写真のレタッチでは、ほとんどの作業をペンタブレットで行うというへ

MN:今回導入されたeX.computer QM7J-B42/Sは最新のアーキテクチャを採用したマシンですが、使ってみた感想はいかがですか?

魚住氏:速い、とにかく速いです。現像をするときに一番イライラするのがAdobe Bridgeを使って画像を開く作業なのですが、すんなりと作業が進みます。開いた写真を等倍にするときも読み込みが速く、ストレスは感じません。1枚や2枚の写真なら問題ないのですが、我々の場合は1,000枚単位で写真を処理します。写真を1枚1枚等倍にする際にいちいち時間を取られては、1,000枚処理したときに相当な時間がかかる。ですが、最新パソコンならその時間を相当節約できます。何よりも、このパソコンを導入したことで睡眠時間が捻出できるのがうれしいです。それと私はずいぶん前からペンタブレットを利用しているのですが、ペンの動作がストレスなくディスプレイに反映されます。レスポンスがよいのでレタッチに集中できますね。


「将来の写真業界を考えてOpenGLにしました」

MN:導入されたパソコンはOpenGLに対応したNVIDIA Quadroグラフィックボードを搭載していますが、その効果は感じられますか?

魚住氏:実はOpenGLにはあまり詳しくないのです。そのため、私がレタッチする際、どの作業で効果が現れているのか、いまいちピンときていません。ただ、私がメインで使用しているAdobe CSは、OpenGLを高速実行できるハードウェアで作業効率が上がると聞いていますから、恩恵を受けているのは確かでしょう。それにもうひとつ、OpenGLパソコンを導入した最大の理由は、プロフォト市場の将来を見越してのことです。2次元写真の作業でもOpenGLの効果はあるとは思いますが、やはり3次元コンテンツで活用したいです。フォト市場はこのまま2次元の写真だけにとどまらず、今後は3次元の需要も高まっていくのではないかと予想しています。その需要に対応できるよう、OpenGL対応パソコンを有効に使えるようになってみたい……そのためのOpenGLパソコン導入でもあります。

このように魚住氏はOpenGL対応パソコンを導入した動機を語ってくれた。最後に「なぜeX.computerを選んだのか」とたずねてみたところ、「購入しやすい価格でNVIDIA Quadro搭載パソコンを用意されていたのが最大の理由です。3次元について私はまだ入門者なので、投資は抑えたいところです」と語ってくれた。

現在、魚住氏は、国内でポートレート撮影の講習を行っているほか、ポートレート撮影に関する著書を多数手がけている。さらには、台湾や中国にわたり、積極的にポートレート撮影の楽しさを伝えているともいう。これからも、さらに活躍のフィールドを広げていくことだろう。

 
eX.computer QM7J-B42/Sの主なスペック
CPU Core i7-3770(3.40GHz、最大3.90GHz)
チップセット インテル H77 Express
ハードディスク 1TB(SATA 6Gbps対応)
グラフィック NVIDIA Quadro 600
光学ドライブ DVDスーパーマルチドライブ
OS Windows 7 Home Premium 64ビット SP1
構成価格 87,980円(10月下旬現在)

(マイナビニュース広告企画)

[PR]提供: