バッテリー消費量を抑えようと考えると、スペックも抑え気味になる。十分な処理速度や描画性能を求めると電池はどんどん減ってしまう。両立させようと大容量バッテリーを取り付ければ、バッテリーパックが飛び出して不格好になった上に、重くなる。電池長持ち、サクサク動作、携帯性といった要素を高水準で並び立たせているのが、ソニーの「VAIO Z」シリーズだ。

主な仕様 [CPU] インテル Core i5-560M プロセッサー(2.66GHz) [チップセット] インテル HM57 Express チップセット [メモリ] 4GB [SSD] 約128GB(64GB×2(RAID0)) [グラフィックス] ダイナミック・ハイブリッドグラフィックス(SPEEDモード設定時:NVIDIA GeForce GT 330M GPU/STAMINAモード設定時:インテル HD グラフィックス) [OS] Windows 7 Home Premium 64ビット [価格] 149,800円~(税込)

コンパクトなスッキリボディは1.37kg

13.1インチワイド液晶を搭載した1.37kgのボディだけに、箱からして小さくて軽い。まずは外側から見える部分を確認して行こう。

今回取り上げる「VAIO Z」は、店頭販売される標準モデルの仕様で、ボディカラーはシルバーだ。マットな質感に、ロゴ部分だけがミラー加工されている。べたべたと指紋がつく心配もなく、持ち歩きやすい。 ソニーストアで入手できるVAIOオーナーメードモデルでは、 スペックのカスタマイズに加えて、外装もシルバー系3種と、カーボンを含むブラック系3種の6種類から選択可能だ。

USB2.0ポートは左右に振り分けて3つ。ミニD-sub 15ピンとHDMIポートを各1つ備える。ネットワーク機能は有線LAN、無線LAN、Bluetooth、WiMAXと各種取り揃えている。

本体手前には右側にイヤフォン端子とマイク端子、左側にメモリースティックスロットとSDメモリーカードスロットが配置されており、中央付近には無線LANのオン/オフスイッチがある。背面側のバッテリー部分が厚く、手前部分が薄い作りであるため、本体全体が前傾している。さらに手前のインターフェース類はやや奥まった部分に配置されており、いろいろと備えている割にはスッキリした印象だ。

13.1インチワイド液晶搭載で1.37kgのコンパクトボディ

左側面にはUSB2.0ポート×2、HDMIポート×1、LANポート×1、電源コネクタが配置されている

右側面にはミニD-sub 15ピン×1、USB2.0ポート×1、DVDスーパーマルチドライブを配置

ヒンジ部分はバッテリーを収納する関係上、少し厚くなっている

手前部分には持ち上げないと見えないくらいの位置に、メモリースティックスロット×1、SDメモリーカードスロット×1、オーディオ端子、無線LAN切り替えスイッチが配置されている

アルミ一体成形のパームレストは堅牢性バツグン!

ディスプレイを開いた内側もシルバーで統一されている。ディスプレイはグレアタイプだが、あまりギラつきや反射は気にならない。キーボードは入力しやすいアイソレーションキーボードだ。キーの間に十分な隙間があるため、指先でキーが認識しやすい。爪が他のキーに触れたりすることも少ないから、ネイルに気を使う女性にもお勧めだ。

アルミの一枚板を押しだし成型加工したものを、1枚ずつ削りだしたというパームレストは質感も良いが、堅牢性をしっかり感じさせてくれる。筆者はタッチが強いため、薄型PCで中央付近のキーを押すと全体がたわむという経験が多い。しかしVAIO Zはたわませようと中央のキーとキーの間を押しても、びくともしない。

タッチパッドは十分な広さがあり、反応も良い。クリックボタンは丸く斜めにカットされた面に配置されているため、親指を引っかけるようにして指の側面で押すのも押しやすかった。ホイール部分には指紋センサーが搭載されており、スクロールにも指紋認証にも利用できる。パームレストに内蔵されているFeliCaリーダと合わせて、セキュリティを万全にしてくれるのが嬉しい。

パームレストはアルミ一体成形で堅牢な構造。指紋センサーとFeliCaリーダを搭載している

DVDドライブ内蔵&グラフィックスモード切替スイッチ搭載

全体的にしっかりした作りなのだが、特にVAIO Zを、単なるモバイルPCではなく「持ち歩けるメインPC」の地位へと押し上げているポイントが2つある。

1つ目は、DVDスーパーマルチドライブの存在だ。13インチクラスのノートPCでは光学ドライブ非搭載のモデルや外付けのモデルが少なくない。しかし、まだまだ光学メディアでしか提供されていないアプリケーションも数多くある。メインPCになるために光学ドライブは必須だ。

もう1つは、起動中に自由にグラフィック性能が切り替えられる「ダイナミック・ハイブリッドグラフィックス」機能だ。キーボード奥に配置されているスイッチはSPEED/STAMINA/AUTOの3モードに切り替えが可能で、必要に応じて駆動時間重視、グラフィック性能重視、と選択できる。

DVDスーパーマルチドライブ搭載で1台目PCとしても十分活躍してくれる

3方向に切り替えられるグラフィックスモード切替スイッチが快適さと長時間駆動を両立させる

メインPC並の性能を持っているのに軽くて長時間利用できる、という相反する課題を見事にクリアしているVAIO Z。次回は実際に使ってみての感想を、ベンチマークなどを交えて紹介しよう。

本文中の価格については、2010/10/29現在の金額です。最新の価格についてはソニーストアのサイトにてご確認ください。

(マイコミジャーナル広告企画)

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