現在、auのスマホを契約中の方で、9月にリニューアルした「povo 2.0」が気になっており、変更を検討している方も多いと思います。
povoは、基本料金0円のプランに「データ」や「かけ放題」など好みのトッピング組み合わせ、自分好みの料金プランを作成できる新プランです。auの場合、使い放題プランもしくば月7GBまでの従量課金プランしか選択できないため、以下のようなauユーザーはプラン変更がおすすめですよ!
<auからpovoへの変更がおすすめな人>
- 無制限ほどではなくてもいいがデータ通信を多く使いたい人
- 毎月のデータ量に変動がある人
- オンラインでの手続きに支障がない人
- スマホで発信する機会が多い人
今回は、auからpovoに変更するメリットや注意点のほか、移行手続きについても詳しく解説します。
povoのプラン概要

まずは、「povo」というプランがどういう内容なのかを確認していきましょう。
月額料金 | 基本料金 | 0円 |
---|---|---|
データトッピング(有効期限) | ・使い放題:330円(24時間) ・1GB:390円(7日) ・3GB:990円(30日) ・20GB:2,700円(30日) ・60GB:6,490円(90日) ・150GB:12,980円(180日) |
|
通話トッピング | ・5分以内かけ放題:550円/月 ・無制限かけ放題:1,650円/月 |
|
コンテンツトッピング | ・DAZN使い放題パック:760円(7日) ・smash.使い放題パック:220円(24時間) |
|
サポートトッピング | スマホ故障サポート:830円/月 | |
データ繰り越し | 不可 | |
平均通信速度 | 下り速度:68.57Mbps 上り速度:13.04Mbps |
|
速度制限時の速度 ※データ容量を使い切った場合、有効期限が切れた場合のみ |
128kbps | |
提供エリア | 全国 | |
5G対応 | 対応 | |
通話料 | 22円/30秒 | |
家族割 | 対象外(人数にはカウント) | |
auスマートバリュー | 対象外 | |
キャリアメール | なし | |
eSIM | 対応 | |
契約手続き | オンラインのみ | |
サポート | オンラインのみ | |
契約期間(違約金) | なし(0円) | |
キャンペーン | なし |
※価格はすべて税込
※平均通信速度はみんなのネット回線速度を参照
上記の表からも分かるように、povoは自分の使い方に合わせて自由にプラン内容をカスタマイズできる点が最大の特徴となっています。データや通話、コンテンツ、サポートの中から本当に必要なものだけを選択できるため、無駄なサービスに料金を支払う必要がありません。
ただし、180日間トッピングを行わない状態が続くと、povoは強制解約の対象となりますので、その点のみ注意をしましょう。
auからpovoに変更するメリット

auからpovoにプラン変更を行うと、以下9つものメリットが得られます。
<auからpovoに変更するメリット>
- 毎月のスマホ料金が安くなる可能性が高い
- 自分に合ったデータ量やかけ放題を自由に「トッピング」できる
- au回線を使った高速通信ができる
- テザリングも無料
- auユーザーならプラン変更手続きだけで完了する
- 他社からも手数料なしで乗り換えできる
- 「スマホトクするプログラム」も利用できる
- auの機種代の分割払いはそのまま続けられる
- プラン変更や解約はいつでも無料
それぞれ解説していきます。
毎月のスマホ料金が安くなる可能性が高い
povoは基本料金0円プランに、必要なトッピングを選んで付ける構造なので、auの既存プランよりも毎月の月額料金が安くなる可能性が高くなります!
一方auの料金プランの特徴は、主に最大7GBまで利用できる「ピタットプラン5G/4G」と、データが使い放題の「使い放題MAX 5G/4G」の2種類です。
各プラン料金とpovoの料金を見比べてみましょう。
【auメインプランとpovoの料金比較】
povo 2.0 | au | ||
---|---|---|---|
ピタットプラン5G/4G | 使い放題MAX | ||
月額料金 | ・使い放題:330円(24時間) ・1GB:390円(7日) ・3GB:990円(30日) ・20GB:2,700円(30日) ・60GB:6,490円(90日) ・150GB:12,980円(180日) |
~1GB:3,465円 1~4GB:5,115円 4~7GB:6,150円 |
6,580円 |
※価格はすべて税込
上記の表からわかるように、auで「ピタットプラン5G/4G」を契約している人や、「使い放題MAX」を契約していて月のデータ消費量が60GB以内の人は、povoへプラン変更したほうが断然お得です!
ただし、毎月77GB以上のデータ消費量になる人は、auで「使い放題MAX」を契約し続けるほうが安くなります。
【月77GB以上消費した場合の1ヵ月あたりの料金比較】
au | povo 2.0 | |
---|---|---|
使い放題MAX | 150GB(180日) | |
1回のトッピング料金 | - | 12,980円 |
77GB消費したときの料金 | 6,580円 | 6,661円 |
※価格はすべて税込
ここまでの比較から、povoへプラン変更すると確実に料金を安くできるのは、以下の人といえそうです!
<povoへ変更することで料金を下げられる可能性が高い人>
- ピタットプラン5G/4Gを契約している人
- 使い放題MAXを契約しているが、月のデータ消費量が76GB以内に収まる人
現在の契約内容やデータ消費量を確認し、該当する人はpovoへ乗り換えてみましょう!
自分に合ったデータ量やかけ放題を自由に「トッピング」できる
povoはデータを1GBから追加できるだけでなく、「かけ放題」もトッピングできます。
既存プランでも「データチャージ」で0.5GBからデータチャージできたり、かけ放題を追加できたりしますが、料金の安さではpovoの圧勝です。
【データ追加・かけ放題の料金差】
povo | au | ||
---|---|---|---|
データチャージ | 0.5GB | - | 550円 |
1GB | 390円(7日) | 1,100円 | |
3GB | 990円(30日) | 3,300円 | |
5GB | 1,770円 ※1GB×2回と3GB×1回をトッピング |
5,500円 | |
かけ放題 | 5分/回 | 550円/月 | 880円/月 |
24時間 | 1,650円/月 | 1,980円/月 |
※価格はすべて税込
必要なときだけ安くデータを追加したい人や、毎月の通話料金を安くしたい人も、povoへのプラン変更がお得ですよ。
au回線を使った高速通信ができる

povoは格安SIMの位置づけではないので、auと同じ回線をそのまま利用することができます。
そのため、格安SIMでよくあるような時間帯による混雑が起きにくく、つながるエリアや速度は今までと変わることないので、高速通信を利用できます。
もちろん、auの5G回線にも対応していますので、5G対応端末を用意すれば、povoでも高速な5G回線を利用可能です。
テザリングが無料
povoに変更をしても今までと変わることなく、「テザリング」は引き続き無料で利用できます。
「テザリング」とはスマホをWiFiルーター代わりにして、PCやほかの機器をインターネットに接続できる機能です。
既存のauのプランもほとんどはテザリングが無料であるため、povoに変更をしても使い勝手が変わらない点は安心できますね。
auユーザーならプラン変更手続きだけで完了する
現在、auでスマホを契約している人は、povo契約後、SIMを差し替えるだけですぐにpovoが利用可能になります。
また、eSIM対応端末を使用している人は、申し込み後にQRコードを読み込むだけで即日povoが利用可能になりますので、よりスピーディーな開通をしたい人はこちらもおすすめです!
他社ユーザーの場合、申し込み前に端末のSIMロック解除を行うなど手間がかかりますが、auで購入したスマホを利用中のauユーザーなら手持ちのスマホでそのまま乗り換えられますよ。
他社からも手数料なしで乗り換えできる
既存のauプランからの変更はもちろんのこと、ドコモやソフトバンクなど他社から乗り換えの場合も、povoの契約には事務手数料がかかりません。
他社からauへの乗り換えだと契約時に事務手数料が3,300円かかってしまう上に、MNP予約番号の発行やSIMロックの解除の手続きが事前に必要となることを比べると、auからpovoへの乗り換えなら手続きは手軽に行えるようになっています。
スマホトクするプログラムも利用できる

povoではスマホを販売していないため、auからのプラン変更と同時にスマホも新しくしたい場合は、ご自身でスマホを準備しなくてはなりません。
しかし、auでスマホを購入すれば「スマホトクするプログラム」を利用できるため、13~25ヶ月目までにスマホを返却するだけで端末代が実質半額で購入できます!
実際、iPhone 13(128GB)の販売価格は115,020円ですが、「スマホトクするプログラム」の特典で実質負担額を62,100円まで抑えられますよ。
auオンラインショップで販売されているスマホはすべてpovoの対応端末です。poveへのプラン変更と同時に新品のスマホを安く購入したい人は、ぜひauで「スマホトクするプログラム」を利用しましょう!
auの機種代の分割払いはそのまま続けられる
auの既存プランからpovoに変更をしても、auで購入したスマホ代金の分割払いはそのまま継続となるので、高額の端末を購入していた方も安心してpovoに変更が可能です。
また、過去に「かえトクプログラム」や「スマホトクするプログラム」でauスマホを購入していた人も、povoへプラン変更してもそのまま特典内容が引き継ぎがされます。
プラン変更や解約はいつでも無料
povoには契約期間や違約金が設定されていないので、他のプランへの変更や解約をいつ行っても高額な費用ががかかる心配はありません。
また、auユーザーはpovoへ変更するタイミングが更新月以外でも、違約金はかからずに乗り換えられます。
ただし、現状ではシステム上auから違約金を乗り換え時に一度引き落して、後日povoから同額が振り込まれまて相殺される仕組みとなっているので、その点のみ認識しておきましょう。
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auからpovoに変更する前に確認したい注意点

先述のようにメリットの多いpovoですが、auからのプラン変更にあたり以下のような注意点もあります。
<auからpovoに変更する際の注意点>
- 手続き・サポートはすべてオンラインでのみ受付
- 支払方法はクレジットカードのみ
- 必ずしも今より安くなるとは限らない
- 各種料金割引が適用外になる
- キャリアメールなど使えなくなるサービスがある
- 事前に申し込み・変更・廃止が必要なサービスがある
- SIMカードの交換が必須
- povoのサイトでは端末を販売していない
順番に確認していきましょう。
手続き・サポートはすべてオンラインでのみ受付
povoの申し込み手続きや利用中のサポート対応は、すべてオンライン受付のみです。auショップなどの店舗や電話窓口での相談はできません。
「トッピングの追加や解除」「解約・プラン変更」など、契約内容の変更だけでなく「通信ができなくなった」などの使用中のトラブルに関しても同様です。
ただし、povo公式サイトにはサポートサイトが用意されており、問い合わせフォームや専用チャットは設けられているので、不明点があってもそちらで解決方法を見つけられますよ。
支払方法はクレジットカードのみ
povoの支払方法はクレジットカードに限定されているため、現在auの料金をデビットカードや口座振替で支払っている人は支払方法を変更する必要があります。
クレジットカードをまだ持っていない人は、povoへプラン変更する前にクレジットカードを1枚準備しておきましょう。
必ずしも今より安くなるとは限らない
メリットの「 毎月のスマホ料金が安くなる可能性が高い」でも先述しましたが、povoは今のauの利用状況が以下に当てはまる場合に料金が安くなります。
<povoへ変更することで料金を下げられる可能性が高い人>
- ピタットプラン5G/4Gを契約している人
- 使い放題MAXを契約しているが、月のデータ消費量が76GB以内に収まる人
そのため、上記の基準に当てはまらない人がauからpovoへプラン変更すると、かえって使い勝手が下がる場合や、逆に料金が高くなる可能性があるので要注意です。
<povoへ変更すると料金が高くなる人>
- 毎月のデータ消費量が77GB以上になる人
どれくらい高くなるのか、毎月77GB消費する人を例にシミュレーションしてみましょう。
【povo・使い放題MAX料金比較】
povo | 使い放題MAX | ||
---|---|---|---|
データ使用量 | 77GB | 77GB | |
1回のトッピング料金 | 150GB:12,980円(180日) | 6,580円 | |
77GB消費時の料金 | 6,661円 | 6,580円 |
※価格はすべて税込
※使い放題MAXは割引をいずれも適用していない場合の価格
このように、毎月77GB消費する人の場合、povoへ乗り換えると1か月あたり81円高くなってしまいます。
また、使い放題MAXにはpovoで適用されない「家族割プラス」や「auスマートバリュー」といった割引が適用される点も要注意です。
家族にauユーザーがいる人や、自宅でauスマートバリューの適用回線を契約している人は、これらの割引で毎月の料金から最大2,200円が割引されます。
この場合、月のデータ消費量が76GB以下でもpovoへ乗り換えると月料金が高くなる可能性がありますので、気をつけましょう。
各種料金の割引が適用外となる
povoでは、auが実施しているセット割引各種料金割が一切適用されません。
特に割引額の大きい「家族割プラス」や「auスマートバリュー」なども対象外であるため、家族でauを利用していたり、「auひかり」など対象固定回線を契約したりしている場合のメリットがpovoでは対応していない点に注意しましょう。
ただし、月額料金に変化はないものの、契約人数によって割引金額が変わるauの「家族割プラス」の人数にはpovoの契約者もカウントされます。
キャリアメールなど使えなくなるサービスがある
既存のauのプランでは利用できていた「@ezwe.ne.jp」や「@au.com」などのキャリアメールは、povoに変更すると使えなくなってしまいます。
そのため、povoへのプラン変更にあたり「Gmail」や「Yahoo!メール」などの代替となるメールアドレスを用意する必要がある他、auのキャリアメールを登録していたサービスでの登録情報変更なども必要です。
なお、キャリアメールが使えなくなると同時に、今までのメールデータはすべて削除されてしまうため、大切なメールがある場合はバックアップを取っておく必要もあります。
また、キャリアメール以外にも以下のようなサービスがpovoへの変更で利用不可となってしまいます。
<povoで利用できないサービス>
- auかんたん決済
- 留守番電話サービス
- データお預かりサービス(auスマートパス/auスマートパスプレミアム未加入の場合)
povoで引き継げないサービスがある
povoでは格安な料金で提供が行われている反面、対応していないサービスも多くあります。
現在のau契約で以下のサービスを利用中の方の場合、povoへのプラン変更前にそれぞれを変更、または解約をする必要があります。
下記のサービスを利用している人は特に注意しましょう。
<povo申し込み前に変更・廃止が必要なサービス>
- ナンバーシェア
- タブレットデータシェアプラン
- タブレットプランds(3年契約)
- タブレットプランds(2年契約)
- スマホセット割
- Qua Stationプラン ds
- 無線LAN STICKプラン ds
- auスマートバリューmine
auからの移行ではSIMカードの交換が必須
auからpovo2.0へプラン変更する際は、SIMカードの交換が必須となっています。
ただし、eSIM対応スマホをpovoで利用する方は、povoで回線切り替えを行う際に表示されるQRコードを端末で読み取るだけで、即日変更手続きが完了します。
eSIMに対応していない機種では、SIMカードが自宅に届くのを待たなければならないので、少しでも速くpovoへ変更したい方は、eSIM対応スマホをあらかじめ用意しておくといいでしょう。
povoでは端末の販売をしていない
povoでは、現状スマホとのセット販売を行っていません。
もし、現在のauのプランからpovoへ変更すると同時に機種変更も行いたい場合は、あらかじめauのプランの状態で機種変更を済ませておきましょう。
もし、「povoに既に切り替えてしまった」という人もauオンラインショップ経由で端末のみの購入の可能なので、合わせてそちらも活用しましょう。その際は先述した「スマホトクするプログラム」も適用して購入できるので、お得ですよ!
auからpovoへの変更がおすすめの人

ここまでお伝えしてきたpovoについてのメリット・注意点を踏まえると、povoへのプラン変更がおすすめなのは以下のような人だと言えます。
<povoへの変更がおすすめの人>
- たくさんデータ通信をしたい人
- 毎月のデータ量に変動がある人
- オンラインでの手続きに支障がない人
- スマホで発信する機会が多い人
たくさんデータ通信をしたい人
「毎月のスマホ料金が安くなる可能性が高い」や「必ずしも今より安くなるとは限らない 」でも解説しましたが、povoは以下に当てはまる人がauから乗り換えるとお得です。
<povoへ変更することで料金を下げられる可能性が高い人>
- ピタットプラン5G/4Gを契約している人
- 使い放題MAXを契約しているが、月のデータ消費量が76GB以内に収まる人
77GBをオーバーすると「使い放題MAX」のほうが安くなりますが、76GBでも十分な容量ですので、たくさんデータ通信をしたい人は、毎月の通信量を確認し、76GB以内ならpovoへの変更を検討してみましょう。
ちなみに、povoはデータ容量の大きいトッピングを付けたほうが1GBあたりの料金が安くなります。
<1GBあたりの料金>
データトッピング | 1GBあたりの料金 |
---|---|
1GB:390円(7日) | 390円 |
3GB:990円(30日) | 330円 |
20GB:2,700円(30日) | 135円 |
60GB:6,490円(90日) | 108円 |
150GB:12,980円(180日) | 87円 |
※価格はすべて税込
たくさんデータを消費する人は、1GBや3GBなどの少量プランをちょこちょこ追加するのではなく、60GBや150GBといった大容量データを一気に追加したほうがお得です。
ただし、povoのデータには有効期限がありますので、データ追加後は有効期限内にデータを使い切るようにしてください。
毎月のデータ量に変動がある人
povoは有効期限に合わせてデータ量を自由にトッピングできるため、毎月のデータ消費量に変動がある人は必要最低限の料金で契約できます。
auの場合、毎月のデータ量に変動がある人は「ピタットプラン4G/5G」がおすすめですが、こちらは最大7GBしか利用できません。
しかし、povoなら1GB~24時間使い放題まで自由にデータ容量をトッピングできるため、「今週は1GBで足りるけど、来週からは20GB使いたい」「基本は月3GBで足りるけど、週末だけ使い放題にしたい」といった柔軟な使い方にも柔軟に対応できます。
オンラインでの手続きに支障がない人
povoへのプラン変更で一番のハードルとなるのが、すべての手続きがオンラインでしか行えない点です。
そのため、オンラインからの操作に慣れている人でないと、プラン変更の手続きやpovo利用中の問い合わせに困ってしまう可能性があります
スマホで発信する機会が多い人
povoはau同様「5分間」または「無制限」のかけ放題をトッピングできますが、月額料金がauより安く設定されているため、スマホの通話を頻繁に利用する人にもおすすめです。
auからpovoへプラン変更する手順

ここでは、auからpovoにプラン変更する際の手順について解説していきます。
①au IDに登録しているメールアドレスがauのキャリアメールになっていないか確認する
povoへ乗り換えるとauのキャリアメールが使えなくなります。現在au IDに登録しているメールアドレスがauのキャリアメールになっている方は、まずGmailなど別のメールアドレスに変更しておきましょう。
②申し込み画面へアクセスする

下記からpovo公式サイトにアクセスし、画面下部にある「auからの変更手続き」を選択してください。
③au IDでログインする

現在のau契約に紐づいている「au ID」とそのパスワードでログインをします。
au IDとパスワードは初めにauを契約した際に受け取っている書面や「お客さまサポート」「My au」など、スマホにあるアプリから確認、または変更ができます。
④povoの申込手続きを行う
契約するSIMタイプを選択し、契約者情報入力後、同意事項の確認をしてpovoの契約手続きを完了させましょう。
⑤povo専用アプリをダウンロードする
これ以降の手順はすべてアプリ上で行うため、povoを利用するスマホにアプリを事前にダウンロードしておいくことをおすすめします。
⑥SIMの開通手続きを行う
物理SIMでpovoを契約した方は、後日SIMカードが自宅に届きますので、下記手順でSIMの開通手続きを行ってください。
<SIMカードの開通手続き>
- 「SIMカードの開通手続き」を参考に、SIMカードを有効化する
- SIMカードをpovoで利用するスマホに挿入する
- APN設定を行う(Androidのみ)
- 「111」へ電話をかけ、発信テストを行う
一方、povoをeSIMで契約した方は、下記手順でSIMの開通手続きを行いましょう。
<eSIMでの開通手通き>
1. 「eSIM開通手続き」を参考に、eSIMの有効化を行う
2. eSIMを設定する
3. APN設定を行う(Androidのみ)
4. 「111」へ電話をかけ、発信テストを行う
以上でauからpovoへの変更手続きは完了です。
auからpovoへの変更に関するQ&A

最後に、auからpovoへプラン変更するにあたってのよくある質問とその回答を紹介します。
<povoへの変更に関するよくある質問>
- 変更した月の支払いはどうなる?
- 家族間の通話はpovoでも無料になる?
- ほかのauプランと速度は変わる?
- 未成年者は契約できる?
変更した月の料金はどうなる?
月の途中からpovoへのプラン変更を行う場合、その月の料金は変更前のauの既存プラン、変更後のpovoの料金、それぞれの日割りが請求されます。
変更前後のプラン料金満額が請求されるわけではないため、いつpovoに変更しても問題ありません。
また、更新月が来ていないタイミングでプラン変更をしても違約金は発生しませんので、安心してください。
家族間の通話はpovoでも無料になる?
povoでは家族間の無料通話はありません。
これは、povoが「家族割プラス」の対象外(※人数にはカウント対象)のためであり、かけ放題機能をトッピングしない限り、必ず「22円/30秒(税込)」の通話料がかかります。
ただし、LINE電話などのアプリ通話を使えば通話料は0円です。データ量は消費しますが、LINE電話は1時間通話をしても18MB前後しか消費しませんので、あまり通話時間を気にする心配はないでしょう。
他のauプランと速度は変わる?
povoはauの既存プランと同じ回線環境で提供されるため、povoにプラン変更することで速度が大きく変わることはありません。
また、povoはauの5G回線にも対応していますので、5G対応スマホをpovoで利用する場合は、高品質なauの5G回線も利用できますよ!
未成年者は契約できる?
現在auスマホを親権者が契約しており、利用者が未成年という場合は名義変更不要でそのままpovoに変更できます。ただし、生年月日は利用者のものを登録する必要がありますので、契約者名は親権者、生年月日は利用者のものを入力しましょう。
一方、povoへ乗り換える際、未成年を契約者にしたい場合は13歳以上なら可能です。しかし、申し込みには親権者の同意が必要となりますので、必ず親権者同席の上プラン変更を行ってください。
まとめ

povoへプラン変更することで、ほとんどのauユーザーは現在から大きく月額料金を抑えることができます。
既存auプランからpovoへの変更にともなうメリットと注意点、そしてそれらを踏まえたうえでpovoをおすすめできる人は以下のとおりです。
【povoへの変更のメリット・注意点】
メリット | 注意点 |
---|---|
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|
<povoへの変更がおすすめの人>
- たくさんデータ通信をしたい人
- 毎月のデータ量に変動がある人
- オンラインでの手続きに支障がない人
- スマホで発信する機会が多い人
料金面で大きくメリットのあるpovoですが、唯一、「使い放題MAXで毎月77GB以上消費する人」は現状のほうが料金を安く使用できます。
また、月のデータ消費量が77GB未満でも、「auスマートバリュー」や「家族割プラス」などで毎月料金に割引がされている人は現状維持のほうが安い場合もあるため、プラン変更を検討している人はよくシミュレーションを行ってみましょう。
この記事の参考・引用サイト
- [1]
- povo
- [2]
- エリア | povo
- [3]
- スマホトクするプログラム/スマホトクするボーナス | au