そろそろ子づくりも…と考えている男性にとって、ED(勃起障害)は深刻な問題ですよね。今回は、「30~40代で不妊治療中のED患者さんが多い」という大阪・心斎橋中央クリニックにうかがい、院長の西川浩先生に、いろいろ気になるお話をうかがいました。

お話:心斎橋中央クリニック 院長 西川浩先生

ED(勃起障害)の症状はさまざま

-まず、どういうことを「ED」というのか教えてください。

性行為が満足にできない状態はすべてEDに含まれます。

-何をもって「満足」なのか、人によっていろいろありそうですね。

そうですね。勃起しない人もいれば、勃起はするけれど充分に硬くならず挿入できない人、勃起してもそれが持続せず途中で終わってしまうなど、すべてEDに含まれます。「いつもではないが、たまに勃起しないことがある」「勃起するのに時間がかかる」などもそうですね。当院では「持続しない」という方が圧倒的に多いです。

-なるほど、必要な勃起が得られないならすべてEDということですね。どんなことが原因になるのですか?

病気やけがなどが原因となっている場合もありますし、動脈硬化などの生活習慣病、一部の高血圧の薬や抗うつ薬が影響することもあります。飲酒が原因になることもあります。

-でも、デートの際にお酒を飲むことはよくあることですが…。

リラックスする程度の適度な飲酒ならいいのですが、問題は過度に飲んだ場合ですね。勃起というのは、感覚器から受けた性的刺激が脳に伝わり、性中枢が反応して初めて起こります。ところが過度に飲酒をするとその反応がにぶくなってしまうわけです。

-なるほど、確かについ飲みすぎるとそのあとはうまくいかないことが…。ストレスがたまっているとつい飲んじゃって。

「ストレス」そのものもEDの大きい原因で、それを「心因性ED」といいます。特に症状が1回ではなく、長期間にわたって続く場合は、ほとんどが心因性と言ってよいと思います。

-ああ(ため息)、やっぱり、仕事のストレスは大きいですからね…。

仕事だけではありません。実は30~40代の方にとっては「子づくり」のプレッシャーもEDの原因になるんですよ。実際、当院でも30~40代の患者さんには不妊治療中の方も多いです。

30~40代に多い「子づくり」プレッシャー

-不妊治療中のEDって、夫婦にとっては大問題になりそう…。どういうことなんですか?

不妊治療は、「まずタイミング法から始めましょう」ということが多いのです。

-「タイミング法」というと、排卵日に合わせて性行為をもつという…。

そうです。医師がカレンダーの排卵日に〇をつけて、「この日に性行為をしてください」と指示するわけです。その夜、夫が帰宅すると夕食の内容が違う。雰囲気が違う。それを男は敏感に感じて、緊張やプレッシャーからEDの症状が出てしまう。朝から「今夜は早く帰ってきて」と言われ、一日中ずっと意識させられたら、男性にとってはストレスが大きいと思います。

-なるほど、「しなければいけない」という意識がプレッシャーになると。

そもそも本来、性行為というものは「したいからする」のが自然。子どもをつくるための行為ではありません。さっき脳の働きについてお話ししましたよね。

-はい、アルコールの飲みすぎで性中枢の反応がにぶくなる、というお話でした。

本来は性中枢が反応するとあとは機械的に射精まで行くものなのです。しかし、性中枢のある大脳辺縁系の周囲には大脳皮質があり、ここにストレスを受けるとマイナスのシグナルが出て、性中枢の興奮が抑制されるのだろうと考えられます。

-マイナスのシグナルは、よほどのことがあったときに出るのですか?

いえ、パートナーとちょっと感情的にいやなことがあったとか、その場でいやなニオイがしたといった、ちょっとしたストレスでも出ます。その結果、一度性行為がうまくいかないと、「なぜこうなるのか?」「他の人はどうなんだろう?」「年齢のせいかな?」「パートナーはどう思っているのだろう?」等と考えてしまい、「また次もうまく行かないのではないか?」と不安になってしまうのです。

-「今月こそ期待していたのに」とか、「せっかくの排卵日が…」とか考えてしまうと、マイナスシグナルのループにはまってしまうんですね。

もちろん、奥さんはプレッシャーをかけるつもりはないのでしょうが、男性は女性が思っているよりもずっとデリケートで、ナイーブなのだと思います。

-なるほど。ボクも妻に伝えなきゃ。メモメモ。

ED治療により性行為への不安がなくなる

-ところで不妊治療中の男性には、どのようなED治療が行われるのですか。

まず、患者さんには「ED症状があってもあなたの身体はどこも悪くない。深刻に考えないように」とお話ししています。そして、ED治療薬を使っていただきます。ED治療薬は性欲が高まれば確実に勃起が持続し、しかも副作用は少なく習慣性はない、非常に有効な薬です。

-でも先生、ED治療薬を使っても精子への影響はないのでしょうか?

心配いりません。ED治療薬自体は、性器周辺のごく限られた部位の血管を開かせて、血流をよくする作用のお薬で、精子には影響を与えません。勃起が持続すれば、マイナスシグナルから解放されるので自信がついて、そのうちに服薬を必要としなくなることもありますよ。実際、ED患者さんが「もう薬がなくてもだいじょうぶです」とおっしゃるのもよく聞きます。

-あまり深刻に考えずに子づくりに励むことが大切なんですね。勉強になりました。

心斎橋中央クリニック
地下鉄心斎橋駅北側改札に直結するビルの9階。美容外科・美容整形のほか、ED治療をはじめ、性の悩みに対応している。電話予約(受付時間:9:30~19:00)をすれば受付で「ED治療」ということなく受診できる。ホームページにアクセスしてWeb問診に記入すればより簡便だ。E-mailによる問い合わせにも対応している。

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