動物との友情に癒される編

「あらいぐまラスカル」(C)NIPPON ANIMATION CO., LTD.

映画やドラマにおいて「子どもと動物が登場すれば、必ず泣ける!」と言っても過言ではないだろう。名作劇場の中にも、動物との友情を育む物語が多い。

一本目は1977年に放送された「あらいぐまラスカル」。森の中で母親をなくしたばかりのあらいぐまの赤ちゃんを拾った少年スターリング。ラスカルと名付け、仲良く暮らしていたスターリングだが、ある事をきっかけにラスカルが畑を荒らすようになってしまう。仲良しコンビの楽しい日常とラスカルの愛らしさに癒される友情物語だが、その一方で、自然の動物との共存の難しさを訴えたメッセージ性の強い作品でもある。

(C)NIPPON ANIMATION CO.,LTD. “Anne of Green Gables” TM AGGLA

最後は、1975年に放送以来、40年以上たった今でも世代を超えて愛されている「フランダースの犬」。貧しい少年ネロと捨て犬パトラッシュ、孤独な者同士の唯一無二の友情を描く。最終回、教会の絵の前で、ネロがパトラッシュと共に天に召されていくシーンは、時代を超えて語り継がれる名場面。

最終回前には、原作を読んだ人から「2人を死なせないで!」というハガキがたくさん寄せられたとか。それだけ彼らに感情移入した人が多かったという証だろう。ネロの「パトラッシュ、疲れたろう? 僕も疲れたんだ。なんだかとっても眠いんだ……」というセリフを思い出すだけで、涙ダダ漏れ状態!

3パターンに分類して紹介した「世界名作劇場」だが、一貫して描かれているのは“人生にとって大切なこと”であり、子どもにも噛み締めてほしい人生訓がたくさん詰まっている。そして上記の作品以外にも、きっとアナタの心の琴線に触れる物語があるはずだ。

今回は22作品一挙放送のほか、感動の名言や意外な裏話など、普段見えない角度からシリーズの見どころを紹介する特別番組「あなたの知らない世界名作劇場!!」も7月4日(土)午後1時からBSスカパー!で放送される。ぜひ、当時のピュアな気持ちを思い出しながら、子どもとの絆も深めてみてはいかがだろうか。

(マイナビニュース広告企画:提供 スカパー!)

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