FRシリーズの新しい位置付け「アウトドアレコーダー」
カシオはFR100から新たに、FR10を含めて「アウトドアレコーダー」というジャンルの製品として位置付けた。アウトドアカメラではなく、アウトドアレコーダーとした理由について、是木氏は「防水性や耐衝撃性の高さ、撮影アングルの自由度をアピールしながら、従来のカメラ製品やスマートフォンとの差別化を考えた」という。
また、EXILIMシリーズが目指すデジタルカメラの理想形の中に、今までのようにしっかり構えてシャッターチャンスを狙うのではなく、『常に撮影・記録されている映像の中から、必要な1枚やお気に入りの1枚を取り出す』というものがある。この発想は、ドライブレコーダーを考えるとわかりやすいだろう。先に述べたインターバル撮影も、この視点に立ったものといえる。まさにアウトドアにおける『レコーダー』なのだ。
―― 最後に、アウトドアレコーダーの未来像についてお聞かせください。
是木氏「まだFR100が発売されたばかりなので、現時点では正直なんともいえないのですが……、新しい映像体験でお客様のアウトドアライフをより豊かにする、というコンセプトは変わりません。これから登場するであろう最新技術の数々も『FR用にアレンジ』して搭載していくでしょうね。それにはまず、お客様がアウトドアをどう楽しんでいるか、今後どんなニーズが生まれていくかが重要です。それによって、アウトドアレコーダーの未来像は変わっていくと思います」
オプションのLEDリングライト「EAM-7」(5,000円:税別)を装着。下部に三脚穴があり、三脚やマルチアングルスティック「EAM-4」に取り付けられる |
FR100にLEDリングライト「EAM-7」とマルチアングルスティック「EAM-4」(8,000円:税別)を組み合わせた状態 |
FR100は、カメラ部をオプションのLEDリングライト(EAM-7)、マルチアングルスティックと組み合わせて、暗くて手が届かない場所を撮影するなど、業務用のツールとしても引き合いがあるという。また、先日発表されたカシオのアウトドア スマートウオッチ「Smart Outdoor Watch(WSD-F10)」とも連携することが明らかとなった。タフネス性能の強化に加え、各種センサーや通信回路など、デバイステクノロジーを得意とするカシオ。そんなカシオならではのユニークな用途提案、オプション、アタッチメントの追加にも期待できそうだ。
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