だ。SSD、HDDそれぞれの転送速度を「CrystalDiskMark 5.1.0」にて計測したので参考にして欲しい。

CrystalDiskMark 5.1.0にてテストを行ったIntel製SSDの速度。HDDと比べるとその速さが分かる

CrystalDiskMark 5.1.0にてテストを行った評価機搭載のwestern digital製HDDの速度