最後に、本稿で使用した富士通・FMVブランドのWiMAX内蔵ノートPCの新製品「LIFEBOOK SH76/D」について紹介しておこう。

ボディカラーはスタイリッシュなグラファイトブラック。

LIFEBOOK SH76/Dは、13.3インチのワイド液晶ディスプレイを内蔵したノートPCで、CPUには第2世代インテル(R) Core(TM) i5-2520M プロセッサー(2.50GHz)を搭載。OSは「Windows 7 Home Premium 64ビット」を採用している。標準モデルのメモリとHDD容量は、それぞれ8GB・640GBとなっている。重量は1.66kg。

第2世代インテル(R) Core(TM) i5-2520M プロセッサーでは、作業内容に合わせて動作周波数を自動的に引き上げる「インテル(R) ターボ・ブースト・テクノロジー 2.0」(※1)を搭載し、プロセッサーの各コアが2つのタスクを同時に処理できる。加えて、4-way および 8-way マルチタスク処理を実現する「インテル(R) ハイパースレッディング・テクノロジー」(※2)を採用したほか、暗号化処理を加速して、データ保護を高速化する「インテル(R) AES-NI(Advanced Encryption Standard New Instructions)」などの機能が用いられている。

※1 インテル(R) ターボ・ブースト・テクノロジーに対応したシステムが必要です。インテル(R) ターボ・ブースト・テクノロジー2.0 は次世代のインテル(R) ターボ・ブースト・テクノロジーであり、第2 世代インテル(R) Core(TM) i5プロセッサーおよびインテル(R) Core(TM) i7 プロセッサーでのみ利用可能です。各PC メーカーにお問い合わせください。実際の性能はハードウェア、ソフトウェア、システム構成によって異なります。詳細については、http://www.intel.co.jp/jp/technology/turboboost/を参照してください。
※2 一部のインテル(R) Core(TM) プロセッサーで利用できます。インテル(R) HTテクノロジーに対応したシステムが必要です。詳細については、各PCメーカーにお問い合わせください。性能は、使用するハードウェアやソフトウェアによって異なります。インテル(R) HT テクノロジーに対応したプロセッサーの情報など、詳細については、http://www.intel.com/jp/products/ht/hyperthreading_more.htmを参照してください。

LIFEBOOK SH76/Dは、13.3インチながら重量は約1.66kgと軽量。さらに、スーパーマルチドライブを外せば約1.52kgになる。毎日持ち運んでも苦にならない重さといえるだろう。横幅321mm、縦幅228.5mm、厚さは24.2~32.3mmと標準サイズのビジネス鞄にはすっぽり入り、さらに書類なども入れられるはず。ビジネスマンにとってはサイズ面でも納得の大きさといえる。

キーボードは、キーストローク約2.7mm、キーピッチ約19mm。打ち心地も問題なく快適に利用できる。なおキーボードはオプションでキーの配列が独立した「アイソレーションキーボード」を選択することも可能だ。キーボードの上部には、Webブラウザやメールソフト、電子辞書を一発起動するボタンがある。また、タッチパッドの右側には、マウスを使わずにスクロールできる「スクロールパッド」を配置。タッチパッドの下側には、指紋認証センサーを搭載している。

キーストローク約2.7mmで押し心地を実感できるキーボード。タッチパッドの右側にはスクロールパッド、下側には指紋認証センサーを搭載。

Webブラウザやメールソフト、電子辞書を一発起動するボタンがある。

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今回は、「LIFEBOOK SH76/D」を使用したが、様々なメーカーがWiMAX内蔵PCを発売しており、機種も充実してきている。これらのPCでWiMAXサービスを活用すれば、家でも外でも配線などを気にすることなく、すぐに高速インターネットでブラウジングやメールの確認、動画の視聴などがストレスなく行える。さらに、他の回線と比較しても格安な、月3,880円という料金も魅力。3G回線で行われているような帯域制限がないのもうれしい。

セットアップも簡単で、すぐにインターネットに接続可能。外出や出張が多いビジネスマンはもちろん、PCやインターネットの接続にあまり詳しくなく、まだ使いこなせていないシニアや学生にも最適だ。加えて、下り最大40Mbps、上り最大10Mbpsの高速通信が可能なので、自宅のメイン回線としても充分利用できる。

これからノートPCの購入を考えている方は、是非WiMAX内蔵モデルの購入を検討していただきたい。PCとインターネット環境を同時に調達したい人などには特にオススメだ。

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