“ストレスでED(勃起障害)”という話はよく聞くが、「ホントのところどういうこと?」「メンタルなEDにも治療法があるのか?」「ED治療薬は効くのだろうか?」など、疑問をもつ人も多いのではないでしょうか。今回は、精神的な問題が原因で起こる「心因性ED」について、専門医に話をうかがいました。

20代~30代前半にもEDがある

-緊張やストレスなど、メンタルな問題が原因のEDがあると聞きます。

お話:大阪梅田紳士クリニック 院長 平山尚 先生

「そうですね。実は、当院のED患者さんの2~3割は20代~30代前半なのですが、その年代には比較的、心因性のEDが多いです。心因性といっても、うつなどの精神的な病気とはあまり関係ありません。一度勃起せずうまくいかなかった経験があり、それ以来、性行為のたびに不安やあせりが募って、悪循環にはまってしまうのです。」

-20代もそんなに多いんですね(驚)。心因性EDではどういう治療をするのですか?

「まず、ED治療薬で陰茎の血管が広がって海綿体に血液が流入して、勃起しやすい状況を作る。薬で底上げをしっかりしておくんですね。その上で、メンタルなコンディションづくりです。自分自身の寝不足やストレスでも自律神経や男性ホルモンのバランスがくずれ、勃起力の低下につながります。でも、EDって自分以外の要因でも大きな影響を受ける繊細な病気なので、患者さんが自信を持てるように指導しています。

たとえば、パートナーとの関係性。若い方では、新しくできたばかりの彼女で緊張しているとか、逆に交際が長くてマンネリ化しているとか。2人の気持ちの間に温度差があると、ふっと感じた違和感が影響することもあります。性行為って、できて当たり前のように思われていますが、実は条件が整わないとできないし、若くてもEDになるのは珍しいことではないのです」

性行為への前向きな気持ちが持てればそれが何よりの治療

-なるほど、1回くらいの経験は誰にでも起こりうるんですね。

「ただ、実際には一度経験してしまうと、自信をなくしたり、焦りがでてきて、尾をひいてしまう人が多いのです。そうなるともう、『心因性ED』であり、若い人ほど悩みは深刻です。相談したくても誰にも相談できずにやっと受診したという感じの方が多いんです。それで私は、患者さんに寄りそうつもりで、踏み込んで話をじっくり聞くことを大切にしています。

誰にも話せない悩みを医師に話すことで、くもった顔で来院された患者さんが笑顔で帰られることもあります。自信を取り戻し、性行為に対する前向きな気持ちが持てるようになることが一番の治療なんです」

-中高年男性のEDとは違いますか。

「EDの症状は同じなのですが、中高年の場合は、原因に“加齢”という要素が入ってきます。EDは糖尿病、高血圧症などが原因になることもあるので、中高年の方にはまず、『内科の病気が何かあるのではないか?』ということを前提にお話をうかがいます。内科の病気を放置したままだとED治療薬の効果も充分得られないことがあります。

そこで内科の診療も行っている当院では、ED治療といっしょに、必要に応じて内科の治療も行ないます。中高年の場合、若い方に比べるとED治療薬をずっと使い続ける方が多いのですが、耐性ができて効果がなくなることもないし、24時間以上服用間隔をあければ毎日のんでも問題ありません。ED治療薬には血管機能を改善する効果があるといわれており、むしろ中高年にとっては血管のアンチエイジングへの影響が期待できる薬でもあります。

ただ、ED治療薬はこれまでにかかったことのある病気で問題があったり、狭心症や心筋梗塞の発作に使う薬や、不整脈の薬などとは併用できないことが多いので、これまでにかかった病気や自分が服薬中の薬は、きちんと医師に伝えるようにしてください」

その夜のプランを考えて、ED治療薬を選ぶ

-ところで、夜のデートでは食事してから性行為、というパターンが多いと思いますが、ED治療薬はどのタイミングで飲めばいいですか?

「ED治療薬は数種類ありますが、なかには食事をとると効きにくくなるものもあります。そのため、種類に応じていつのむかを考えなければいけません。食事の影響を受けにくいタイプの薬なら、レストランでの食後にのむことができて使いやすいと言う患者さんが多いです」

-効果が現れるまでの時間も考えなければいけませんね。

「先ほどの食事の影響を受けにくいタイプの薬は速効性があり、多くの方が1時間以内に効いてきますが、薬によって効果が出始めるまでの時間に違いがあります。また、状況によって薬を使い分ける方もいます。たとえばデートの時に性行為をするかどうかは『その場の雰囲気次第で予測できない』という場合には、速効性がある薬を用意しておくなどですね。」

いかがでしょうか。平山先生からは「次の性行為に不安があったら、専門医を受診してほしい」とのメッセージもいただきました。ひとりで悩むより、病院で相談するという選択肢があることを知っておきたいですね。

大阪梅田紳士クリニック
クリニックの理念は「すべての男性の健康と尊厳を守る」。平山尚院長は「EDとは、愛情でつながりたいという気持ちを阻害する病気。患者さんをハッピーにしてこそ医療」と語る。スタッフは全員男性。働き盛りの人も通院しやすいよう、夜8時まで受診できる。

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