3キャリア随一の本気度? KDDIがセルラードローンの商用化を目指す

[2016/12/20 14:48]太田百合子 ブックマーク ブックマーク

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2017年度中の商用化を目指すKDDI

今年7月に総務省が電波法を一部改正し、携帯電話網のドローンへの試験的な利用が可能になったことを受けて、他キャリアもドローンメーカーや地方自治体などと共同でさまざまな実証実験を進めている(関連記事 : 雪崩で生き埋めになった人の救命活動、ソフトバンクがドローン活用で支援)。ただ、地図制作会社との提携による実証実験はこれが初めてのケースであり、より身近に、具体的に将来像を描いているのがKDDIらの取り組みと言えるだろう。

なおKDDIは、総務省より「無人航空機における携帯電話の利用に関わる実用化試験局の免許」を取得しており、2017年度の商用化を目指して実証実験を進める。また2017年2月には、KDDI ∞ Laboと協力してスマートドローンのアイデアソンを開催するほか、ハウステンボスともドローンのコンシューマ向けサービスを共同で検討していくという。

このほか発表会では、会場となった東京・渋谷から、233km離れた静岡県富士市富士岡にあるドローンを、auの4G LTE回線を経由して遠隔操作し、ロボットアームで要救護者の元にAED(自動体外式除細動器)を運ぶデモンストレーションを披露していた。

多少の遅延はあるものの、ドローンのコントロール、ロボットアームの操作、ドローンからの映像配信が4G LTE回線でスムーズに行えていた

KDDIによればすでに機体へ通信モジュールは搭載済み。今後はドローンの飛行が許可されている上空150メートルまでを「どう通信エリア化していくかといったことが課題になってくる」として、「どうやれば電波が届くのか、実証実験でトライしていきたい」と山本氏は語っていた。

世界初の「直接作業型アーム付きドローン」。2本のアームを持つ大型のほか、中型機も展示された

風圧により、天井や壁にぴったりと貼り付くようにして移動が可能。道路や橋など社会インフラの検査が可能

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