PCの老舗ショップ「TSUKUMO(ツクモ)」のBTO-PCショップ「eX.computer」は、PC初心者からホームクリエイター、そして企業ユーザーに至るまで、多様なニーズに対応できるPCの総合ブランドだ。さまざまな要望に応えるため、デスクトップPCのみならず、ノートPCのラインナップも幅広い。

フルHD(1920×1080)の15.6型ノングレア液晶を搭載したeX.computer note「N1542J-720/E」

そんなラインナップの中から、eX.computerのノートPC「N1542J-720/E」が、定番ペイントツール「CLIP STUDIO PAINT」の動作確認済み推奨PCとなった。今回はこの「N1542J-720/E」カスタマイズモデルをお借りすることができたので、詳しくチェックしていくことにしよう。

■ N1542J-720/E 試用機詳細スペック
型番 G-GEAR Note N1542J-720/E カスタマイズモデル
液晶 15.6型 フルHD(1920×1080ドット)ノングレア液晶(LEDバックライト)
CPU Intel Core i7-4710MQ 4コア/8スレッド(定格2.5GHz、TB時最大3.5GHz)
チップセット インテル HM86 Express
メモリ PC3-12800 DDR3L SO-DIMM 8GB (4GB×2)
グラフィック NVIDIA GeForce 940M / 2GB
Intel HD グラフィックス 4600 / メインメモリからシェア
ストレージ SSD Plextor製 128GB (mSATA)
HDD WD製 500GB (シリアルATA対応)
光学ドライブ DVDスーパーマルチドライブDVD±R 2層書込み対応)
カードリーダー SD(HC/XC)/MMC/メモリースティック対応カードリーダー
Webカメラ HD画質
ネットワーク 有線:1000BASE-T、無線:IEEE802.11ac/a/b/g/n対応無線LAN + Bluetooth 4.0
外部端子 ヘッドフォン出力×1、マイク入力×1、USB2.0×1、USB 3.0×2、eSATA(USB 3.0ポートと共用)×1、HDMI×1、VGA×1
OS Windows 7 Home Premium (64ビット版) with Service Pack 1
外形寸法 W374×D250×H32.8mm (折り畳み時)
参考価格 129,924円(税込・2015年7月中旬現在)

4コア8スレッドのCore i7とGeForce 940Mによりペイントツールの推奨を取得

「N1542J-720/E」は、109,800円(税別)から購入できるミドルレンジのハイパフォーマンスモデルだ。eX.computer note「N1542」シリーズ中、唯一の4コア8スレッドCPU「Core i7-4710MQ」を搭載した最上位モデルとなり、動作クロックも定格2.5GHz、ターボ・ブースト機能利用時3.5GHzと非常に高速。そのCPU処理能力によって、解像度の高い動画・音楽・デジカメのRAWデータなどの編集ももたつくことなくこなせるだろう。また「N1542」シリーズは、10万円前後という価格ながらもグラフィックス機能として「NVIDIA GeForce 940M」を搭載。3Dゲームはもちろんのこと、GPUを利用したエンコード/デコードにも対応できる。ミドルレンジ以下のPCにありがちなCPU処理能力だけが突出して高いPCではなく、別途GPUを内蔵することで負荷を分散させているため、快適なマルチメディア編集が行えそうだ。

CPU-Zで見たIntel Core i7-4710MQ。ターボ・ブースト機能によって最大3.5GHz付近まで動作クロックが上昇する

GPU-Zで見たNVIDIA GeForce 940M。負荷が低い場合はCPU内蔵グラフィックスが動作する

ちなみに「N1542J-720/E」は、そのバランスの取れた処理能力により、イラスト・マンガ制作の定番ペイントツール「CLIP STUDIO PAINT」推奨モデルに認定されている。いまなら購入特典として、人気イラストレーター26名のイラスト制作の「作業工程」がわかる『初音ミク イラストメイキングブック』が貰えるキャンペーンを実施中。イラスト制作用のWindowsノートPCの購入を考えているならば、まさにうってつけのモデルとなるだろう。

CLIP STUDIOのメニュー画面。マンガやイラスト、アニメーションなど多彩なコンテンツを作成できる

7月中旬現在、購入特典として『初音ミク イラストメイキングブック』が貰えるキャンペーンが行われている

SSDを追加すれば快適度はさらにアップ

標準仕様では500GB HDDが搭載されている「N1542J-720/E」だが、今回の試用機ではあらかじめBTOカスタマイズが行われており、システム用にPlextor製の128GB SSD、データ用に500GB HDDというデュアルドライブが採用されている。HDDとは比べものにならない高速データ転送を実現し、かつ振動に強く消費電力が少ないSSDは、ノートPCのシステムドライブに最適なデバイス。実際に「CrystalDiskMark 4.0.3」にて両ドライブの速度を計測すると、明確にその差が分かる。購入の際にはぜひBTOカスタマイズを検討してほしい。

BTOカスタマイズで、さまざまなストレージ構成が選択できる

「CrystalDiskMark 4.0.3 x64」によるSSDのベンチマークの結果

こちらがHDDのベンチマークの結果