創業150年の歴史を持つ造船メーカーである神例造船(かんれいぞうせん)株式会社では、協力会社作業員の出退勤管理に静脈認証を利用していたが、冬場は寒さの影響で血管が収縮し静脈が読み取りにくくなり、約25%の作業員に認証エラーが起きていた。そのため、認証されなかった作業員は出退勤時刻を所定の紙に記入し、それを管理部門の担当者が勤怠管理システムへ手入力しなければならなかったという。

さらに、こうした認証エラーの頻発により、出退勤時間には打刻機の前に待ち行列が発生。また打刻時の操作方法でも、個人番号を入力し、出勤・退勤を選択してから静脈リーダーに指をかざすと、手間がかかるため作業員には不評だった。これらの課題を解決するために導入されたのが、NECの「NeoFace 顔認証システム導入セット」とOBC「就業奉行i10」の連携ソリューションだ。

「NeoFace 顔認証システム導入セット」の主な機能

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世界最高レベルの顔認証システムを簡単導入

さまざまな場所、用途で利用が広まりつつある顔認証システム。しかし、導入の敷居の高さや運用コストなどが気になり、導入に踏み切れないという企業も多い。そこで注目されているのが、より簡単に顔認証システムを導入できる「NeoFace 顔認証システム導入セット」だ。

世界第1位(※)の認証性能評価を獲得しているNECの顔認証技術を利用でき、顔認証ソフトウェアから各種ハードウェア、設定サービス、保守サポートまでを一括提供するため、安心して導入・運用することができる。

※米国国立標準技術研究所(NIST)の顔認証技術ベンチマークテスト(FRVT2013)で第1位を獲得

高い認証精度とスムーズな打刻を実現し、打刻時のストレスも大幅に軽減

NEC「NeoFace 顔認証システム導入セット」とOBC「就業奉行i10」の連携ソリューションの導入を決めた神例造船株式会社は、2カ月間のテスト運用期間を経て、出退勤管理システムの本番運用を開始した。

本番運用の開始時には一人あたり1秒程度というスムーズな認証を実現。静脈認証を利用していたときのような待ち行列は発生しなくなり、100名以上の作業員が出退勤打刻にかかる時間は長くても合計5分程度で済んでいる。

従来の静脈認証での運用では「操作が面倒だ」「番号を忘れてしまう」といった不満も多かったが、新システムではタブレットの前に立つだけで済むので、作業員にとって日々の出退勤打刻がかなり楽になった。また、従来の方式では、いかなる調整を施しても認証されない作業員が数名存在したが、顔認証システムでは、作業員全員がスムーズに認証されるようになったという。さらに管理部門の担当者が行っていた出退勤時刻の手入力の手間が省け、業務効率の向上にもつながっている。


本稿で提供するPDFには、上記、神例造船株式会社の導入事例の詳細のほか、「NeoFace 顔認証システム導入セット」の機能や価格がわかるカタログ、顔認証と勤怠管理(OBC「奉行Edge 勤怠管理クラウド」)の連携ソリューションの紹介なども含まれている。勤怠管理のほか、介護施設での見守り、防犯、入退室管理、おもてなしなど、さまざまな分野で利用が広がっている顔認証システムに興味がある、企業のご担当、経営層の方には、ぜひダウンロードして、導入検討の参考としていただきたい。

提供レポートのご案内

NeoFace 顔認証システム導入セット 導入事例
神例造船株式会社 様

≪目次≫

  • 事例のポイント
  • 導入ソリューション
  • 導入前の背景や課題
  • 選択のポイント
  • 導入後の成果

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