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「日本発のサービスで、より徹底したグローバル展開を」- SORACOM Conference 2017

[2017/07/14 08:00]小池 晃臣 ブックマーク ブックマーク

新たにLPWAの「Sigfox」に対応

ここでシークレットゲストとして、京セラコミュニケーションシステム(KCCS)の代表取締役社長 黒瀬善仁氏が登場。同氏は、同日よりSORACOMがLPWA(Low Power Wide Area)の通信方式の1つである「Sigfox(シグフォックス)」に対応することを発表した。これは、ソラコムがKCCSのSigfoxパートナーとなったことで実現したものだ。

SigfoxはIoT向けの通信規格であり、低価格・省電力・長距離伝送が特長となっている。既に欧米を中心に32カ国で展開しており、2018年までに60カ国への拡大が予定される。国内では唯一のSigfoxオペレーターであるKCCSが、インフラ構築およびネットワークサービスの提供を行っている。

2017年2月のサービス開始以降、順次提供エリアを拡大しており、2018年3月までに全国主要都市に広げ、2020年3月までに全国をカバーすることを目指す。既に国内で100社以上がSigfoxパートナーに加入しており、Sigfox対応モジュールも村田製作所や太陽誘電をはじめ、さまざまなメーカーから提供されている。

SORACOMプラットフォームを活用した、Sigfoxシステムの構成イメージ

今回のパートナーシップに基づき、ソラコムはSORACOMプラットフォームでSigfoxを利用できる「SORACOM Air for Sigfox」の提供を開始。これにより、既にSORACOMが対応している無線通信方式「LoRaWAN」と同様に、SORACOMプラットフォームのWebコンソールやAPIを通じて、Sigfoxのデバイスや通信を一括操作・管理することが可能となる。

加えて、データ転送サービス「SORACOM Beam」、クラウドリソースアダプタ「SORACOM Funnel」、データ収集・蓄積サービス「SORACOM Harvest」など、SORACOMのアプリケーションサービスを利用して顧客サーバへのデータ転送やクラウド連携、可視化を容易に実現することができる。

黒瀬氏は「SORACOMのユーザーフレンドリーなネットワークとの相乗効果で、さらにIoTの普及が進むことに期待しています」と力を込めた。

* * *

一連の発表を踏まえ、改めて登壇した玉川氏は「SORACOMはあくまでも『プラットフォーム』です。オープンに、あらゆる企業と手をつなぎながらさまざまなビジネスを創出していきたいと考えています」と展望を語る。

「我々はデバイス側にもネットワーク側にもクラウド側にも、あらゆる付加価値を加えてセキュアにつなぐ──そんなIoT通信プラットフォームを実現していきます。今後もさまざまなニーズを取り入れて、コストを抑えつつ新機能や新サービスを打ち出し、引き続きグローバル展開とエコシステムの拡大にも注力していきます」(玉川氏)

※ 本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合がございます。予めご了承ください。

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