バイドゥは11月12日、iOS向け日本語入力アプリ「Simeji」の最新版を公開した。端末内の好みの画像をキーボードに着せ替えられるようになったほか、アスキーアートのような“テキストスタンプ”の入力や、カーソル移動の操作が可能になるなど、使い勝手が向上している。そこで本稿では、最新版「Simeji」の新機能について紹介するとともに、同アプリの使い勝手を改めてチェックしてみたい。

人気のiPhoneで、これまで弱点とされていたのが日本語入力であり、Apple純正のキーボードしか使えないことに不満を感じていた人も多いかもしれない。しかし、最新OS「iOS 8」からはサードパーティーがキーボードアプリを提供することが可能になり、ユーザーが好みのキーボードアプリを選べるようになった。さっそく、さまざまなキーボードアプリがApp Storeで配信されているが、中でも人気となっているのが、バイドゥが提供する無料の日本語入力アプリの「Simeji(シメジ)」だ。

「Simeji」は、Androidスマートフォンでは言わずと知れた無料の日本語入力アプリであり、変換精度の高さに加え、地名を入力すると天気予報を表示するといった"おもしろ変換(クラウド超変換)"や、3万以上の豊富な顔文字などが魅力だ。Google Playより配信されているAndroid版は、すでに1,000万ダウンロードを突破している。

日本語入力アプリ「Simeji」のiOS版

多彩な顔文字などのユニークな文字入力が可能

iPhone/iPod touch版「Simeji」でも、Android版と同様にユニークな文字入力ができ、iOS 8を搭載したiPhoneやiPod touchで利用可能。なお、従来機種のiPhone 5s/5c/5/4sやiPod touch(第5世代)で「Simeji」をインストールするには、iOS 8へのアップデートが必要だ。

キーボードの着せ替え機能が強化された最新版「Simeji」

デフォルトのスキンを含め、4種類のデザインを選択可能

iOS向けの最新版「Simeji」では、キーボードデザインの着せ替え機能が強化されている。従来から選択可能だった4種類のキーボードデザインに加えて、新たに端末内の画像をキーボードに着せ替えることが可能になっている。好みの画像をキーボードの背景に適用して眺めながら、楽しい気分で文字入力ができるだろう。なお、端末内の画像の着せ替え機能は、来年より有料となるが、12月中までは期間限定で無料で試用することが可能だ。

また、2015年4月30日までの期間限定で「リサとガスパール」「うさぎのモフィ」のキーボードデザインも提供されており、無料で利用することができる。

端末内の画像をキーボードに着せ替えられる機能が追加され、期間限定で無料で利用できる

「リサとガスパール」「うさぎのモフィ」のキーボードデザインも期間限定で無料提供

さらに最新版では、アスキーアートのような文字群を入力できる"テキストスタンプ機能"のほか、タッチ操作でカーソルを前後に移動できる"カーソル移動機能"も新たに搭載され、ますます多彩な表現が可能になるとともに、使い勝手も向上している。

アスキーアートを入力できる"テキストスタンプ機能"を搭載

カーソルボタンを長押しし、左右にスライドしてカーソルを移動できる

日本語入力アプリ「Simeji」の魅力とは?

それでは、日本語入力アプリ「Simeji」の魅力を改めてチェックしてみよう。iOS版「Simeji」の特長のひとつである"おもしろ変換(クラウド超変換)"では、地名を入力して天気予報を表示できるほか、星座を入力して占いを表示するなど、クラウドサーバーにアクセスして、より豊富な変換候補を表示することができる。また、漫画やアニメのセリフ、インターネットで話題のワードなどの変換にも対応。さらに、入力した言葉に対して、励ましなどのメッセージを変換候補に表示するといったユニークな機能も搭載している。

地名を入力すると、変換候補に天気予報が表示される

星座名を入力すると、その星座の占いをチェックできる

「たすけて」と入力すると、「俺が助けてやるよ」など、会話のような変換候補も表示

より豊富な変換候補を表示するには、"クラウド超変換"をONにしよう

なお、クラウド超変換機能は初期設定ではOFFになっているため、利用する場合は自身で設定を変更する必要がある。

また、iOS版「Simeji」では、顔文字入力も快適になっており、3万以上の多彩な感情表現に対応した顔文字を入力することが可能。キーボードの顔文字キーをタップして表示されるパレットからジャンル別で選択したり、予測変換から選択して顔文字を入力でき、iPhone/iPod touch版版独自の特殊記号を使った顔文字も搭載している。

顔文字パレットからジャンル別で選択して、多彩な顔文字を入力できる

QWERTYキーボードでの入力にも対応

誤入力しても、予測変換で正しい変換候補が表示される

このほか、iOS版「Simeji」ではテンキーに加えて、QWERTYキーボードでの入力にも対応。また、ユーザーが誤入力しても、予測変換で正しい候補を表示する"入力訂正機能"も搭載している。

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TwitterやFacebook、LINEやメールなど、スマートフォンでは文字入力する機会も多い。バージョンアップした日本語入力アプリの「Simeji」を利用すれば、感情表現豊かに楽しくコミュニケーションできるだろう。ちなみに「Simeji」は、iPhone/iPod touch版版「Simeji」は9月18日の提供開始以来、23日間で100万ダウンロードを突破。早くも定番アプリの仲間入りを果たしている。本稿を読んで興味を持った方は、ぜひ一度「Simeji」の実力を試してみては如何だろうか?

(マイナビニュース広告企画)

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