Bitwarden - スマホから利用

【連載】

パスワード管理アプリの選び方

【第23回】Bitwarden - スマホから利用

[2018/07/13 10:30]後藤大地 ブックマーク ブックマーク

  • セキュリティ

セキュリティ

Bitwardenアプリインストール

Bitwardenはモバイルアプリも提供している。アプリストアで検索すればすぐに見つかるはずだ。

アプリストア - Bitwardenパスワードマネージャ

インストール方法もセットアップ方法もこれまでに紹介してきたパスワード管理アプリとほとんど同じだ。最初の起動でアカウントの入力、または、新規にアカウントの作成が求められる。

最初の起動でログインかまたはアカウントの作成を求められる

しかし、Bitwardenはここからが違う。

Bitwardenはすべてのソフトウェアがオープンソースソフトウェアとして公開されている。もちろんサーバもだ。Bitwardenのアプリではこの最初の画面でギアのアイコンをクリックすると、次のように自前のサーバを設定できるようになっている。サードパーティ製のクラウドサービスを使うことに不安を感じているのなら、この選択肢はかなり強力なものといえる。

自前のサーバを使うことが可能

作成したアカウントとマスターパスワードを入力すれば最初の設定は完了する。

アカウントとマスターパスワードを入力

アプリの基本構造

アプリは基本的に4つの画面で構成されている。

登録したアカウントを表示するページ、ランダムパスワード生成するページ、設定ページ、WebブラウザエクステンションやWebサイトから設定するBitwardenに関する機能のページだ。

デスクトップで登録したWebページのアカウントデータが共有されている

ランダムパスワード生成機能

Webブラウザエクステンション、Bitwarden Web保管庫ほか

Bitwardenアプリ各種設定

デスクトップの方で登録したアカウントデータはすでに共有されていて表示されるし、詳細情報を閲覧することも編集することもできる。

登録したアカウントデータの閲覧

登録したアカウントデータの編集

新しくアカウントを登録することもできるし、このあたりの機能はどのパスワード管理アプリも同じだ。

Bitwarden Webブラウザエクステンションのインストール

Bitwardenアプリがほかのパスワード管理アプリと違うのは、アプリ内Webブラウザを提供していない点にある。

ほかのパスワード管理アプリではアカウントデータの入力を自動化するためにアプリ内にWebブラウザが組み込まれていた。Bitwardenにはその機能はないため、アカウントデータを自動入力する場合には次のようにBitwardenのWebブラウザエクステンションをインストールする必要がある。

インストール方法はほかのアプリとほとんど同じだ。指示どおりに作業すれば登録が完了する。

Webブラウザエクステンションのインストール

Bitwardenを有効化

Bitwardenをタップ

Bitwarden Webブラウザエクステンション有効化

Bitwarden Webブラウザエクステンションのインストールが完了したら、Webブラウザでアカウントの自動入力を行いたいページを開くか、Bitwardenアプリから登録したページへジャンプする。

BitwardenまたはWebブラウザから対象のページを開く

この状態でBitwardenエクステンションをタップすると、次のように制御がBitwardenアプリに移行し、マスターパスワードの入力を求めてくる。マスターパスワードを入力すれば登録したアカウントデータが入力される仕組みになっている。

アカウントデータを入力したページでBitwardenエクステンションのアイコンをタップ

Bitwardenのマスターパスワードを入力

Bitwardenによって自動入力されたアカウントデータ

アプリ内で動作するWebブラウザを提供しているタイプのパスワード管理アプリだと、このあたりの入力は自動で、しかも指紋認証機能と連動しているものであればマスターパスワードの入力すら不要になっている。

しかし、しばらく使ってみるとわかるのだが、マスターパスワードも入力する機会がないと、忘れてしまいがちだ。長い目で見れば、Bitwardenアプリのようにマスターパスワードの入力を求めてくるアプリの方がよいかもしれない。もちろん、利用者によって重視する点は違うので、自分のニーズに合ったものを選ぶべきだろう。

オープンソースの透明性、使いやすさ、対応の幅広さ

Bitwardenはソフトウェアがオープンソースソフトウェアとして公開されているパスワード管理アプリだ。対応しているオペレーティングシステムもプラットフォームも広く、さまざまな環境で利用できる。自前でサーバを運用することも可能で、とにかくいろいろな面でバランスがよい。

結局ユーザがアプリに対して何を求めるかが選択する基準となるのでなんともいえないが、オープンソースのパスワード管理アプリが欲しいというのならBitwaredenは最高の選択肢と言える。自前でサーバを立ち上げて運用したいというニーズにも応えられるので、検討してはいかがだろうか。

※ 本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合がございます。予めご了承ください。

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Bitwardenはモバイルアプリも提供している。用意されている機能はほかのパスワード管理アプリとよく似ているが、自前のパスワード管理アプリサーバを利用できるという点は大きな特徴だ。
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