チーム一丸となって業務を進めるような場合、プロジェクト成功の鍵は、チームの団結にあると言っても良いだろう。皆の気持ちをひとつにまとめるため、社員旅行やクラブ活動など様々な催しを行っている会社は多い。

ジャパネットたかたでは、社内イベントの1つとしてお菓子を食べながら親睦を深める"お菓子会"なるものが開催されているという。いったいどのような会なのだろうか? 大変気になる―― ということで実際に参加してきたので、本稿で紹介しよう。

ジャパネットたかたの"お菓子会"に参加してきた

ホッと一息つける場所に

とある平日の昼下がり。都内のオフィスで開催されたお菓子会に、筆者も飛び入り参加した。同イベントは毎月1回、ジャパネットグループで働く全従業員2,000名程度(パート・アルバイト、外部常駐者含む)が参加するという。全グループ会社で、共通のメニューで実施しているというから徹底している。この日のメニューは「あんみつ」。夏の涼を感じられる和菓子に、参加した社員らの顔が自然とほころんでいた。

社内には、お菓子会を告知するチラシが貼られていた

お菓子会は2012年にグループ会社にあるコールセンターで始まり、それぞれの拠点で独自に行っていたものを2015年より正式にグループ会社全6社で社内行事化されたとのこと。実施の目的と狙いについて、担当者は「各拠点で働く社員やアルバイトのコミュニケーションを円滑にし、より良い職場環境をつくることを目的にしています。全拠点で共通のイベントを行うことで、会社としての一体感が生まれるという狙いもあります。忙しく働いている社員が、ホッと一息つける場所としても活用されています」と説明する。

社員は「毎週やりたい!」

オフィスの休憩スペースに、エプロンをつけた"振る舞い担当者"の「あんみつはいかがですか」という声が響く。振る舞い担当者とは、文字通り皆にお菓子を振る舞う係のことだ。所属長や、新しく異動してきた社員、中途で入社した社員を中心に選出されるという。「所属長が課員に振る舞うことで、若手社員とのコミュニケーションが活発になります。また、異動してきた社員や中途入社社員なら、職場環境に早く慣れることができます」と担当者。

あんみつをつくり振る舞う、振る舞い担当者たち

お菓子会のメニューは、季節を感じられるものを中心に選定している。既製品を配るのではなく、ひと手間でもその場で手を加えられるメニューにこだわっているという。その理由について、担当者は「トッピングを考えているときや、実際にトッピングを行っている際に会話が弾むからです」と語る。ちなみにこれまで、クレープ、ソフトクリーム、団子、ポップコーン、かき氷などが振る舞われてきたそうだ。

参加者に話を聞いたところ「毎月メニューが異なるので"今月は何だろう"と、いつも楽しみにしています。毎月1回といわず、毎週でも実施して欲しいです!」とのこと。本稿に掲載している写真を見ればお分かりいただけると思うが、参加者の笑顔が印象的。お菓子会はジャパネットたかたで働くスタッフに大変好評な催しとなっているようだ。

この日のメニューは、あんみつ。黒豆、かんてん、アイスの上に甘い黒蜜がかけられ、とても美味だった

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ジャパネットたかたが定期的に開催しているお菓子会。そこには皆がこぞって参加したくなるような、明るい雰囲気があった。飲み会のように、参加者が固定化することもなく、多くのスタッフが参加できる催しとなっている。

お菓子会のほかに、ジャパネットたかたでは「子ども会」や「スポーツ大会」「サークル活動」など、普段からスタッフ同士がコミュニケーションをとれるようなイベントも積極的に行っているという。その理由について、担当者は「もともと長崎の小さなカメラ店からスタートした会社です。社員同士が家族のように仲が良い、というのが昔からの社風となっています。拠点が増えても、そんな温かい社風を大切にしていきたいと考え、社内イベントを積極的に行っています」と説明していた。

過去のお菓子会の様子。業務用のポップコーンマシンを持ち込んで開催したときもあった(写真右)

社内のコミュニケーションが活発になると、チームワークが生まれ職場はより活性化する。所属部署や役職、職種などの壁を越えたコミュニケーションが可能となり、新しい企画も生まれやすくなるだろう。チームとしての結束力もより強固なものになるはずだ。そう考えると、お菓子会は一石二鳥どころか、何鳥ものメリットがありそうだ。

(マイナビニュース広告企画:提供 ジャパネットたかた)

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