BIツール導入のメリット・デメリットとは

[2018/03/27 14:21] ブックマーク ブックマーク

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企業に蓄積されているデータを分析し、経営意思決定に活用するために、BIツールの導入を検討している企業が増えています。しかし、導入の目的を明確にしていなかったり、効果的な活用方法を知らなかったりしたために、失敗に終わることもあるので注意が必要です。今回はBIツール導入における利点や注意点を説明します。

BIツール導入に向けて

ビッグデータ活用がビジネスの様々な場面で重要視されている中、注目を集めているのがBIツールです。BIとは「ビジネス・インテリジェンス」のことで、企業が蓄積している膨大なデータを分析して、経営意志決定に反映させていくことをいいます。それを手助けしてくれる便利なツールがBIツールで、導入を検討している企業が増えてきているのです。

BIツールを使うことで、企業が持つ膨大なデータから必要な情報を抽出し、分析および集計をおこない、その結果を視覚的に分かりやすく出力して、レポートとしてまとめることができます。そして、その得られたレポートの内容を、速やかに経営判断へと反映させることで、迅速かつ高精度の経営意思決定が可能となるのです。

BIツールは既に企業が保有しているデータを使用するため、導入する際には企業内の基幹系システムと連携しなければなりません。社内データをBIツールと連携させることができれば、後はBIツールが分析と集計をおこない、視覚的に表示して結果を配信してくれます。

社内データを視覚的に表示、意思決定に役立てることができる

BIツールのメリット

BIツールを導入するメリットは、企業が持っているビッグデータを眠らせることなく有効活用し、速やかに経営意思決定へと反映させることで、企業の業績向上や成長が見込めるという点にあります。一旦社内の基幹系システムとBIツールを連携させれば、Excelで人の手を使って集計する必要もなくなりますし、社内で複数のシステムに分散していたデータも、まとめて集計して分析することができて効率的です。また、現状を速やかに把握できるだけでなく、背後に隠れていた問題や根本的な原因が明らかになることも期待できます。

一般的にビッグデータの分析にはデータマイニングなどの高度な専門知識が要求されますが、BIツールが自動的に分析をおこなうので、使いやすく便利になることが期待できます。さらに、分析した結果をビジュアル化して出力してくれるので、視覚的に分かりやすいのも大きなメリットとなります。

このようにデータの抽出から集計、分析およびレポート作成まで、大幅に手間が省けるだけでなく、迅速な現状把握と問題発見が可能になるので、BIツール導入は経営意思決定において大きな利点になります。

BIツールのデメリット

BIツールを導入する際に、あらかじめ利用する人数や部署を把握しておき、ユーザーライセンス型かサーバーライセンス型かをきちんと決めておかなければ、後で思わぬ手間やコストが発生してしまうデメリットがあります。

例えばユーザーライセンス型を導入した後に、利用人数が増えたり、他の部署が導入したりした場合、利用人数が増えるにしたがってコストがかさんでしまうのです。だからといって、サーバーライセンス型に移行する場合にも、BIツールの移行作業には、既に作成した大量のレポートを移行するなど、手間やコストがかかってしまいます。

費用節約のためにと無料版や一部有料となる有償版から導入を始めた場合にも、その後の使用状況に適したツールでなければ、思わぬコストがかかってしまうことがあります。また、BIツールごとに特化した機能や性能に違いがあるので、目的や用途に応じたツールを選んでおかなければ、後で機能に物足りなさを感じたり、操作性で問題が生じる可能性もあります。

BIツールを上手に活用するために

BIツールを失敗なく効果的に活用するためには、導入前に目的や利用環境をきちんと検討しておく必要があります。

まず、BIツールを何のために使うのか、目的を明確にしなければなりません。BIツールは便利な道具ですが、どのデータを分析するのか、どんな問題を見出したいのか、結果として何を改善したいのか、目的をはっきりさせて初めて有用な知見が得られるのです。

次に、社内に必要なデータや環境がそろっているかどうか、きちんと事前に確認しなければなりません。分析する対象となるデータがなければ、ツールを使いようがありませんし、データ同士の連携ができていなければ、横断的な分析ができなくなってしまいます。

また、ツールと連携できる基幹系システムが必要で、その連携に必要とされる知識や技術がある人材も確保しておかなくてはなりません。そして、利用する部署や利用人数をあらかじめ大まかでよいので把握しておく必要があります。

利用状況に応じて、ユーザーライセンス型かサーバーライセンス型かなど、適しているタイプを選び、無駄なコストの発生を防ぐことができるのです。

BI(ビジネス・インテリジェンス)の基礎知識

BIツールとは?

BIツールでできること

BIツール導入のメリット・デメリットとは

ExcelとBIツールの違い

BIツールを導入する際に着意すべき事項

※ 本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合がございます。予めご了承ください。

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