自作PCはトコトン性能にこだわったり、予算を極力抑えたりと、自分の好みに応じたマシンに仕立てられるのが最大の楽しみ。ただし、店頭に並んでいるマザーボードは非常に多く、どの程度の製品を選んでよいのか迷ってしまうこともあるだろう。そこで、今回は数あるギガバイト製品の中から「ハイエンド」「メインストリーム」「エントリー」クラスに最適な製品をピックアップ。その選択した理由とCPU込みのおおよその予算を紹介するので、自作PCの参考にしてほしい。

オーバークロックも楽しめるハイエンドマザー

GA-Z77X-UP5 TH

ハイエンドクラスでピックアップしたのが「GA-Z77X-UP5 TH」だ。搭載チップセットはインテル Z77 Expressで、ハイエンドな自作PCでは定番ともいえるチョイス。同チップセットを搭載したマザーボードの場合、組み合わせるCPUはやはり「K」付きのナンバーを選びたい。具体的にはCore i7-3770KやCore i5-3570Kといったところだ。というのもK付きナンバーのCPUとインテル Z77を組み合わせると、倍率変更によるオーバークロックが可能になるからである。少しでもパフォーマンスアップを狙いたいユーザーには、この組み合わせが鉄板だろう。なお、Core i7-3770Kと組み合わせた場合、55,000円前後、Core i5-3570Kと組み合わせた場合、45,000円前後が目安となる。

なお、GA-Z77X-UP5 THの高い信頼性についても押さえておきたい。ギガバイトは台湾に製造工場があり、その地で熟練したスタッフにより製造された製品には「安心の台湾製造」ステッカーが付与される。同製品はそのステッカー対応だ。また、超耐久マザーボードの証ともいえる「Ultra Durable 5」(UD5)に準拠。高効率で低発熱、高性能な製品となっている。


一定以上の性能を確保したいユーザーに!

GA-Z77M-D3H-MVP

オーバークロックはしないまでも、一定以上の快適なパフォーマンスを得たいというのであれば、メインストリームクラスを選びたい。このレンジでピックアップしたのが「GA-Z77M-D3H-MVP」。こちらもインテル Z77 Expressを採用したマザーボードだが、マイクロATX規格となっており、ミドルタワーよりもコンパクトな筐体で利用可能だ。このマザーボードは、20,000円を切る価格帯のCore i5-3470や同3330といったところと組み合わせれば、30,000円以下の予算となる。TDPが若干低めに設計された「S」付きCPUで、発熱を抑える選択肢もいいだろう。

また、このマザーボードも「安心の台湾製造」ステッカーに対応しており、高い品質を確保。Ultra Durableについては一世代前のUD4 Classicとなっている。


徹底的に価格を抑えながらも使えるマシンに!

GA-B75M-D3H

最後はトコトン予算を抑えたいエントリークラスを紹介する。このレンジでピックアップしたのは「GA-B75M-D3H」。このマザーボードに搭載されるチップセットはスモールビジネスなどをターゲットにしたインテル B75 Expressで、機能が絞られている分、低い価格設定が可能となる。組み合わせるCPUは、10,000円台前半で手に入るCore i3-3220クラスでもよいが、いっそのこと10,000円を大きく下回るPentium G2020なども視野に入れたい。後者と組み合わせた場合、マザーとCPUで予算13,000円前後になるはずだ。

このマザーボードもマイクロATX規格となっており、ミドルタワーよりもコンパクトなPCケースで利用できる。導入コストと設置面積コスト、ともにカットできるというワケだ。


(マイナビニュース広告企画)

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