VESPERは9月20日、オンサイド・インターナショナルが運営する飲食店「六本木炉端や」が、VESPERの越境飲食店ネット予約・顧客管理システム「TableSolution(テーブルソリューション)」を採用したと発表した。

TableSolutionは、レストランの予約管理・顧客管理機能と、インターネット予約ページを提供する総合管理システム。予約ページからのアクセスに対して予約台帳と連動し、最新の空席状況に応じて予約を受け付けることができるほか、グルメサイトからの予約の自動取込機能や電話自動応答機能などを備え、12カ国語に対応する。

TableSolutionの利用イメージ

飲食業界において、予約の無断キャンセル・ドタキャンが課題視される昨今、六本木炉端やでも1カ月間で最高100名以上の無断キャンセルが発生するなど、深刻な問題となっていた。

そこで、従来紙の台帳で行っていた予約管理をインターネット上で予約・顧客管理を行うTableSolutionへと切り替え、同システムの基本機能であるキャンセルプロテクションの利用を開始した。

キャンセルプロテクションは、インターネット予約の際に利用できるクレジットカード・オンライン決済機能。予約時にクレジットカード情報の入力を必須にすることで、無断キャンセル時のキャンセル料の請求が可能となる。また、店舗側の設定によって予約時にコースメニューなどの事前決済を行うこともできる。

六本木炉端やでは、現在、5名以上の予約の無断キャンセルにはキャンセル料を設定しており、繁忙期となる年末年始については、1名の予約から対象にする予定だという。