タレントアンドアセスメントは3月22日、同社のAI面接サービス「SHaiN(シャイン)」を丸尾興商が2019年卒の新卒採用に導入することを決定したと発表した。

SHaiNは、タレントアンドアセスメントが開発した戦略採用メソッドを基に、企業が求める人物像や採用基準に沿って、AIが人間の代わりに採用面接を実施。応募者の資質を分析して診断結果データを提供する。また、学生はSHaiNと連携したロボットやスマートフォンを使うことで24時間どこからでも面接を受けることが可能となる。

地域密着型専門商社である丸尾興商では、地元学生の採用が大半を占めていたが、さまざまな経験をした学生を採用したいという想いからSHaiNの導入を決定。面接機会および学生への接点を増やすことで、Uターンを希望する学生や遠隔地在住の学生へのアプローチを拡大するという。

SHaiNによる面接を行うことで、これまで限られた時間内での面接では見抜くことの難しかった応募者の資質を理解し、より公正な選考につなげるほか、評価レポートとして受け取ったSHaiNの分析結果は面接担当者の補助資料としても活用するとしている。

これにより、同社は候補者の資質確認を充実させ、会社が求める人材と応募者とのより適切なマッチングを目指す。