本稿では、2012年ピークに達していた円高を背景として、かつてない経営危機に直面していたパナソニックが採用したアドビ社のコンテンツマネジメントシステム(CMS)、「Adobe Experience Manager」の導入事例を紹介する。

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パナソニックが抱えていた課題

Adobe Marketing Cloud

1918年の創業から現在に至るまで、"ものづくり大国"の象徴的企業として日本経済を牽引し続けてきたパナソニック。今や同社は、いわゆる総合家電メーカーの枠を越え、設備機器から住宅までという幅広い製品・サービスを全世界で提供し、海外売上高比率・海外生産比率ともに約50%に達している。中でもコンシューマー事業は、売上高の約4分の1を占め、グローバルで71サイト30言語のWebサイトを運営するにいたっている。

しかし同社は、2012年にピークに達した円高などを背景として、2011~2012年度、かつてない経営危機に直面。ブランド認知度に関しても、国内では極めて高いものの、海外においてはサムスン電子やアップル、ゼネラル・エレクトリックといった世界的企業に遅れを取っていた。

その要因のひとつとして挙げられるのが、世界規模で運営されている同社のWebサイトにあった。そうした状況を打破し、世界市場で勝ち抜くため、同社はWebサイトの抜本的改革に乗り出した。Webサイトのプラットフォームをグローバルで集約し、Webページを1カ所で作成して世界中に配信する仕組みを構築するため、Adobe Experience Managerを活用。ブランドの一貫性を保ちつつ、各地域の特性に合致したリッチなWebエクスペリエンスを極めて容易に制作できるようになり、モバイル対応も実現。その一部始終が記されたホワイトペーパーは、一見の価値ありだ。

世界市場で勝ち抜くためにブランド力再建と地域戦略を両立させた"Webエクスペリエンスの統一基盤"

目次
  • グローバルブランド力の向上にはオウンドメディアの見直しが必要
  • 5つの観点から各社のソリューションを評価 決め手は操作容易性と拡張性
  • 一極集中制作&配信で統一的かつ地域特性に合ったWebエクスペリエンスを構築

(マイナビニュース広告企画)

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