デュアルコアAtomにより性能が一段向上したネットトップ

各社から新製品が次々に発表されるネットブックに続き、ネットトップも続々とそのラインナップを増やしている。しかし、ネットブックなら許容できるAtomの処理速度も、ネットトップPCとしてデスクで使用すると不満を覚えることが多い。そんな中、マウスコンピューターから、デュアルコア化された「Atom 330」を搭載したネットトップPC「LM-M110S」が発売された。昨年から販売されている、シングルコアAtomを搭載するネットトップPC「LM-M100S」の上位機種となる。本機は、シングルコアAtom搭載機で感じた不満点を解消できるのだろうか。今回はiiyama製の20.1インチディスプレイをセットしたモデル(量販店モデル「LM-M110S-T」と同等)を通して、その性能をチェックしていこう。

基本仕様はシングルコアAtomの兄弟機「LM-M100S」譲り

「LM-M110S」は、「LM-M100S」の上位機種という位置づけだけあり、外観はほぼ同じだ(※「LM-M100S」は「イチオシレビュー! ネットトップ Lm-M100Sとホームサーバー LM MediaServer 110L」にて確認してほしい)。W60×D200×H250mmとサイズは全く変わっておらず、リア端子にも変化はない。光沢のあるサイドパネルもそのままだ。指やコインを使ってネジ留めする縦置き用のスタンドも同じように付属する。唯一違う点は、フロントパネルにカードリーダが搭載されている点だろう。それに合わせて、カードリーダ用の読み書きを確認できるLEDも追加されている。電源はACアダプタを利用したもので、端子はいわゆるミッキー型を採用している。動作音もほとんど気になることがなく、上記駆動させておいても騒音に困ることはないだろう。小型・軽量で、置き場所を選ばずに使える利点はそのまま継承している。

フロントパネルには新たにカードリーダが追加されている バックパネルは「LM-M100S」と同様の配置。ファンも静かだ
光沢を持ったサイドパネル。美しい反面、指紋が付きやすいので注意 縦置きに対応したスタンドが付属。コインや指で回せるネジで固定する
90WのACアダプタで電力を供給する。プラグ形状は3ピンのミッキー型だ

iiyamaブランドの20.1インチ液晶ディスプレイ「ProLite B2006WS」

セットで選べるiiyamaブランドの液晶ディスプレイ「ProLite B2006WS」も確認していこう。サイズは20.1インチ、解像度はWSXGA+で最大1680×1050ドットの表示に対応する。高精細グレアパネルを採用しており、応答速度も5msと速い。コントラスト比は通常1000:1だが、「ダイナミックコントラスト比改善機能」(DCR)を搭載しているため、最大200:1のコントラスト比を実現している。動画鑑賞やゲームプレイに向いたディスプレイと言えるだろう。

背面端子は、DVI-D、HDMI、VGA(D-Sub)の3系統。「LM-M110S」をVGA端子に繋いでも、デジタル入力に2系統余裕があることになる。またスピーカとイヤフォン端子も搭載。アスペクト比固定拡大モードも備えているため、ゲーム機やデジタルレコーダーなどの機器を接続する際に重宝しそうだ。それぞれの端子に機器を接続するため、DVI-HDMIケーブル、DVI-Dケーブル、D-SUBケーブル、ステレオミニケーブルが同梱されるのがありがたい。さらに、電源を内蔵したり、ケーブルをまとめるクリップを備えていたり、操作ボタンを画面の下部に配置したりと、スッキリとした外観を保つ工夫がされている。

設置自由度が高いのも「ProLite B2006WS」の魅力の一つだ。スタンドの底面は回転機構が備えられており、左右各170度のスウィーベルに対応する。高さ調節は110mmの範囲で無段階調節が可能なので、置き場所を選ばない。またディスプレイ本体を時計回りに回転させることで縦表示も可能だ。

20.1インチの「ProLite B2006WS」。スッキリとした外観だ 電源が内蔵されており、ACケーブルを差し込むだけで動作する
操作ボタンは視界に入らないよう、ディスプレイ下部にまとめられている HDMI、DVI-D、D-Subという3系統の映像入力と、音声の入出力を備える
ケーブルマネージメントが行えるクリップが備えられている。高さを調節するときは、まず輸送用のピンを外そう スタンドはスウィーベルに対応し、左右各170度まで回転できる。軽い力で角度を調節可能だ
DVI-HDMIケーブル、DVI-Dケーブル、D-SUBケーブル、ステレオミニケーブルなど付属品は豊富だ