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IoTでイノベーションを起こすには? 金融・製造・流通業のキーパーソンが集結

[2017/07/26 08:00]小池 晃臣 ブックマーク ブックマーク

IoTがもたらすビジネス変化は「リスク」か「チャンス」か?

続いて「ビジネス環境の変化とそれに伴うリスクについて」というテーマに対し、各ゲストスピーカーが持論を展開した。

山田氏は、「Fintechは脅威なのか、チャンスなのか」と尋ねられた際、「どちらでもない、これは必然なのだ」と答えているという。なぜなら、インターネットやPC・スマートフォンの世の中への浸透、各種アルゴリズムの進化を見ても、技術が銀行のビジネスのはるかに先を行ってしまっているからだ。

「これはまさに産業革命であり、産業革命が起きている最中に、『これは脅威である』とか『好機である』とか考えないのと同じです。IoTは必然であり、遅れを取らず流れに従うのは宿命なのです」(山田氏)

続く江坂氏は、「IoTが製造業のビジネスも大きく変えていくのは間違いなく、同じようなビジネスを違ったかたちで展開するような企業が思わぬところから出現してくるかもしれず、それはリスクになり得る」と予測する。しかし、リスクばかりではない。

「当社には100万近い商品点数があり、現状でネットワークにつながっているのはそのうちの20%程度です。残りをネットワークにつないでいくなかで、我々が培ってきた匠の技術を活かし、新しい価値を生み出せると期待しています。また、パートナーと新しいビジネスモデルを生み出せるのもチャンスではないでしょうか。そういう意味では、日本の製造業に眠っていた価値を掘り起こせるIoTは、国にとっても紛れもないチャンスだと言えるでしょう」(江坂氏)

さらに野辺氏は、「IoTに関してはチャンスしかないと思っている」と言い切った。ただし、POSやチケット発行などに用いる通信環境のセキュリティに関してはリスクとして挙げた。

「(さまざまなモノが)つながればつながるほどリスクは拡大するので、システムごとに必要なセキュリティレベルで、通信環境を整えていくことに注力していきたいと考えています」(野辺氏)

※ 本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合がございます。予めご了承ください。

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