eSIMとは本体一体型のデジタルSIMのことで、すべてオンライン上での手続きで利用することができるので、即日開通することが可能で、1台のスマホで2つの回線を利用できるなどのメリットもあります。
結論、ahamoではこのeSIMにも対応しています!
今回は、ahamoのeSIM対応状況について解説をしていきます。その他、ahamoを利用するメリットや注意点、申込方法を解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
この記事でわかること |
・ahamoでeSIMを申し込む方法 ・ahamoのeSIMを利用するメリット・デメリット ・ahamoを申し込む前に確認しておきたい注意点 |
ahamoではeSIMは利用可能!

ahamoのサービス開始直後はeSIMに対応していませんでしたが、現在は対応済みのため申し込み時に選択が可能です。
また、オンラインショップでは2021年10月からシステムメンテナンスでサービス停止の期間が継続していましたが、こちらも2022年9月より再開しており現在はahamoでもeSIMを利用可能です。

ただし、公式ページにも記載のあるように対応端末以外ではeSIMを選択しても全く利用できないので注意しましょう。
そもそもeSIMとは?

そもそもSIMとは「Subscriber Identity Module」の略で、加入者を特定するための情報が記録されているICチップのことです。
これまでは物理的な小型のICチップ(SIMカード)をスマホに直接差し込むことで、スマホ内に契約者の情報が読み込まれて、通話やインターネット接続ができるようになっています。
一方でeSIMでは、物理的なSIMカードを必要とせず、必要な情報をインターネット経由でダウンロードしてスマホに書き込むことで、物理的なSIMを刺した時と同じように通信が行える仕組みです。
そのため、eSIMであればSIMカードが届くのを待つ必要がなく、申し込み後にオンラインで開通手続きが完了すれば、すぐに利用を開始できる点が大きなメリットです。
eSIMを有効活用できるデュアルSIM
eSIMの機能を活かせるのは、デュアルSIMとして利用する場面です。
デュアルSIMとは、1台のスマホに2つのSIMを読み込み、2つの電話番号を利用できる機能です。
これまではそもそもSIMカードが2枚挿せないと利用できなかったため、一部の海外メーカーのスマホなど対応機種も限られていました。
しかし、最近では1台でSIMカード1枚とeSIMの両方に対応した機種も増えたため、併用することでデュアルSIMで利用することがより身近になりました。
デュアルSIMにすることで、1つは通話料が安いプランのSIMカード、もう1枚は格安でたくさん使えるデータ通信用のeSIMといったように用途を分けることもできます。
また、これまでプライベート用と仕事用とで2つのスマホを持っていた場合でも、デュアルSIMを利用すれば1つのスマホで電話番号の使い分けも可能です。
ahamoでeSIMを利用するメリット

eSIMに対応する通信会社はまだ少なく、ahamoでeSIMを利用することでさまざまなメリットがあります。
ここでは、主に以下4つのメリットを紹介します。
ahamoでeSIMを利用するメリット |
・即日開通できる ・デュアルSIMを利用できる ・新規契約の発行手数料は無料 ・海外旅行に便利 |
即日開通が可能
ahamoをeSIMで申し込むと即日開通が可能です。
ahamoではセキュリティ性の高いeKYCを活用することで、すべての手続きをオンラインで完結することができます。
eKYCとは? |
スマートフォンで本人確認書類と容姿を撮影し、撮影された人物と本人確認書類上の人物の同一性をオンライン上で認証する仕組み |
また、SIMカードは契約会社からの郵送を待たなければならず、利用開始まで最短でも2〜3日かかりますが、eSIMであれば申し込みから最短1時間前後で開通できるのも大きなメリットです。
デュアルSIMを利用できる
前の項目で説明したように、eSIMは1つのスマホで2つの回線が使えるデュアルSIMを利用できるメリットがあります。
デュアルSIMは、次のような活用が可能です。
デュアルSIMの活用例 |
・仕事用と個人用の電話番号を1台のスマホで使い分ける ・海外旅行先で現地のデータプランを追加する ・音声通話プランとデータプランを分けて利用する など |
ただし、デュアルSIMを利用するにはSIMカードが2枚挿せる機種もしくはeSIMに対応する機種が必要です。
例えばiPhoneではiPhone XS、iPhone XR 以降の機種がeSIMに対応しています。また、iPhone 13シリーズ以降の機種ではデュアルeSIMにも対応しているので、1台でeSIMを2回線利用するといった使い方も可能です。
Androidでは、Google Pixel 6以降の機種やXperia 10 Ⅳなど最近発売される機種を中心に続々と対応機種が増えています。
発行手数料がかからない
ahamoでは新規契約・乗り換えの場合、SIMカード、eSIMともに発行手数料はかかりません。

SIMカードからeSIMへ変更する場合、ドコモショップで手続きする場合には手数料として2,200円が必要です。
海外旅行に便利
eSIMは海外旅行時に活用するのも便利です。
そもそもahamoのプラン自体が82の国と地域で追加料金なく利用できますが、利用できるデータ量は月間20GBまでです。
とはいえ、慣れない場所で地図を確認したりなどしていると20GBを超えてしまう可能性もあるので、現地で追加でプランを契約するといった方もいるかと思います。
そんなときにSIMカードを購入する場合、差し替え後に残ったSIMカードの盗難や紛失のリスクもあります。
一方でeSIMの場合は、現地で申し込みさえ完了すればSIMの差し替え作業も必要ありません。また、オンラインのみで手続きもできるため、出発当日でも対応できる点もメリットです。
ahamoでeSIMを利用するデメリット

ahamoでeSIMを利用する際には、以デメリットな側面もあります。
ahamoでeSIMを利用するデメリット |
---|
・対応機種が少ない ・機種変更に手間がかかる ・デュアルSIMは動作保証対象外 |
ここでは、3つのデメリットをみてみましょう。
対応機種が限られる
ahamoのeSIMは、対応機種がiPhoneのみと限られています。
iPhone SE(第2世代)以降の機種で、ドコモ以外ではSIMフリーを含む日本国内販売のものであれば対応可能です。
ただし、AndroidはeSIMへの対応がiPhoneよりも遅れているという背景もあるため、今後はAndroidスマホについても、対応機種が増えていく可能性があります。
対応機種は順次追加されていくので、公式サイトもチェックしてみましょう。
機種変更に手間がかかる
eSIMは機種変更で別のスマホに移行する場合、再発行や再設定が必要になります。
別の機種へeSIMをインストールするためには新しいプロファイルが必要になり、オンラインショップで「機種変更」としての手続きをしなければなりません。
SIMカードであれば新しいスマホに差し替えをするだけですが、eSIMは複雑な設定の手続きがある点がデメリットです。
デュアルSIMは動作保証されない

ahamoのeSIMでデュアルSIMの活用はできますが、動作保証はしていません。
万が一デュアルSIMに不具合が生じた場合、ahamoではサポートしてもらえないため注意しましょう。
ahamoでeSIMに申し込む手順

ahamoでeSIMに申し込む手順を確認しておきましょう。主な流れは次のとおりです。
▼ ahamoでeSIMに申し込む手順 |
1.必要なものを準備する 2.ahamoにeSIMで申し込む 3.開通手続きを行う 4.eSIMを設定する |
手順1:eSIM契約にあたり準備するもの
eSIMの契約で必要なものは以下のとおりです。
ahamoでeSIMを申し込む際に必要なもの・環境一覧 |
・本人確認書類:運転免許証もしくはマイナンバーカードのいずれか ・支払いに使うクレジットカードまたは口座振替に使う銀行通帳かキャッシュカード ・MNP予約番号:他社から乗り換えの場合 ・端末のSIMロック解除:ドコモ以外で購入したスマホを利用する場合 ・Wi-Fi環境 |
ahamoの支払い方法はクレジットカードか口座振替のみです。
また、他社からの乗り換えの場合、契約中のキャリアからMNP予約番号を取得すれば、現在の電話番号のままahamoの利用ができます。
手順2:ahamoにeSIMで申し込む
ここでは、eSIMのみ申し込みをする場合を紹介します。
ahamoの公式サイトにアクセスし、「契約形態の選択」画面から、「eSIMのみを購入」を選択し、「次へ」をクリックしてください。

次の画面で、「他社から乗り換え(MNP)」か「新規契約」を選びます。
他社からの乗り換えの場合は取得したMNP予約番号を入力してください。

次の画面で、データ通信量とオプションを選びます。

次に、dアカウントの有無を入力しましょう。ahamoの申し込みにはdアカウントが必要になるため、まだ所有していない場合は新規作成を行います。

このあと、運転免許証かマイナンバーカードでeKYCによる本人認証を行います。スマホまたはパソコンの画面で、撮影した本人確認書類と顔の画像を送信してください。
最後に契約者情報・支払い情報を入力して完了です。
手順3:eSIMを開通させる手順
MNP乗り換えの場合、eSIMの開通手続きが必要です。MNP乗り換えでない場合はこのあとに紹介する「手順4」から始めます。
申し込み後「eSIM利用開始手続きのご案内」のメールが届いたら、ahamoアプリまたは手続きサイトからログインページを開いて行います。
アプリは「受付番号」「連絡先電話番号」「暗証番号」を入力、手続きサイトはdアカウントを入力してログインしましょう。
以下の手順で開通手続きを行います。
1.「回線切り替えへ」を開く
2.開通情報を確認し、問題がなければ「回線切り替えを行う」ボタンを押す
開通手続きは、こちらの動画でも確認できます。
手順4:eSIMの初期設定を行う
端末にプロファイルをダウンロードして、eSIMの初期設定を行います。ここでは、iPhoneの設定方法で説明しましょう。
まず、Wi-Fiでの通信を確立します。接続先のWi-Fi ネットワークの名前をタップし、Wi-Fi ネットワークのパスワードを入力したあと「接続」をタップしてください。

次に、eSIMの設定を行います。「設定」の「モバイル通信」をタップし、「モバイル通信プランを追加」をタップしてください。

次に、以下のQRコードを読み取ります。読み取れない場合は「詳細情報を手動で入力」を開いてSM-DP+アドレスを入力してください。

機種変更の場合は、SMSで受信した確認コードを入力します。確認コードを複数回間違えるとロックがかかるため、注意しましょう。
次に「モバイルプランを追加」をタップし、追加した回線の状態がアクティベート中からオンになること確認してください。

eSIMプロファイルのダウンロードが完了したら再起動を行い、発信テストを実施します。
テスト用番号(111/通話料無料)へ電話をかけ、利用できることを確認できたら設定完了です。
eSIM以外でahamoを利用する方法

ahamoを利用する場合はeSIM以外で利用する方法もあります。ここでは、通常の物理SIMカードを使ってahamoを利用する方法について解説します。
eSIM以外でahamoを利用する方法は、以下の3通りです。
eSIM以外でahamoを利用する方法 |
・ahamoの販売中端末を購入&利用する ・今のスマホをそのまま利用する ・外部でSIMフリー端末を購入&利用する |
それぞれの方法について、詳しく解説します。
ahamoの販売中端末を購入&利用する場合
まずは、ahamoで販売中の端末をセット購入して利用する方法を説明します。
セット販売の端末であれば、動作確認やSIMロック解除などの手続きがが不要なので、もっとも簡単でおすすめの方法です。
ahamoで販売中の機種は、以下のとおりです。
ahamoで販売中の機種 |
・iPhone SE ・iPhone14 ・iPhone14 Plus ・iPhone14 Pro ・iPhone14 Pro Max ・AQUOS wish2 SH-51C ・Galaxy Flip4 ・Galaxy S20 5G SC-51A |
iPhoneの最新機種も販売しています。販売機種はこれまでも不定期に入れ替わっているので、気になった方はチェックしてみてくだい。
今のスマホをそのまま利用する場合
今お使いのスマホをahamoでそのまま利用することも可能です。ただし、この場合は、以下のとおりいくつかの注意点があります。
ahamoでスマホをそのまま利用する場合の注意点 |
---|
・動作確認がされているか確認する必要がある ・SIMロック解除をする必要がある |
基本的にドコモで発売された端末のほとんどは、ahamoでも引き続き利用することができますが、気になる方は、お使いのスマホが対応端末一覧に入っていることを確認してみてください。
SIMロックの解除方法についての詳細は後述します。
外部でSIMフリー端末を購入&利用する場合
中古ショップやApple StoreなどでSIMフリー端末を購入し、ahamoで利用する方法もあります。
ただし、以下のような注意点があるので、あらかじめご確認ください。
外部でSIMフリー端末を購入&利用する場合の注意点 |
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・動作確認がされているか確認する必要がある ・場合によっては通信できない可能性がある |
ahamoの対応端末一覧のページで動作確認がされているか、事前に必ず確認しましょう。
中古品を購入した場合はとくに注意が必要です。
中古ショップなどで購入するスマホは「白ロム」と呼ばれ、SIMカードが抜かれています。「白ロム」で動作確認がされている端末であれば、ahamoでも利用できます。
ただし、なかには「前にそのスマホを使っていた利用者が料金の支払いを滞納していた」などの理由でネットワーク制限がかけられたスマホもあるため、注意が必要です。
このようなスマホを気づかずに購入してしまうと、ahamoを契約しても通信ができません。
制限がかかっているかどうかは、スマホの「IMEI」(製造番号)をもとにキャリアの公式サイトで確認できます。「IMEI」の確認方法については、こちらをご覧ください。
各スマホキャリアのネットワーク利用制限の確認サイトは以下になります。それぞれのサイトにIMEI番号を入力すれば、制限の状態を確認できます。
ネットワーク利用制限の確認サイト
利用制限のある端末や不良品を避けるには、中古ショップを慎重に選ぶ必要があります。
もしくは、購入したスマホの交換や返品を受け付けてくれるところを選ぶとよいでしょう。
ahamoを利用するメリット

ahamoではeSIMを利用できる点以外にも、以下のようなメリットがあります。
ahamoのメリット |
・プランは20GBと大盛りオプションから選べる ・データ超過後も1Mbpsで通信できる ・5分以内の国内通話がかけ放題! |
それぞれのメリットについて詳しくご説明します。
プランは20GBと大盛りオプションから選べる
ahamoのプランは、月間20GBで2,970円のプランと、月額1,950円で80GBをプラスした月間100GBを利用できるオプションの「ahamo大盛り」のみとなります。
他社ではプランの数が多く複雑でわかりづらいですが、ahamoでは基本のプランとオプションのみでシンプルです。
そのため、プラン選びに悩むこともないでしょう。
他と比べてどれくらいわかりやすいかを比較するために、ドコモの主なプランを一覧にしました。
▼ ドコモの主なプラン
※横にスクロールできます。
プラン名 | 月間データ量 | 月額基本料金 | |
---|---|---|---|
5G | 5Gギガホプレミア | 無制限 | ~7,315円 |
5Gギガライト | 1~7GB | ~6,765円 | |
4G | ギガホプレミア | 60GB | ~7,205円 |
ギガライト | 1~7GB | ~6,765円 | |
はじめてスマホプラン | 1GB | 1,815円 |
※価格はすべて税込
ドコモのプランは上記の表以外にもデータプランやケータイプランなどがあり、比較するとahamoのプランは非常にシンプルなことがわかります。
また、ドコモでは1〜7GBまでの小容量(5Gギガライト/ギガライト)、もしくは60GB、無制限の大容量(5Gギガホプレミア/ギガホプレミア)となっており、その中間となる20GBのプランがありません。
データ量が多すぎず少なくもないちょうどのラインを設定している点もahamoのメリットと言えます。
データ超過後も1Mbpsで通信可能
ahamoで使える月間データ量はたっぷりの20GBで、月額基本料金は2,970円と割安なのが大きな魅力です。
月間データ量が同じくらいの他社格安SIMと、月額料金を比較してみましょう。
▼月額料金比較
※横にスクロールできます。
ahamo | ワイモバイル | UQモバイル | |
---|---|---|---|
データ容量 | 20GB | 25GB ※シンプルL |
25GB ※くりこしプランL |
月額料金 | 2,970円 | 4,158円 | 3,828円 |
1GBあたりの料金 | 148.5円 | 166.32円 | 153.12円 |
※価格はすべて税込
上記の表を見てもわかるとおり、1GBあたりの料金はahamoがもっとも安くお得です。
さらに、ahamoは基本データ容量20GB超過後でも最大1Mbpsの通信速度で利用できます。
高速通信に戻したい場合は、1GBあたり550円の追加で速度が元に戻るのも魅力です。
5分以内の国内通話がかけ放題!
ahamoでは、2,970円の月額基本料の中に5分以内の国内通話かけ放題が含まれています。そのため、5分以内なら通話料金がかからずお得です。
他社格安SIMと比較するとどうなのか、通話かけ放題のオプション内容を比較してみましょう。
▼ 通話かけ放題比較
※横にスクロールできます。
ahamo | ワイモバイル | UQモバイル | ||
---|---|---|---|---|
データ容量 | 20GB | 25GB | 25GB | |
月額料金 | 2,970円 | 4,158円 | 3,828円 | |
通話オプション料金 | 1回5分以内の国内通話 | 無料 | ー | ー |
10分以内の国内通話 | ー | 770円 | 770円 | |
国内通話かけ放題 | 1,100円 | 1,870円 | 1,870円 |
※価格はすべて税込
この表を見ると、ahamoの通話オプションがもっとも安いことがわかります。
ahamoは5分以内の通話が多い人にお得と思われがちですが、実際には完全かけ放題を利用したい方にとってもお得なプラン内容となっています。
そのため、通話する機会が多い人にもおすすめと言えるでしょう。
ahamo申し込み前に確認したい注意点

ahamoには多くのメリットがありましたが、一方で以下のとおり注意していただきたい点もあります。
ahamoを契約する際の注意点 |
---|
・SIMロック解除が必要かもしれない ・完全オンラインでの手続きになる ・家族割やセット割が対象外である |
ここでは、ahamoの注意点について解説していきましょう。
SIMロック解除が必要な場合がある
ahamoでスマホをセット購入しない場合は、SIMロック解除が必要なケースがあるのでご注意ください。
ドコモ以外のキャリアで購入したスマホをahamoで利用する場合は、原則SIMロックの解除が必要です。
3大キャリアでのSIMロック解除方法は、以下のとおりです。
▼ 3大キャリアのSIMロック解除の窓口
※横にスクロールできます。
ドコモ | au | ソフトバンク | |
---|---|---|---|
Webサイト | My docomo 受付時間:24時間 |
My au 受付時間:9:00~21:30 |
My SoftBank 受付時間:9:00~21:00 |
電話 | ドコモ インフォメーションセンター 電話番号:151(無料) 受付時間:9:00~20:00 |
ー | ー |
ショップ | ドコモショップ | auショップ | ソフトバンクショップ |
どのキャリアでもWEBサイトで手続きすると手数料はかかりませんが、ショップで手続きすると手数料として3,300円が必要です。
そのため、WEBサイトでの手続きがもっともおすすめですよ。
完全オンラインでの手続きになる
ahamoでは、手続きや問い合わせなどをすべてオンライン上で行う必要があります。そのため、以下のような人にはあまりおすすめできません。
ahamoをおすすめできない人 |
---|
・ショップで直接スタッフに相談したい人 ・電話で問い合わせをしたい人 ・オンライン手続きが苦手な人 ・代わりにオンライン手続きをしてくれる人がいない人 |
一方で完全オンライン手続きの場合、次のようなメリットもあります。
オンライン手続きのメリット |
・わざわざショップに行く必要がない< ・Web上で手続きが完結する< ・公式サイトにわかりやすい説明やQ&Aが豊富にある< ・いつでも手続きや問い合わせが可能 |
そのため、オンライン手続きが苦にならない、むしろ便利でよいという人には非常におすすめと言えるでしょう。
家族割やセット割が対象外である
ahamoは、ドコモの家族割引やセット割が対象外です。
ドコモでは、家族がドコモの回線を契約していると、家族一人につき最大1,100円の割引を受けられる「みんなドコモ割」があります。
また、ドコモ光やhome 5Gとドコモのスマホをセットで契約していると、1回線につき最大1,100円もの割引が受けられる「ドコモ光セット割」が適用されます。
そのため、これらの割引を合計すると、家族で毎月数千円もの割引を受けられるので大変お得です。
しかし、ahamoに乗り換えると、これらの割引がすべて対象外になるのでご注意ください。
ただ、ドコモのプランはahamoと比べると高額なので、割引が適用されてもおおきく安くなるわけではありません。
実際ドコモで割引が適用されるとどれくらい安くなるのか、ahamoの料金と比較してみましょう。
▼ ドコモとahamoの料金比較
※横にスクロールできます。
プラン名 | 月間データ量 | 月額基本料金 | 割引適用料金 | |
---|---|---|---|---|
ドコモ | 5G ギガホプレミア | 無制限 | 7,315円 | 4,928円 |
~3GB | 5,665円 | 3,278円 | ||
5G ギガライト | 1~7GB | 3,465円~6,765円 | 2,178円~4,378円 | |
ahamo | 20GB | 2,970円 | 2,970円 | |
100GB | 4,950円 | ー |
※価格はすべて税込
ドコモの一般的なプランであるギガホプレミアとギガライトの割引適用料金、ahamoの料金を比較してみました。
ahamoは大盛りのオプションをつければ100GBになり、合計4,950円です。
ドコモの大容量プランは「みんなドコモ割」や「ドコモ光セット割」を最大限活用して4,928円ですが、ahamoは割引を適用しなくても100GBをほぼ同額の4,950円で利用可能です。
ahamoでeSIMを利用する際のよくある疑問

ahamoでeSIMを利用する際、不明点や気になることもあるかと思います。ここでは、よくある疑問をまとめました。
QRコードが読み取れない場合は?
eSIMのプロファイルをインストールする際、QRコードを読み取る場合はカメラを使った読み取りが必要です。
QRコード読み取りアプリは使用できないため注意してください。
iPhoneの場合、「設定」から「モバイル通信」をタップし、「モバイル通信プランを追加」をタップしてahamoのサイトに掲載されているQRコードを読み取ります。
eSIMに切り替えるときバックアップしたほうがいい?
機種変更をする場合はバックアップが必要ですが、同じ機種でSIMカードからeSIMに変更する場合は特に必要ありません。
ただし、トラブルが起きた場合の保険としてバックアップをとっておけば安心です。
切り替えたあとのSIMカードは処分していい?
eSIMに変更したあとのSIMカードは処分して問題ありません。ただし、個人情報が入っているSIMカードをそのまま捨てるのはやめましょう。
ハサミやシュレッダーなどで情報が読み取れない状態にしてから処分してください。
開通しないときの対処法は?
手続きをしても開通できない場合、以下の原因が考えられます。
開通しても繋がらない場合によくある原因 |
・ahamoのeSIMに対応する機種ではない ・SIMロックが解除されていない ・古いプロファイルが削除されていない |
ahamoのeSIMに対応している機種ではない場合、あるいはSIMロックがかかっている状態では開通できないため、もう一度確認してみましょう。
また、iPhoneの場合、古い格安SIMのプロファイルが残っていると開通してもahamoを利用できない場合があります。次の手順で解除してください。
- 「設定」アプリを起動する
- 「一般」から「プロファイル」の順にタップする
- 削除するプロファイルをタップする
- 「プロファイルを削除」して完了
まとめ
ahamoではeSIMには対応していますが、対応端末以外では利用ができません。
eSIM以外でahamoを利用する方法は以下のとおりです。
eSIM以外でahamoを利用する方法 |
・ahamoの販売中端末を購入&利用する ・今のスマホをそのまま利用する ・外部でSIMフリー端末を購入&利用する |
また、ahamoを選ぶと以下のような特徴・メリットがあります。
ahamoのメリット |
・プランは20GBと大盛りオプションから選べる ・データ超過後も1Mbpsで通信できる ・5分以内の国内通話がかけ放題! |
3大キャリアでスマホ料金が高いと感じている人にはahamoはおすすめです!
ただし、以下のような注意点もありますので、ahamoを契約する前にご確認ください。
ahamoを契約する際の注意点 |
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・SIMロック解除が必要かもしれない ・完全オンラインでの手続きになる ・家族割やセット割が対象外である |
ahamoの手続きはすべてオンライン上で完結します。そのため、オンライン手続きが苦にならない人、または、周りにオンライン手続きをしてくれる人がいる場合におすすめです。
この記事を参考にして、ahamoの契約をスムーズに進められるように準備してください。
この記事の参考・引用サイト