普段使いに必要十分なパフォーマンス

iiyama「15P5000-i5-TR」

Windows XPのサポート終了まであと4カ月あまりとなった。サポート修了後はOSに脆弱性が発見されてもセキュリティパッチは配布されず、非常に危険な状態のままとなる。インターネットを利用するのなら、パソコンを危険な状態のままにしておくのは厳禁。安全な環境でインターネットに接続するのはPCユーザーの義務ともいえるのだ。とはいえ、OSの都合でPCの買い換えに高額な予算をかけるのは、気が引けてしまうという方もいるだろう。そういう方に注目してもらいたいのがiiyama「15P5000-i5-TR」である。

同機の概要をチェックしてみよう。液晶ディスプレイは1,366×768ドットの15.6型ワイド液晶、CPUはCore i5-4200M(2.50GHz、最大3.10GHz)となっている。この15.6型ワイド液晶にCore i5という組み合わせは、ノートPCの中でももっともスタンダードだといえる。モバイルPCのように画面が小さすぎということもなく、ローエンドCPUのようにパフォーマンスが物足りない、ということもない。ウェブブラウジングやオフィスドキュメントの作成、動画再生といったPCのメイン用途に十分なスペックとなっている。


そのほか主要スペックは、メモリ4GB、ハードディスク500GB、CPU内蔵グラフィック、DVDスーパーマルチドライブ、IEEE802.11b/g/n無線LANとなる。突出したパフォーマンスではないが、日々使うスタンダードなノートPCとして必要十分だろう。

ノートPCではスタンダードな15.6型ワイド液晶を採用。ノングレアで解像度は1,366×768ドットとなる。天板はシックな色合いのシンプルなもの

メモリスロットは2基用意され、1基の空きがあるので増設可能。メモリを増設したい場合はカスタマイズモデル「15P5000-i5-TRB」を選ぶとよいだろう。なお、ハードディスクは500GBで、防振用のパッドが取り付けられている。光学ドライブはDVDスーパーマルチだ