Google Wifi、国内販売開始! GoogleがWi-Fiルーターを提供する理由とは

[2018/04/26 07:00] ブックマーク ブックマーク

ネットワーク機器

グーグルは4月25日、同社製Wi-Fiルーター「Google Wifi」を4月26日より国内販売開始することを発表した。米国ではGoogle Homeと同時期の2016年12月に発売開始された同製品。日本対応の調整期間を経て、晴れてリリースを迎えた。

希望小売価格は1万5000円(税抜)。3台パックも提供しており、こちらは3万9000円(税抜)。Googleストアのほか、家電量販店などでも販売予定。

Google Wifi。設置場所を選ばないデザインは特徴の一つ

3台パックも販売される

Google Wifiの主なスペックは以下のとおり。

サイズ 直径: 106.1 mm
高さ: 68.7 mm
重量 340.0 g
無線 AC1200 2x2 Wave 2 Wi-Fi
拡張可能なメッシュ Wi-Fi
IEEE 802.11a/b/g/n/ac 対応の同時デュアルバンド Wi-Fi(2.4GHz、 5GHz)
送信ビームフォーミング
Bluetooth Smart 対応
ポート Wi-Fiポイントごとに2つのギガビットイーサネットポート
プライマリWi-FiポイントにWANとLAN(両方とも他のWi-FiポイントのLANポートとして機能)
セキュリティ WPA2-PSK
セキュリティの自動更新
メモリ 512 MB RAM
4 GB eMMC 型フラッシュ
プロセッサ クアッドコア ARM CPU
各コア最大 710 MHz
電源 15W電源アダプター
消費電力9W以下
その他 Googleアカウントおよび
Google Wifiアプリ(Android 4.0.3以降 搭載端末またはiOS 8.0以降 搭載端末)が必要

通信環境改善はインテリア調のデザインが肝

Googleでハードウェア プロダクトマネジャーを務めるAlex King氏は、同製品の大きな特徴として、デザインと機能の両面における”スマートさ”を紹介した。

記者説明会に登壇したAlex King氏

デザインは、従来のWi-Fiルーターとは一線を画すシンプルな円筒形を採用。オシャレなインテリアのような外観となっている。

実はこれが家庭内におけるWi-Fi通信性能の改善にもつながるという。

「従来のWi-Fiルーターは、リビングなどに不釣り合いなデザインで、テレビの裏やキャビネットの奥など、目立たない場所に設置されるケースがほとんどでした。部屋の隅に追いやられるうえ、無線通信の障害物がすぐ近くにあるため、当然ながらパフォーマンスに悪影響を及ぼします。Google Wifiはシンプルなデザインで家庭のどこにでも置けるので、そうした問題を解決できます」(King氏)

円筒形のデザインには、通信上のメリットもある。「端末内部でアンテナを等間隔に設置できため、通信領域を360度カバーしやすい」(King氏)。

円筒デザインには通信エリアを360度カバーしやすいというメリットも

慣れ親しんだスマホアプリのUIが導入/運用を簡単に

機能面においては、セットアップやセキュリティ/通信制御設定の簡単さが強調された。いずれも、AndroidあるいはiOSのアプリで管理できるがゆえのメリットだ。

セットアップ作業は、Google Wifiアプリをダウンロードしたうえで、Google Wifi本体を電源とモデムに接続。あとはアプリを起動し、画面の指示に従って設定、入力していけばよい。

セットアップは3ステップ。スマートフォンユーザーが慣れ親しんだUIで簡単設定

セキュリティに関しては、内蔵のセキュリティソフトウェアが自動更新されるため、煩雑なアップデート作業を行うことなく、セキュアな環境を実現できる。

また、管理者アカウントにGoogleアカウントを使用している点もポイントの一つ。既存のWi-Fiルーターの多くはメーカー共通のデフォルトパスワードがずっと使われる傾向にあるが、Google WifiはGoogleアカウントで管理するため、Wi-Fiルーターが安易にハッキングされるような被害を減らせる。

そのほか、子供などが所有する端末の通信時間を制限したりすることができる「ファミリーWi-Fi」機能も搭載。例えば、毎日17時~18時は宿題の時間なのでWi-Fi通信を止める、といった設定もアプリの画面から簡単に行える。

加えて、動画のストリーミングを優先したり、ネットワークにつながっているデバイスや使用帯域を確認したりするのもアプリから容易に設定できる。

アプリに搭載された主な機能

アプリのネットワーク画面

接続端末の状況を詳細に表示

ファミリーWi-Fi機能で端末別に利用制限をかけることもできる

通信チャネルの選択も最適化されている。最も込み合っていないチャネルを探し、自動的にスイッチするため、「既存のWi-Fiルーターでは、電源を入れ直して通信の輻輳を解除するユーザーもいるが、そういった作業は不要になる」(King氏)という。

また、メッシュネットワーク技術を搭載しており、Google Wifi複数台設置した環境でも相互に連携し、デバイスとの間で多対多の通信を実現。ユーザーがどのエリアへ移動しても高い性能を維持することができる。

GoogleがWi-Fiルーターを提供する理由

さて、ソフトウェア企業の印象が強いGoogleがWi-Fiルーターを提供するに至った理由はどういったものだったのか。発表会では、この点にも質問が及んだ。

King氏はこれに対して、「だれもが日常的にスマートフォンなどの通信端末を利用する時代。ネットワーク経由のサービスをGoogleのベストの環境下で体験してもらいたい」とコメント。

プロジェクトが開始された3年前を振り返り、Wi-Fiルーターを設置する家庭を数十件回って利用状況やニーズ、フラストレーションなどを徹底的に調査したという。

その結果、前述のデザインに起因する劣悪な設置環境が明かるみになったほか、大容量ストリーミングデータの通信が増えるなど、利用状況も変わはじめていることを確認。従来のルーターでは対応しきれない状況にあり、こうした課題を解決できるような製品を目指して開発を進めてきたことを明かした。

リビングの中心に置いても馴染むデザイン

※ 本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合がございます。予めご了承ください。

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