auの格安20GBプラン「povo」への申し込みを検討している方は多くいると思います。
このpovoではSIMのみの契約もできるので、使用中のスマホをそのまま使い続けることも可能です。
この記事では、povoをSIMのみで申し込む方法や、申し込む際の注意点を解説します。その他、おすすめのpovo対応端末も紹介していますので、この記事を読めば安心してpovoの申し込みができますよ!
povoはSIMのみで申し込み可能

povoはSIMのみの契約で申し込みをすることが可能です。ただし、端末は別途販売がされていないので、SIMのみ申し込む場合は、あらかじめスマホ端末を自分で用意しておく必要があります。
新しいスマホを用意する方法として、大きく次の2つの方法があげられます。
- auオンラインショップで購入する
- SIMフリースマホを自分で用意する
auユーザーはSIMカードはそのまま利用できる
auスマホをお使いのauユーザーなら、基本的に今まで使っていたSIMカードをそのまま利用できます。
auからの乗り換えの場合、SIMカードを新しく発行する必要がなく、手続きがとても簡単です。そのため、auユーザーの方が料金を安くするためにpovoに乗り換えるのはおすすめですよ。
auの格安20GBプラン「povo」についておさらい

povoの格安20GBプランについて、概要をまとめました。
【povoの概要】
月額料金 | 2,728円 |
---|---|
月間データ容量 | 20GB |
データ繰り越し | 不可 |
通信速度 | au回線と同等の速度 |
制限時の速度 | 1Mbps |
エリア | 日本全国 |
5G対応 | 2021年夏から開始予定 |
通話料金 | 22円/30秒 |
通話オプション | あり |
家族割 | 割引対象外 |
キャリアメール | なし |
eSIM | 対応 |
テザリング | 申し込み、オプション料金不要 |
契約 | オンラインのみ |
サポート | オンラインのみ |
契約期間、違約金 | 縛りなし、違約金0円 |
※価格はすべて税込
月額2,728円で、20GBものデータを使えるのは割安といえるでしょう。しかも、auスマホと同じエリア、回線を使えるので、高速な回線も利用可能です。
ただし、店舗や電話での手続きができない、家族割の対象外になるなどデメリットもあります。これらのデメリットを気にしない方は、乗り換えればスマホ料金を大幅に節約できるでしょう。
povoが特におすすめできるのは、以下のような人です。
<povoの申し込みをおすすめできる人>
- オンライン手続きが自分でできる人
- auユーザーでスマホを安くしたい人
- データ容量20GBで収まる人
これらの条件に当てはまる方は、povoへの乗り換えをぜひ検討してみてください。
povoをSIMのみで申し込む流れ

ここからはpovoをSIMのみで申し込む際の流れについて、開設していきます。
1.必要なものを用意する

申し込み前に、以下を用意しましょう。
- 本人確認書類(新規契約、MNPの場合のみ)
- クレジットカード情報(新規契約、MNPの場合のみ)
- povoで使うスマホ端末
なお、他キャリアで使っていたスマホをpovoで使いたい場合は、SIMロック解除が必要です。SIMロック解除は、お使いのスマホキャリアに申し込めば手続きができます。
UQ mobile、ドコモとソフトバンクのSIMロック解除の窓口は以下のとおりです。
【ドコモとソフトバンクのSIMロック解除の窓口】
※横にスクロールできます。
Webサイト | 電話窓口 | ショップ | |
---|---|---|---|
UQ mobile | my UQ mobile 受付時間:24時間 |
UQ mobileお客さまセンター 電話番号:0120-929-818 受付時間:9:00~20:00 |
非対応 |
ドコモ | My docomo 受付時間:24時間 |
ドコモインフォメーションセンター ドコモ携帯:151(無料) 一般電話など:0120-800-000 受付時間:9:00~20:00 |
各ショップの営業時間に準ずる |
ソフトバンク | My SoftBank 受付時間:9:00~21:00 |
非対応 | 各ショップの営業時間に準ずる |
UQ mobileとドコモ、ソフトバンク以外の会社を利用中の場合は、各キャリアに問い合わせて確認しておきましょう。
各社とも、WEBサイトで手続きすると手数料は無料です。ただし、ショップで手続きすると事務手数料が3,300円がかかるため、WEBサイトでの手続きをおすすめします。
2.MPN予約番号を取得する(au以外のキャリアから乗り換える場合)
au以外のキャリアから乗り換える場合は、MNP予約番号を事前に取得しておく必要があります。
この予約番号には発行日を含む15日間の有効期限があるため、できるだけ申し込みの直前に申し込みをするのがおすすめです。
UQ mobileとドコモ、ソフトバンクのMNP予約番号発行窓口は、以下のとおりです。
【ドコモとソフトバンクのMNP予約番号発行窓口】
※横にスクロールできます。
Webサイト | 電話窓口 | ショップ | |
---|---|---|---|
UQ mobile | my UQ mobile 受付時間:24時間 |
UQ mobileお客さまセンター 電話番号:0120-929-818 受付時間:9:00~20:00 |
非対応 |
ドコモ | My docomo 受付時間:24時間 |
ドコモインフォメーションセンター ドコモ携帯:151(無料) 一般電話など:0120-800-000 受付時間:9:00~20:00 |
各ショップの営業時間に準ずる |
ソフトバンク | My SoftBank 受付時間:24時間 |
ソフトバンク携帯電話から:*5533(通話料無料) 一般電話から:0800-100-5533(通話料無料) 受付時間:9:00~20:00 |
各ショップの営業時間に準ずる |
UQ mobileとドコモ、ソフトバンク以外の会社を利用中の場合は、各キャリアに問い合わせて確認しておきましょう。
3.povo公式サイトにアクセスして申し込む

povo公式サイトにアクセスして、上記の画像だと赤枠で囲まれている「ご利用手続きはこちら」から、申し込みを進めましょう。
eSIMか通常のSIMであるか、利用する機種の種類などを選択し、契約者の情報を入力していき、申し込み自体は約10分前後で終わります。
auからの乗り換えの場合は、申込サイトでの手続きだけで申し込みは完了です。
4.au ICカード開通手続き(新規契約または、MNPの場合のみ)

新規契約、またはau以外のキャリアからMNPで乗り換える場合は、povo公式サイト内の「au ICカード開通手続き」を参考に開通手続きを行います。
SIMカードが自宅に届いたら、povoで使う端末を用意して以下の手続きを進めましょう。
- ①回線の切り替え(MNPの場合のみ)
- ②au ICカードの挿入
- ③Android:アクセスポイントの設定 / iPhone:他社のAPN構成プロファイルの削除
- ④SIM開通手続き(発信テスト)
上記の設定がすべて完了したら、利用できる状態になります。
povoをSIMのみで申し込む際の5つの注意点

povoはSIMのみでも申し込めますが、その際にご注意しておく点もあります。ここでは、以下の5つの注意点について解説します。
【povoを申し込む際に注意したいポイント】
- povoの対応端末を用意する必要がある
- povoでは機種変更ができない(2021年7月時点)
- eSIMの対応端末はまだ限られている
- キャリアメールが使えなくなる
- 家族割、auスマートバリューは使えない
povoの対応端末を用意する必要がある
povoを契約するためには、povoに対応している端末を用意する必要があります。
対応端末一覧は、povoの公式サイトで確認することができます。申し込み前に今持ってる端末が対応端末一覧に記載されていることを必ず確認しましょう。
また、他キャリアで使っていたスマホをpovoで使うためには、SIMロック解除も必要です。各キャリアでSIMロック解除の手続きを事前に行っておきましょう。
povoでは機種変更ができない(2021年7月時点)
2021年7月時点では、povoを利用している場合にauオンラインショップ等を利用しての機種変更は対応していません。
そのため、新しい端末でpovoに乗り換えたい場合は先に機種変更を行っておく必要があります。
しかし、もしすでに乗り換えてしまったという人は、家電量販店やApple StoreなどでSIMフリーのスマホを購入するという方法であれば、機種を新しくすることは可能です。
2021年夏以降はauオンラインショップ等での機種変更にも対応するという情報もあるので、povoの最新情報を逐一チェックしてみるといいかもしれません。
eSIMの対応端末はまだ限られている
eSIMで申し込みをすれば、新規申し込みや乗り換えでもSIMカードの到着を待つ必要がなく、即日利用を開始できるので非常に便利です。
しかし、eSIM対応の端末自体がまだそこまで種類が多くありません。今後対応機種は増えていくと思われますが、現状でのeSIM対応端末は、以下のとおりです。
【eSIMに対応したiPhone】
- iPhone 12 Pro
- iPhone 12 Pro Max
- iPhone 12
- iPhone 12 mini
- iPhone SE(第2世代)
- iPhone 11 Pro
- iPhone 11 Pro Max
- iPhone 11
- iPhone XR
- iPhone XS
- iPhone XS Max
【eSIMに対応したAndroidスマホ】
- Google Pixel 5
※auから発売された機種のみ記載
また、auからpovoへの変更する場合は、今利用しているSIMカードの情報を切り替える手続きとなるため、申し込み時点ではeSIMは使えないのでご注意ください。
キャリアメールが使えなくなる
メールアドレスの末尾が「@au.com」または「@ezweb.ne.jp」になっているauのキャリアメールは使えなくなります。
今までauスマホを契約しており上記のようなメールアドレスを使っていた場合は、登録変更や、家族・友人へのメールアドレス変更の連絡をしておきましょう。
家族割・auスマートバリューは使えない
auスマホを使っていた場合、今まで適用されていた家族割やauスマートバリューなどによる割引はなくなります。
家族割やauスマートバリューによってスマホ料金が節約できていたという場合は、povoに乗り換えることでスマホ料金が高くならないかは事前に確認しておきましょう。
ただし、povoの月額料金自体がとても安いため、割引サービスが使えなくなっても問題ないというケースもあります。
一度、契約変更前と変更後のスマホ料金をシミュレーションしてみることをおすすめします。
端末を用意する2つ方法

povoを申し込む前に端末を用意する方法として、大きく以下の2つの方法があります。それぞれの方法について解説します。
【povoで利用する端末を用意する方法】
- auオンラインショップで購入する
- SIMフリースマホを自分で用意する
auオンラインショップで購入する
auオンラインショップで新しい端末を購入することが可能です。
特にauスマホを使用中の方は、auオンラインショップで機種変更してからpovoに乗り換えることをおすすめします!
SIMフリースマホを自分で用意する
SIMフリースマホをあらかじめ自分で用意しておくという方法もあります。SIMフリースマホを購入する手段は、具体的には以下のようなものがあります。
- ビックカメラやヤマダ電機などの家電量販店
- 楽天市場やAmazon、家電量販店、Apple StoreなどのECサイト
- 中古ショップ
ただし、自分でSIMフリースマホを用意する場合、povoの対応端末かどうかを必ず確認しましょう。
対応端末は、povoの公式サイトで確認することができます。
おすすめのpovo対応端末

povoで利用するおすすめの対応端末は、以下の3機種です。
それぞれの機種の特徴について、解説していきます。
- iPhone 12/12 mini
- Galaxy A32 5G SCG08
- Xperia 1 III SOG03
iPhone 12/12 mini

【iPhone 12スペック表】
機種名 | iPhone 12 | ||
---|---|---|---|
データ容量 | 64GB | 128GB | 256GB |
価格(auオンラインショップ) | 103,430円 | 108,260円 | 122,435円 |
メーカー | Apple | ||
カラー | ブラック・ホワイト・(PRODUCT)RED・グリーン・ブルー・パープル | ||
サイズ | 幅71.5mm×高さ146.7mm×厚さ7.4mm | ||
重量 | 162g | ||
ディスプレイサイズ | 6.1インチ | ||
カメラ性能 | デュアル12MPカメラシステム:超広角、広角カメラ 超広角:ƒ/2.4絞り値と120°視野角 広角:ƒ/1.6絞り値 |
||
認証方式 | FaceID(顔認証) | ||
決済方式 | Apple Pay |
※価格はすべて税込
【iPhone 12 miniスペック表】
機種名 | iPhone 12 mini | ||
---|---|---|---|
データ容量 | 64GB | 128GB | 256GB |
価格(auオンラインショップ) | 90,065円 | 95,240円 | 109,305円 |
メーカー | Apple | ||
カラー | ブラック・ホワイト・(PRODUCT)RED・グリーン・ブルー・パープル | ||
サイズ | 幅64.2mm×高さ131.5mm×厚さ7.4mm | ||
重量 | 133g | ||
ディスプレイサイズ | 5.4インチ | ||
カメラ性能 | デュアル12MPカメラシステム:超広角、広角カメラ 超広角:ƒ/2.4絞り値と120°視野角 広角:ƒ/1.6絞り値 |
||
認証方式 | FaceID(顔認証) | ||
決済方式 | Apple Pay |
※価格はすべて税込
iPhone 12/12 miniは、iPhoneの最新シリーズの端末です。5G対応端末なので、今後5Gにも正式に対応すれば、高速通信が利用できる点も期待できます。
カメラ性能は夜景が綺麗に撮れるナイトモードやポートレートモードなどの機能が搭載されており、美しい写真や動画を気軽に撮影できる点が良いところです。
もう一つの特徴は本体の薄さです。5G端末のなかではもっとも薄くなっており、さらにiPhone 12 miniでは最近のスマートフォンでは珍しく手に収まるコンパクトサイズなので、持ちやすさやコンパクトさを重視しつつも高性能のスマホを使いたい人におすすめです。
価格もiPhone 12 ProやiPhone 12 Pro Maxに比べると購入しやすい設定なので、最新のiPhoneは欲しいけれど、価格は抑えたいという方にもおすすめですよ。
<iPhone 12/12 miniがおすすめの人>
- 最新のiPhoneを使いたい人
- 軽くてコンパクトな機種を利用したい人
Galaxy A32 5G SCG08

【Galaxy A32 5G SCG08スペック表】
機種名 | Galaxy A32 5G SCG08 |
---|---|
データ容量 | 64GB |
価格(auオンラインショップ) | 31,190円 |
メーカー | サムスン |
カラー | オーサムホワイト・オーサムブラック・オーサムブルー |
サイズ | 幅76×高さ164×厚さ9.1mm(最厚部10.1mm) |
重量 | 約209g |
ディスプレイサイズ | 約6.5インチ |
カメラ性能 | 【メインカメラ】 約4,800万画素/約800万画素/約500万画素/深度測位カメラ約200万画素 【サブカメラ】 約1,300万画素 |
認証方式 | 指紋・顔認証 |
決済方式 | おサイフケータイ |
※価格はすべて税込
Galaxy A32 5G SCG08は6.5インチの大画面が搭載されており、最新の5Gにも対応しているので、動画やゲームをがっつり楽しみたい方にぴったりのスマホです。
また5,000mAh大容量バッテリーで搭載されているので、長時間使っても電池切れの心配も少ないのもうれしいポイントです。
さらにメインカメラには高画質の4つのカメラが搭載されており、人気の超広角カメラやマクロ撮影にもしっかり対応しています。標準のカメラも解像度の高いレンズが使用されているので、美しい画像や動画を撮影できます。
これだけ充実の機能と高性能でありながら価格が安い点が非常におすすめの機種ですよ。
<Galaxy A32 5G SCG08がおすすめの人>
- 大画面のスマホが欲しい人
- 電池持ちのいいスマホが欲しい人
- できるだけ価格を抑えたい人
- カメラ機能などある程度高機能のスマホが欲しい人
Xperia 1 III SOG03

【Xperia 1 III SOG03スペック表】
機種名 | Xperia 1 III SOG03 |
---|---|
データ容量 | 256GB |
価格(auオンラインショップ) | 178,000円 |
メーカー | SONY |
カラー | フロストブラック・フロストパープル |
サイズ | 幅W71×高さ165×厚さ8.2mm(最厚部9.7mm) |
重量 | 約188g |
ディスプレイサイズ | 約6.5インチ |
カメラ性能 | 【メインカメラ】 約1,220万画素/約1,220万画素/3D iToFセンサー/約1,220万画素 【サブカメラ】 約800万画素 |
認証方式 | 指紋認証 |
決済方式 | おサイフケータイ |
※価格はすべて税込
Xperia 1 III はXperiaシリーズの中でも、最上位モデルの「1」シリーズの最新機種です。
性能も現在発売されているスマホの中では最高クラスのため、どんな用途でも快適に利用することが可能です。
カメラ機能では、被写体をロックオンして追い続ける「リアルタイムトラッキング」や、世界初の「可変式望遠レンズ」など、高機能なカメラを搭載しています。
また4K映像や映画を美しい画面と立体的なサウンドにより、まるで映画館で観ているようなクオリティで楽しむことができます。
このように音や映像、カメラにこだわりたい人には自信を持っておすすめできる機種となってます。
<Xperia 1 III SOG03がおすすめの人>
- 高機能なカメラを搭載したスマホが欲しい人
- ゲームなど負荷のかかる用途で多く利用する人
- 音や映像にはこだわって楽しみたい人
まとめ
今回はpovoについて、SIMのみの申し込みができることや、申し込みの流れなどについて 解説してきました。
<povoの申し込みをおすすめできる人>
- オンライン手続きが自分でできる人
- auユーザーでスマホを安くしたい人
- データ容量20GBで収まる人
一方で、申し込むに当たって以下のような注意点もあります。
【povoを申し込む際に注意したいポイント】
- povoの対応端末を用意する必要がある
- povoでは機種変更ができない(2021年7月時点)
- eSIMの対応端末はまだ限られている
- キャリアメールが使えなくなる
- 家族割、auスマートバリューは使えない
今まで受けられていた割引が受けられなくなったりなど、申し込みに当たって気になる点もあるかと思います。
しかし、それ以上に料金を安くすることができたり、現状のauのプランでは対応していないeSIMを活用できたりなど受けられるメリットも多くあります。
この記事を読んでpovoが自分に合っていると感じたら、ぜひ申し込んでみてください。