UTグループは5月24日、2019年度新卒採用に、タレントアンドアセスメントの提供するAI面接サービス「SHaiN(シャイン)」を試験導入すると発表した。

同サービスは、タレントアンドアセスメントが開発した戦略採用メソッドに基づき、AIが人間の代わりに採用面接を実施し、応募者の資質を分析して診断結果レポートを提供するというもの。人間による面接で課題視されてきた評価のばらつきが改善されるほか、スマートフォンなどと連携することで時間・場所を問わずに面接を行えるようになり、選考のバッティングなどによる機会損失を減らせるという。

無期雇用(正社員)派遣を推進するUTグループでは、昨今の派遣ニーズの高まりを受け、人材採用に注力している。多様化するニーズに合わせた採用活動の一環として、SHaiNの試験導入を決定するに至った。これにより、採用活動の効率化と求職者側の利便性の向上を期待する。

同グループでは今期、新卒採用1,000名、中途採用12,000名の正社員採用を予定しており、試験導入後、効果が現れ次第、本格導入する予定だとしている。