さて、もともと高スペックなMacBook Pro Retinaモデル(16GBメモリ搭載)を使用したことも要因だと思われるが、実際に使ってみるとサクサクと快適。今回、仮想マシンにはメモリ4GB、ビデオメモリ512MBを割り当てていたのだが、「内蔵ディスクにインストールしたときとほとんど変わらないパフォーマンス」という印象だった。

ハードウェア設定。テスト機はメモリを16GBまで積んでいるので、4GBを割り当てた。ビデオメモリも512MBに設定した

この使い勝手の良さを数値化すべく、ベンチマークテストも実施してみた。結果は次の通りだ。まずは、MacBook Proの内蔵SSDとPortable SSD T1のベンチマークテストから。「Blackmagic Disk Speed Test」を使ってテストしみた結果が次の表だ。

Write Read
内蔵SSD 516.9 MB/s 728.3 MB/s
Portable SSD T1 MB/s 386 MB/s 429.4 MB/s

数字上の差は確かにあるが、思ったより大きな差は感じない。さらに、クロスプラットフォームのベンチマーク「Geekbench」でもテストしてみよう。MacBook Pro本体とPortable SSD T1上にインストールしたWindows 8.1で実行している。

Single-Core Multi-Core
Mac 3105 11776
SSD 3047 9901

こちらも大きな差は出なかった。続いて、MacBook Pro上にインストールしたWindows 8.1とPortable SSD T1上にインストールしたWindows 8.1でそれぞれベンチマークの「3DMark」を実行してみた。結果は次の通りだ(「Mac」はMacBook Pro上のWindows 8.1、「SSD」はPortable SSD T1上のWindows 8.1)。こちらも同様にグラフィックステストのため、大きな差は出ないようだ。

■3DMark Ice Storm
Overall Graphics Physics
SSD 62792 71606 43887
Mac 60999 69583 42606
■3DMark Cloud Gate
Overall Graphics Physics
SSD 7259 9272 4126
Mac 7286 9411 4070

本稿では、Portable SSD T1の特徴を活かす使い方として、WindowsをインストールしてMac上で仮想マシンとして駆動させる方法を紹介。使い勝手をチェックしてきたわけだが、筆者の所感は次の通りとなる。

まず「仮想環境を頻繁に利用するわけではなく、たまに必要になる」というユーザーであれば、Macのローカルディスクに容量の大きな仮想マシンを入れておくのは避けたいところ。だが、今回試したように、Portable SSD T1を繋ぐだけで仮想環境が使える、というのは非常に便利だ。

また最新版のParallelsだと、次期Windowsの「Windows 10 Insider Preview」がデフォルトでインストールできるようになっているので、最新版のWindowsを一時的に検証したい、という場合にも使える。こうした場合も、Portable SSD T1にインストールしておけば、必要なときだけ繋げばよく、Mac本体の容量を圧迫しない。

ここまでデータ保存以外の使い方を紹介してきたが、もちろん最も一般的な使い方である外付けストレージとして優秀だ。スピードは十分だし、容量も最大1TBのモデルが用意されており、大容量なデータも保存しておける。ノートPCは、えてしてディスク容量が少ないものだが、Portable SSD T1を使えば簡単に容量を拡張できるのだ。

Portable SSD T1は、動画や写真などの大容量データからOSまで、なんでも気軽に保存でき、内蔵SSDと同じように活用可能。自信を持っておすすめできる一品だ。

(マイナビニュース広告企画:提供 日本サムスン)