講演サマリー

システム開発で最も厄介で扱いづらい存在が「要求」です。メインフレームの時代から、 クラウドやアジャイルが当たり前になった現在でも、テクノロジや開発手法は変われど、要求の本質は変わりません。IT業界では、この「要求」を扱うための手法として、DFDやUseCase、BPMN、IEEE830などを用いた実績ある手法から、ユーザーストーリーやBABOKv3、DtoD、そしてJISX0166やJISX25010といった新しい考え方や標準まで、多種多様な武器（ツール）が生み出され活用されてきました。

本セミナーでは、これらのメソッド群を”扱いづらい要求を捉えてコントロールするための武器（ツール）”として、今、どの手法をどう組み合わせて使うべきか、ウォーターフォール型、アジャイル型のプロセスにおける実際の”使いどころ”の観点からご紹介します。