サイバートラストは11月27日、沖縄県名護市のシティリゾートホテル「ゆがふいんおきなわ」が、2019年11月に同ホテル内にオープンしたコワーキングスペース「ハナウール」において、サイバートラストの「脆弱性診断サービス」を採用したと発表した。

同ホテルでは、ハナウールのオープンに先立ち、2018年に内閣府沖縄総合事務局が実施した沖縄振興推進調査事業「沖縄における長期滞在型テレワーク実証実験」に参加。コワーキングスペースの構築には、セキュリティリスクに配慮した安心して利用できる環境が重要だと再認識した。

そこで、セキュリティの確保状態を評価する手段を検討した結果、サイバートラストの脆弱性診断を採用。選定にあたっては、サイバートラストがネットワーク診断/Wi-Fi診断で多くの実績を持つことや、コワーキングスペースの情報セキュリティ対策について助言がもらえたことなどが決め手になったという。

2019年10月にサイバートラストが現地に赴き、ハナウールの脆弱性診断(ネットワーク診断/Wi-Fi診断)を行い、発見されたリスク項目への対応をその場で実施。再診断を行って是正されたことを報告する作業を行い、安全化を完了したとしている。

ゆがふいんおきなわでは今後、宿泊を含めたテレワークに適する施設として、より安心して利用できる環境を整備するために、宿泊客向けのWi-Fi設備やオフィスエリアに関しても対応を検討しているという。