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【2023年版】auからドコモへの乗り換えはおすすめ? メリット・注意点・手順まで詳しく解説

auからドコモ 乗り換え・MNP・解約

本ページはプロモーションが含まれています。

auからドコモへ乗り換えると、新規契約者向けの割引やキャンペーンが適用されて料金が安くなったり、その他費用面・通信面などで、多くのメリットを享受できたりする可能性があります。

また、新プランの「ahamo」を選択すれば、キャリア最安値で20GBのデータ容量+かけ放題を利用できる点もポイントです!

今回は、auからドコモに乗り換えるメリットや注意点だけでなく、乗り換え手順や乗り換え時に利用できる最新キャンペーンまで詳しく解説します。

この記事を書いた人
モバレコ 編集部

「スマホをもっとわかりやすく。もっと便利に」をモットウに日々コンテンツ情報を届けている、スマホ・格安SIMの総合情報サイト「Mobareco-モバレコ」の運営者。マイナビニュースでも、毎日使うスマホについて快適に使えるようにユーザー目線に沿った情報発信を目指していきます。

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◆本記事の公開は、2023/01/31です。記事公開後も情報の更新に努めていますが、最新の情報とは異なる場合があります。(更新日は記事上部に表示しています)◆本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。◆特定商品・サービスの広告を行う場合には、商品・サービス情報に「PR」表記を記載します。

auからドコモに乗り換えるメリット

auからドコモに乗り換えるメリット
auからドコモに乗り換える3つのメリット

auからドコモに乗り換えるメリットは以下の通りです。

▼ auからドコモに乗り換えるメリット

メリット
  • 料金が安くなる可能性がある
  • オンラインショップの充実度が高まる
  • dポイントが貯まりやすくなる
  • データ無制限プランのテザリングが使いやすい
  • 基地局数が多いため、より電波が入りやすくなる可能性がある

料金が安くなる可能性がある

月額料金を安くしたい人は、auからドコモへの乗り換えがおすすめです。

auからドコモに乗り換えると、ドコモで新規契約者向けの割引が適用され、お得になります。以下は、現在ドコモで契約できるメインの料金プランです。

▼ ドコモの料金プランの概要

プラン名 データ容量 月額料金 通話料
ギガホ プレミア 最大60GB ~3GB:5,555円
3~60GB:7,205円
22円/30秒
5Gギガホ プレミア 無制限 ~3GB:5,665円
3GB~無制限:7,315円
22円/30秒
ギガライト 最大7GB ~1GB:3,465円
1~3GB:4,565円
3~5GB:5,665円
5~7GB:6,765円
22円/30秒
5Gギガライト 最大5GB(19歳の誕生月まで) 1,815円 5分以内:無料
5分~:22円/30秒
U15はじめてスマホプラン
※15歳以下での契約
最大7GB ~1GB:3,465円
1~3GB:4,565円
3~5GB:5,665円
5~7GB:6,765円
22円/30秒
ahamo 20GB/100GB 2,970円(20GB)
4,950円(100GB)
5分以内:無料
5分~:22円/30秒

※価格はすべて税込

この料金表をもとに、auのスマホプランと料金を比較してみます。

スマホミニプラン 5Gと5G ギガライトの比較

auの「スマホミニプラン5G」とドコモの「5G ギガライト」を比較すると、ドコモの方が細かくデータ消費量の段階を踏むため、金額変動が少なくなります。

▼ スマホミニプラン5G と 5G ギガライトの料金比較

au
スマホミニプラン5G
ドコモ
5G ギガライト
~1GB未満 3,465円 3,465円
1~3GB未満 4,565円(〜2GB) 4,565円
3~4GB未満 5,665円(〜3GB)
6,215円(〜4GB)
5,665円
4~5GB未満 5,665円
5~7GB 6,765円

※価格はすべて税込
※定期契約なしプランで比較

実際に、家族3人でスマホミニプラン 5Gから5G ギガライトへ乗り換えるとどのくらい金額が変わるのか、各種割引を含めたうえでシミュレーションしてみます。

〇家族3人で利用した場合の料金比較

au
(スマホミニプラン 5G)
ドコモ
(5G ギガライト)
父(4GB) 6,765円 5,665円
母(2GB) 4,565円 4,565円
子ども(17歳)(4GB) 6,765円 5,665円
家族割 【家族割プラス】
父:-550円
母:-550円
子ども:-550円
【みんなドコモ割】
父:-1,100円
母:-1,100円
子ども:-1,100円
セット割 【auスマートバリュー】
父:-550円
母:-550円
子ども:-550円
【ドコモ光セット割】
父:-1,100円
母:-550円
子ども:-1,100円
カード払い割引 【au PAY カードお支払い割】
父:-187円
母:-187円
子ども:-187円
【dカードお支払割】
父:-187円
母:-187円
子ども:-187円
合計 14,234円 9,284円

※価格はすべて税込
※定期契約なしプランで比較

このように比較してみると、ドコモへ乗り換えたほうが毎月約4,000円安く利用できることが分かります。

マホミニプラン 5Gも5G ギガライトも従量課金タイプですが、料金調整しやすいのはドコモです。

使い放題MAXとギガホ プレミアの比較

次は、データ無制限の「使い放題MAX4G/5G」と、「5G ギガホ プレミア」の料金を比較してみましょう。

〇使い放題MAX4G/5G と 5G ギガホ プレミアの料金比較

au
(使い放題MAX4G/5G)
ドコモ
(5Gギガホ プレミア)
月額料金 ~3GB:5,588円
3GB~無制限:7,238円
~3GB:5,665円
3GB~無制限:7,315円
データ容量 無制限 無制限

※価格はすべて税込

プラン内容をみると、月のデータ消費量が3GB未満になる場合も、無制限になる場合も、auの方が安いことがわかります。

では、家族で契約するとどうなるか、ここでも、家族3人が「使い放題MAX4G/5G」から「5G ギガホ プレミア」に乗り換えた場合のシミュレーションをしてみます。

〇家族3人で利用した場合の料金比較

使い放題MAX4G/5G 5Gギガホ プレミア
7,238円 7,315円
7,238円 7,315円
子ども 7,238円 7,315円
プラン割引 3GB未満の月は-1,650円 3GB未満の月は-1,650円
家族割 【家族割プラス】
父:-1,100円
母:-1,100円
子ども:-1,100円
【みんなドコモ割】
父:-1,100円
母:-1,100円
子ども:-1,100円
セット割 【auスマートバリュー】
父:-1,100円
母:-1,100円
子ども:-1,100円
【ドコモ光セット割】
父:-1,100円
母:-1,100円
子ども:-1,100円
年齢割引 【U30ロング割】
父:-
母:-
子ども:-550円(6ヶ月間は最大-3,839円)
カード払い割引 【au PAYカードお支払い割】
父:-110円
母:-110円
子ども:-110円
【dカードお支払割】
父:-187円
母:-187円
子ども:-187円
合計 14,784円 ~6ヶ月間:最安10,615円
7ヶ月~:13,904円

※価格はすべて税込

povo2.0とahamoの比較

最後に、auの「povo2.0」と、ドコモの「ahamo」を比較してみましょう。両者の料金プランは以下のとおりです。

〇povo2.0 と ahamoの料金比較

au
(povo2.0)
ドコモ
(ahamo)
月額料金 1GB:330円(7日間)
3GB:990円(30日間)
20GB:2,700円(30日間)
60GB:6,490円(90日間)
150GB:12,980円(180日間)
使い放題:330円(24時間)
20GB:2,970円
100GB:4,950円
データ容量 1GB~使い放題
※有効期限付
20GB
通話料 22円/30秒 1回5分以内:無料
5分~:22円/30秒

※価格はすべて税込
※povo2.0:()内は有効期限

20GBで料金比較をしてみると、povo2.0のほうが毎月270円安く利用できることがわかります。

ただし、ahamoはpovo2.0より270円高い分、通話料が1回5分以内であれば無料です。
povo2.0の場合、1回5分のかけ放題を付けると550円/月が別途かかるため、1回5分以内の通話をよく利用するという人は、ahamoに乗り換えたほうがお得です。

しかし、ahamoは毎月のデータ消費量が20GB以下でも必ず2,970円かかります。一方、povo2.0は3GBを990円(30日間)で使えるため、月のデータ消費量が3GB内の人はpovo2.0を使い続けたほうがお得です。

それでは、ここでも家族3人がpovo2.0からahamoに乗り換えた場合を考えてみましょう。

〇家族3人で利用した場合の料金比較

povo2.0 ahamo
父(20GB) 2,700円 2,970円
母(3GB) 990円 2,970円
子ども(10GB) 2,700円 2,970円
合計 かけ放題なし 6,390円
かけ放題あり 8,040円 8,910円

※価格はすべて税込
※かけ放題:1回5分

この場合、どのパターンで見てもpovo2.0のほうが月額料金は安くなります。

しかし、povo2.0は有効期限が切れると新たにデータを追加するまで、128kbsの超低速に制限されてしまいます。また、期限内に使い切れなかったデータは0になるため、有効期限やデータ管理が難しい人は、シンプルなahamoへ乗り換えた方が使い勝手もよいでしょう。

オンラインショップの充実度が高まる

auとドコモのオンラインショップを比較してみると、ドコモオンラインショップのほうがサービス充実度は高くなります。そのため、ネットで手続きをするならドコモへの乗り換えがおすすめです。

ドコモオンラインショップでは、auにない以下の独自サービスを行っています。

【ドコモオンラインショップ独自のサービス】

  • エクスプレス配送:最短、購入当日に商品を届けてくれる配送サービス
  • 限定カラー機種の販売:「AQUOS sense7」「Xperia 5 Ⅳ」の限定カラーを販売
  • あんしん遠隔サポート:オンラインショップの手続き方法や、購入後の操作方法を遠隔サポート
  • 相談サポート:乗り換えに関する疑問をオペレーターに電話相談できるサービス

dポイントが貯まりやすくなる

auは、料金をau PAYカードで支払うと「Pontaポイント」が、ドコモなら料金をdカードで支払うと「dポイント」が貯まります。

どちらも1pt=1円で利用可能なサービスですが、dポイントはPontaポイントより提携店が多いため、ポイントを効率よく貯めて使いたい場合は、ドコモへの乗り換えがおすすめです。

実際に、カード内容の差をみてみましょう。

〇au PAYカードとdカードの概要

au ドコモ
ポイント還元率
(スマホ料金)
通常カード:なし
ゴールドカード:10%
通常カード:なし
ゴールドカード:10%
カード払い割引 【au PAYカードお支払い割】
「スマホミニプラン」「使い放題MAX 5G/4G」より、永年110円/月引き
【dカードお支払割】
全ギガプラン(2年定期契約なしプラン)より、永年187円/月引き

※価格はすべて税込

このように、ドコモなら料金をdカードで支払うだけで、2年定期契約なしのプランから永年187円/月が割り引きされます。

一方、auでカード払い割引が適用されるプランは2種類しかないうえ、割引額も110円と低いので、料金を安くしたい人にもドコモへの乗り換えがおすすめですね。

ドコモへ乗り換えの際にdカードを発行する場合は、年会費無料のdカードではなく、年会費11,000円の「dカードGOLD」を選びましょう。ドコモのスマホ料金はdカードGOLDで支払ったときのみ、10%のdポイント還元が受けられます。

他にも、ケータイ補償の補償額がdカードより高額になったり、空港ラウンジが無料で使えたりする特典もついているので、dカードを契約するなら断然dカードGOLDがお得です。

データ無制限プランのテザリングが使いやすい

auからドコモへの乗り換えのメリットには、ドコモのデータ無制限プランのテザリングが使いやすいことも挙げられます。

ドコモのデータ無制限プランの「5Gギガホ プレミア」や「ギガホ プレミア」では、基本プランでテザリングをデータ無制限で使うことが可能です。

一方、auはデータ無制限プランであっても、テザリングで使えるデータ容量には制限が設けられています。テザリングに対応したプランと使用可能なデータ容量について、下記表にまとめました。

■ テザリングに対応したプランと使用可能なデータ容量

au ドコモ
プラン名(データ無制限) 使い放題MAX 5G/4G 5Gギガホプレミア
ギガホプレミア
テザリングで使用できる月間データ容量 30GBまで 無制限使い放題

なお、auの「使い放題MAX 5G Netflixパック」「使い放題MAX 4G Netflixパック」では、テザリングで使用できる容量は60GBまで増量されます。

しかし、ドコモは基本プランでもテザリングで使用できる容量は無制限であるため、やはりドコモがお得といえるでしょう。

またauはpovo以外のプランでは、テザリングを利用するためにすべて申込みが必要なのに対し、ドコモは申込みの手続きが不要です。

基地局数が多いため、より電波が入りやすくなる可能性がある

auからドコモに乗り換えると、それまでよりもマンションの高層階や山間部、離島などで電波が入りやすくなるのも、メリットの一つです。

総務省が2022年5月に公開した、2021年度の基地局について、ドコモとauを比較しましょう。

■ 2021年度の基地局数

au ドコモ
5G 5,935 7,135
4GLTE 190,469 259,584
3G 47,425 151,612

参照元:総務省総合通信基盤局

このように、すべてにおいてドコモの方がauよりも基地局数が多いことが分かります。そのため、auからドコモへの乗り換えるとより電波が入りやすくなり、快適にスマホを使えるようになるでしょう。

auからドコモに乗り換える前に確認したい注意点

auからドコモに乗り換える前に確認したい注意点
auからドコモに乗り換えるデメリット・注意点は?

auからドコモに乗り換える際は、次のポイントに注意をしましょう。

▼ auからドコモに乗り換える前に確認したい注意点

注意点 ・乗り換えには費用がかかる
・割引が適用されなくなる
・「かえトクプログラム」は解除され残債が請求される
・キャリアメール「@ezweb.ne.jp」などのサービスに別途費用がかかる
・ポイントが消失する可能性がある
・auで購入した端末はSIMロック解除が必要
・名義を確認する必要がある

乗り換えには費用がかかる

auからドコモに乗り換えると、次の費用が発生する可能性があります。ただし、どれも無料にする方法はあるので、乗り換え前に確認しておきましょう。

・契約解除料

更新月以外に解約をすると、最大10,450円が請求される。ただし、更新月に解約をすれば支払い不要。もし更新月以外の解約になる場合は、事前に旧プランから新プランに変更しておくと、契約解除料を1,100円に減額できる。

・端末残債

スマホを分割購入しており、解約までに全額支払っていない場合は、解約翌月に残債を一括請求される。

・MNP転出手数料

auで使用していた電話番号をドコモに引き継ぐ際、3,300円の手数料がかかる。ただし、4月1日よりMNP転出手数料の徴収は廃止される。

割引が適用されなくなる

auスマートバリューやauスマートバリューmineを適用していた人は、auスマホからドコモへ乗り換えると割引が適用されなくなります。

そのため、ドコモに乗り換えるのであれば、自宅のインターネットもドコモ光に変えましょう。

ドコモ光に乗り換えると、今度はドコモのセット割である「ドコモ光セット割」が適用開始となり、家族のドコモスマホが最大1,100円/月×最大20台分安くなります。

「かえトクプログラム」は解除され残債が請求される

auの「かえトクプログラム」は、スマホ返却時にauで機種変更をすると端末残債が無料になるプログラムです。そのため、「かえトクプログラム」を利用してスマホを購入していたauユーザーは、ドコモに乗り換えると本来無料になるはずだった残債を一括請求されてしまいます。

また、「かえトクプログラム」のリニューアルプログラムとして誕生した「スマホトクするプログラム」は、他社キャリアへの乗り換えをしても残債が無料となります。

したがって、こちらのプログラムを適用させてauスマホを購入している人は、ドコモに乗り換えてもプログラムが解除されることはありませんよ。

キャリアメール「@ezweb.ne.jp」などのサービスに別途料金がかかる

auからドコモに乗り換える際、auのキャリアメールを引き続き使いたい人は、月額330円の「auメール持ち運び」を契約しなくてはなりません。

また、以下のサービスはauからドコモに乗り換えると使えなくなるので、気をつけましょう。

【auからドコモに乗り換えると使えなくなるサービス】

  • au Wi-Fi SPOT
  • auかんたん決済
  • auかんたん決済で利用している継続サービス(解約当月中にクレジットカード払いへ変更すれば、継続利用可能)

ポイントが消失する可能性がある

現在、auではPontaポイントを付与していますが、Pontaポイントには1年間の有効期限があるため、何も手続きをしなければ、せっかく貯めたポイントも0になってしまいます。

ただし、乗り換え前にPontaポイントをau PAY残高へチャージすれば、コンビニやスーパーなどで、有効期限のない電子マネーとして使用可能です。

Pontaポイントを保有している人は、乗り換え前にチャージしておきましょう。

auで購入した端末はSIMロック解除が必要

auで購入したスマホをドコモで使う場合、au解約前にSIMロックを解除する必要があります。auの場合、SIMロック解除は「My au」「auショップ」のいずれかで可能です。

なお、auショップに行くと3,300円の手数料が発生するため、手続きをするなら手数料不要のMy auからがおすすめです。

My auでは、9:00~21:30の間、いつでもSIMロック解除を行えますよ。

なお、2021年10月1日以降にauで発売されたスマホは、SIMロックはかかっていません。SIMロックがかかっていないスマホに関しては、解除の手続きは不要です。

名義を確認する必要がある

auを契約している名義人と、ドコモを契約する名義人が異なると、MNPができません。

学生の場合、auの名義人が保護者になっている可能性が高いので、乗り換え前に名義人が誰になっているのか確認しておきましょう。

auの名義変更はauショップでのみ受け付けています。必要な方は現在の名義人とともにお店へ行きましょう。

機種をそのまま使えるのは動作確認済み端末のみ

現在使っているスマホのままで、auからドコモにMNP乗り換えができるのは、ドコモで動作確認済みの端末限定であることに注意しましょう。使用中の端末がドコモの動作確認済み端末に該当しているかどうかは、公式サイトで確認できます。

ドコモの動作確認済み端末に当てはまっていない場合、新しく端末を購入する必要があります。

光回線をドコモ光に乗り換える場合は工事が必要

スマホ料金のセット割を受けるために、auからドコモへの乗り換えにあたって自宅の光回線を「auひかり」から「ドコモ光」への変更を検討している人もいるでしょう。

auひかりとドコモ光は別回線であることから工事が必須であり、工事費用も考慮する必要があります。

ただし、ドコモ光で新規契約する場合には工事費用が無料になる特典を受けられる可能性があります。光回線の切り替えの際には、ドコモ光のキャンペーンをチェックするようにしましょう。

auとドコモの違い

auとドコモの違い

auとドコモには以下のように、いくつかの違いがあります。

■ auとドコモの違い

  • 利用できる回線が違う
  • メールアドレスのドメインが違う
  • 貯まる・使えるポイントが違う
  • 取り扱い機種が違う
  • プラン内容が違う

まず、auとドコモは利用できる回線が違います。基地局数はauよりもドコモの方が多いですが、地方などの一部の地域では使えるのはauのみというケースもあります

auとドコモは、メールアドレスのドメインも異なり、末尾が「@docomo.ne.jp」に変更になることを押さえておきましょう。

また、auとドコモでは貯まる・使えるポイントも変更になります。auからドコモに乗り換えることで、「Pontaポイント」からdポイントに変わります。

auとドコモでは取り扱い機種も異なる点も覚えておきましょう。auは比較的Galaxyスマホが、ドコモではXperiaスマホが充実している傾向にあります。

そのほか、ドコモのプランは基本的に従量制のギガライトと無制限で使えるギガホプレミアの2つですが、auにはNetflixなどのサービスをお得に使えるプランも設定されています。

auからドコモへの乗り換えがおすすめな人

auからドコモへの乗り換えがおすすめな人

auからドコモへの乗り換えが特におすすめなのは、下記のような人です。

■ auからドコモへの乗り換えがおすすめな人

  • 毎月の月額使用料を安くしたい人
  • テザリングのデータ容量をたくさん使いたい人
  • 5分以内かけ放題込みをお得に利用したい人
  • 端末を購入する費用を抑えたい人

auからドコモに乗り換えると、月額使用料を安くすることができます。ドコモは基本プランでも容量無制限でテザリングで使用できるため、テザリングのデータ容量をたくさん使いたい人におすすめです。

また、ahamoの利用者は5分以内のかけ放題のオプションを利用できます。詳しくは後述しますが、ドコモの「いつでもカエドキプログラム」は実質の端末負担費用を抑えられるため、端末購入必要を抑えたい人にも向いています。

auからドコモに乗り換えるおすすめのタイミング

auからドコモに乗り換えるおすすめのタイミング

auからドコモへの乗り換えは、月末に近いタイミングがおすすめです。auの月額料金は解約時に日割り計算されず、1カ月分の料金がそのままかかるためです。

月末にauからドコモに乗り換える場合、スケジュールを逆算して月末にはドコモのMNP開通手続きができるようにしましょう。

ドコモオンラインショップで申し込むと端末を郵送で受け取るため、到着までに1週間程度かかることがあります。そのため、auからドコモへの乗り換えを希望する月の15〜20日頃までには申込みをすることをおすすめします。

auからドコモにお得に乗り換えるポイント

auからドコモにお得に乗り換えるポイント

auからドコモに、少しでもお得に乗り換えたいと考える人も少なくないでしょう。auからドコモにお得に乗り換えるためのポイントは、以下のとおりです。

■ auからドコモにお得に乗り換えるポイント

  • ドコモ光に加入する
  • dカード GOLDを作る
  • 下取りに出す
  • 家族でまとめて乗り換える

ポイントの内容を、それぞれ解説していきます。

ドコモ光に加入する

auを利用している場合、自宅の光回線はセット割が適用されるauひかりにしているケースが多いかもしれません。

auからドコモに乗り換えた場合でも、スマホと光回線のセット割を受けるには、ドコモ光に加入する必要があります。ドコモ光は通信速度の満足度も高いため、現状の光回線に不満を抱えている人は変更をおすすめします。

dカード GOLDを作る

auからドコモへ乗り換える際に、dカード GOLDを作ると次のようなメリットを享受できるでしょう。

■ dカード GOLDのメリット

  • ドコモのスマホの利用料金がdポイントで10%還元される
  • ahamoのデータ量が5GB増量される
  • 「iD」が使えてdポイントが貯まる
  • dカード GOLDの年間利用額特典を受けられる
  • dカードに付帯されているケータイ補償の対象となる

このように、ドコモユーザーがdカード GOLDに加入するだけでさまざまな還元が受けられます。auからドコモに乗り換えるタイミングで、dカード GOLDに申し込むとよいでしょう。

下取りに出す

ドコモでは、auのアンドロイドスマホやiPhoneも下取りに出すことが可能です。不要になった端末を下取りに出すことで、ポイント還元や割引がなされ、新しい機種を購入する際の負担を軽減できます。

家族でまとめて乗り換える

auからドコモに、家族でまとめて乗り換えるとお得です。auにも「家族割プラス」がありますが、家族3人以上でドコモに乗り換えると「みんなドコモ割」が適用されます。

「ファミリー割引」グループへの加入や、ギガプランの契約者であることが条件ですが、永年1,100円の割引になるため、お得に乗り換えたい場合は見逃せません。

どうしてもauにこだわりがあるケース以外は、家族みんなでauからドコモに乗り換えることをおすすめします。

auからドコモに乗り換える手順

auからドコモに乗り換える手順
auからドコモに乗り換える手順ガイド

auからドコモへの乗り換えは、「ドコモショップ」「家電量販店」「ドコモオンラインショップ」の3ヶ所で受け付けています。

ただし、もっともお得に乗り換えられる場所は、手数料や頭金が一切不要なドコモオンラインショップです。

ドコモオンラインショップなら、いつでも好きなタイミングで申し込めるうえ、自宅ですべての手続きを完了できるため、コロナが心配な今の時期でも安心して手続きを進められます。

ここでは、ドコモオンラインショップを利用した乗り換え手順を解説していきます。

MNP予約番号を発行する

MNP予約番号は、9:00~20:30の間に以下の手順で発行しましょう。

▼auでMNP予約番号を発行する手順

1.「My au」にログインし、画面上部にある「スマートフォン・携帯電話」をタップ
2.「ご契約内容/手続き」をタップ
3.「お問い合わせ/お手続き」をタップ
4.「MNPご予約」をタップ
5.SMSでMNP予約番号が届く

auスマホ内にあるデータのバックアップを取る

同じスマホを引き続き使う場合も、念のためバックアップを取っておきましょう。Androidの場合は、メモリーカードにすべてのデータを移せばOKです。

iPhoneの場合は、iCloudやiTunesを使ってデータのバックアップを取っておきましょう。

ドコモオンラインショップにアクセスし、スマホまたはSIMを契約する

乗り換え時に端末を新調したい人はスマホを、auのスマホを引き続き使いたい人はSIMを契約しましょう。

このとき、契約内容は「乗り換え(MNP)」を選択します。

auスマホのSIMロックを解除する

乗り換え時にスマホを買い替える人は、SIMロックを解除する必要はありません。
ただし、auで使っていたスマホをドコモでも継続利用したい人は、次の手順でSIMロックの解除をしましょう。

▼auのSIMロック解除手順

1.「SIMロック解除のお手続きページ」にアクセスし、「SIMロック解除のお手続き」をタップ
2.「My au」にログインする
3.四角にチェックを入れ、「次へ」→「この内容で申し込む」をタップ

ドコモ回線に切り替える

注文していた端末やSIMが届いたら、次の手順でauからドコモに切り替えましょう。

1.ドコモオンラインショップにアクセスし、「お申込み履歴」をタップ
ドコモ 回線切り替え手順1
ドコモ公式サイト[1]
2.「受付番号」「連絡先電話番号」「暗証番号」を入力し、ログインする
ドコモ 回線切り替え手順2
ドコモ公式サイト[1]
3.「切り替え(開通)のお手続きへ」をタップ
ドコモ 回線切り替え手順3
ドコモ公式サイト[1]
4.確認事項を読み、「次へ」をタップ
ドコモ 回線切り替え手順4
ドコモ公式サイト[1]
5.申し込み内容を確認し、「ご注文を確定する」をタップ
ドコモ 回線切り替え手順5
ドコモ公式サイト[1]

データを移行する

ドコモでスマホを新調した人は、バックアップしたデータを新端末に移行させましょう。

Androidは、新端末にauスマホ内にあるデータのバックアップを取るで使用したメモリーカードを挿入すれば完了です。

iPhoneは新端末でご自身のiCloudまたはiTunesにログインし、データを移行しましょう。

auからドコモへの乗り換えで適用できるキャンペーン

キャンペーン
auからドコモへの乗り換えで適用できるキャンペーン

auからドコモに乗り換える際は、次のキャンペーンが利用できます。

【auからドコモに乗り換え時に利用できるキャンペーン】

  • ファミリー割引
  • みんなドコモ割
  • 5G WELCOME割
  • dカードお支払割
  • ドコモ光セット割
  • 端末購入割引
  • 下取りプログラム
  • いつでもカエドキプログラム

ここでは、各キャンペーンを簡単に解説していきます。

ファミリー割引

ドコモ ファミリー割
ドコモ公式サイト[2]

「ファミリー割引」とは、主回線から3等親以内の家族なら、最大20回線まで国内通話を無料にできる割引グループです。

ファミリー割引は「みんなドコモ割」や「ドコモのロング学割」など、さまざまな割引を適用させるために必要な割引となるので、2人以上でドコモに乗り換える際は、必ず申し込みましょう。

みんなドコモ割

みんなドコモ割
ドコモ公式サイト[3]

「みんなドコモ割」とは、「ファミリー割引」グループに加入しているユーザーのうち、ギガプラン契約者のスマホ料金が永年最大1,100円/月安くなる割引です。

ギガプラン以外の音声通話可能プラン、およびahamoは割引対象外ですが、これらのプランはカウント対象となります。

みんなドコモ割は、ファミリー割引グループ内に対象プラン契約者が2回線以上いないと適用されません。
しかし、ギガプラン契約者が1人でも、グループ内にカウント対象プラン契約者がいれば、割引は適用可能です。2人以上で乗り換える場合は、ほぼ確実に割引が適用されます。

——– ここから ——————–

5G WELCOME割

WELCOME割
ドコモ公式サイト[5]

「5G WELCOME割」とは、5G対象端末を最大22,000円引き、もしくは最大20,000dポイントをもらって購入できる割引です。

auから乗り換え時にスマホを新調したい人は、5G端末を選ぶと定価より安く購入できます。

【5G WELCOME割対応機種と還元額】

契約方法 機種 還元額

乗り換え(MNP)
Galaxy S22 SC-51C
端末代から22,000円割引
arrows NX9 F-52A
らくらくスマートフォン F-52B 端末代から16,500円割引
あんしんスマホ KY-51B
Galaxy Z Flip3 5G SC-54B 端末代から11,000円割引
iPhone 14 Pro/14 Pro Max 利用者が22歳以下の場合、
もしくは5Gギガホ プレミアへの加入で
端末代から22,000円割引
iPhone 14/14 Plus
iPhone 13 Pro/13 Pro Max
iPhone 13/13 mini
iPhone SE(第3世代)
AQUOS wish2 SH-51C 利用者が22歳以下の場合、
もしくは5Gギガホ プレミアへの加入で
15,000ポイント還元
arrows We F-51B

※価格はすべて税込
※2023年1月時点

dカードお支払割

dカードお支払割
ドコモ公式サイト[6]

「dカードお支払割」とは、「ドコモのギガプラン」をはじめとしたプランをdカード支払いにすると、料金が永年187円/月安くなる割引です。

対象プランはギガプランだけでなく、「はじめてスマホプラン」や「ケータイプラン」と幅広いので、これからドコモに乗り換える方は、ほぼ確実に割引対象となります。

dカードお支払割は、支払方法をdカードに指定すると自動適用となります。auから乗り換える際は、事前にdカードを発行しておきましょう。

ドコモ光セット割

ドコモ ドコモ光セット割
ドコモ公式サイト[7]

「ドコモ光セット割」とは、ドコモ光とドコモスマホを同時契約すると、スマホ料金が永年最大1,100円/月安くなる割引です。

割引対象は最大20回線であり、ファミリー割引グループに属していれば、同居家族以外も対象となります。

auから乗り換える場合、家のネットもドコモ光にすれば、さらにスマホ料金を安くできます。これを機会にネット契約も見直すことをおすすめします。

端末購入割引

「端末購入割引」とは、ドコモの4G対応スマホを最大22,000円引きで購入、または購入時に最大20,000dポイントがもらえる割引です。

ドコモオンラインショップで購入した場合は、割引と同額がdポイントで還元されます。

下取りプログラム

下取りプログラム
ドコモ公式サイト[8]

「下取りプログラム」とは、現在使用中のスマホを下取りに出すと、ドコモスマホが最大75,200円引きで購入できるプログラムです。

auからの乗り換えであれば、2023年1月現在、「iPhone 13 Pro Max」の1TBの下取り価格がもっとも高額で、145,000円となっています。

下取りに出す端末は下取り価格は下がるものの、壊れていても問題ないので、乗り換え後手持ちのスマホが不要になる人は、ぜひこちらを利用してみましょう。

いつでもカエドキプログラム

ドコモ いつでもカエドキプログラム
ドコモ公式サイト[9]

「いつでもカエドキプログラム」とは、スマホを残価設定ありの24回払いで購入する代わりに、23ヶ月目までにスマホを返却すると、24回目(残価設定分)の支払が不要になるプログラムです。

また、プログラムに加入したからといって、必ず端末を返さないといけないわけでもありません。24ヶ月目以降も同じ端末を使いたい場合は、通常どおり端末代を支払っていけば問題なく使えます。

さらに、1~22ヶ月目までにスマホを返却すると、早期利用特典で22ヶ月目までの端末残債が追加割引されるため、「いつでもカエドキプログラム」は早くスマホを返却するほど実費負担額がお得になりますよ。

スマホを2年スパンで買い替えることが多い人は、乗り換え時にとりあえず「いつでもカエドキプログラム」に加入しておくと、端末代を安く抑えられる可能性が高くなります。

auからドコモへの乗り換えに関してよくある質問

auからドコモへの乗り換えに関してよくある質問

auからドコモへの乗り換えに関してよくある、次の5つの質問をご紹介します。

■ auからドコモへの乗り換えに関してよくある質問

  • 使っていた電話番号は引き継げる?
  • ドコモへの乗り換え後も残っている端末代金の支払いは必要?
  • 店舗でも乗り換え手続きは可能?
  • SIMのみを乗り換えることはできる?
  • 「一括0円」キャンペーンは利用可能?

使っていた電話番号は引き継げる?

A. auからドコモに端末を乗り換えた場合でも、使っていた電話番号は引き継ぐことができます。

auでMNP予約をしたうえでドコモに乗り換えることで、電話番号を変えずにそのまま使うことが可能です。メールアドレスも、月額330円で「auメール持ち運び」を利用できるようになり、他社に乗り換えてもauのドメインのアドレスを変えず使い続けられます。

ドコモへの乗り換え後も残っている端末代金の支払いは必要?

A. auで分割払いをしていた端末代金が残っている場合は、ドコモへの乗り換え後も残債を支払う必要があります。

ただしauで手続きをすれば、残っている未払いの端末代金を一括で精算することが可能です。auからドコモへの乗り換え前に、会員サイトのMy auにて手続きをしておきましょう。

店舗でも乗り換え手続きは可能?

A. auからドコモへは、店舗でも乗り換え手続きをすることが可能です。

ただし、混雑時には長時間待つ可能性があるため、あらかじめ公式サイトにて来店予約をしておくとよいでしょう。

ドコモオンラインショップで手続きをする場合、店頭での乗り換えでは必要になる契約事務手数料3,300円を支払う必要がありません。少しでもお得に乗り換えたい場合は、店頭ではなくドコモオンラインショップでの乗り換えを選択しましょう。

SIMのみを乗り換えることはできる?

A.auからドコモへ、 SIMのみを乗り換えることもできます。

auで利用していたスマホにドコモのSIMを差し替えるだけで、ドコモに乗り換えが可能です。ドコモオンラインショップでは、SIMのみの契約に対してdポイントの付与を受けられるキャンペーンを実施しています。

「一括0円」キャンペーンは利用可能?

A.現在はドコモでも、端末代金0円でスマホが購入できる、いわゆる「一括0円」のキャンペーンはほとんどありません。

これまではほかのキャリア会社でも、特定のプランの契約では端末代金からの大幅な値引きをしていましたが、国の指導によってこれらのキャンペーンはみられなくなりました。

ただし、「一括0円」キャンペーンがなくなっても、実施中のキャンペーンの活用によって端末を安く購入することも可能です。

まとめ

auとドコモの料金を比較した場合、使い放題プランは単体契約するならauのほうが安いですが、各種割引が適用されるとドコモのほうが安くなることがわかりました。

また、ピタットプランを契約している人は、5G ギガライトに乗り換えるとカード払い割引が適用されるうえ、auより細かく段階を踏んでいくため、今より料金を安くできる可能性大です。

ただし20GBプランに限っては、ahamoが20GB+5分かけ放題のワンプランしかない代わり、povo2.0は1GB~使い放題と自分に合った容量を選択できるため、auのほうが料金を安くできます。

とはいえ、povo2.0はデータと有効期限の管理が不可欠なので、使いやすさを重視するのであれば、ahamoへの乗り換えがおすすめです。

auからドコモへの乗り換えは、ドコモオンラインショップを利用すると、頭金と3,300円の事務手数料を無料にできます。

スマホやパソコンがあれば好きな時間にゆっくり手続きを進められるので、乗り換え手続きは、ぜひオンラインで行いましょう。

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