原点を思い出せ! 2020年に向けたエンドユーザーコンピューティングとは?

[2017/05/31 08:00]小池 晃臣 ブックマーク ブックマーク

Windows 10がOSからサービスになる時代がやって来る!

Windows 10移行の本格化に関しては、WindowsがOSからサービスになる時代に備えることが主なテーマとなる。ポイントの1つは、より頻度が上がるアップデートへの対応だ。従来の月次のセキュリティフィックスや重要なアップデートに加えて、機能アップデートも年に1、2回行われるようになるからである。

「このため、従来型のテストや検証プロセスは機能しなくなります。新しいサービス型のWindowsに備えることが、企業に求められるようになるのです」(針生氏)

Windows 10が対象とするデバイスの進化を検証することも大切だ。対応するデバイスが増え、未知のデバイスがどんどん増えてくると、新しいアイデアがユーザー部門から出てくるかもしれない。そのときにIT部門が対応できるかどうかが、ビジネスの成否を左右するのだ。

針生氏は「今まで使ったことのないデバイスである上に、サプライヤーもこれまで付き合いのないところになるでしょう。そこで嫌々やるのではなく、楽しんで取り組むことが成功に結びつくのではないでしょうか」と、針生氏は予想する。

一方で、エンドポイントセキュリティの複雑化に備えることも必要になる。Windows 10で提供されているセキュリティ機能としては、ユーザー認証方法や改ざん防止プラットフォームの構築、データ保護などが挙げられる。

「これらの機能はOSで対応しているので使いやすくなる面もありますが、課題もあります。具体的な有効性についての評価はこれからです。いずれにせよ、自社のセキュリティポリシーや製品との整合性を十分に確認した上で、こうした機能の活用を考えるようにしたいところです」(針生氏)

また、エンドポイントのセキュリティのトレンドは、デバイス管理よりもデータを安全に守ることへとシフトしつつある。デバイスが増えてくるとデバイスの特定が難しくなるため、データやアプリケーションの領域での制御が今後ますますポイントとなってくる。

※ 本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合がございます。予めご了承ください。

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