ラッカスワイヤレスジャパン(ラッカス)は9月15日、東京女子大学の教室棟および学生寮の新たなネットワークインフラとして、無線LANアクセスポイント「ZoneFlex R300」と「ZoneFlex R500」、仮想コントローラ「Virtual SmartZone(vSZ)」が採用されたと発表した。

東京女子大学は2018年に創立100周年を迎えるにあたり、「学習環境を整備し、現代の高等教育機関にふさわしい施設・設備を確保すること」を全学の目標に掲げている。その一環として、これまで有線LAN環境のなかった教室棟の7号館、および2016年4月に新設された学生寮「桜寮」において無線LNA環境の施設を決定。製品選定にあたっては、高密度環境や電波干渉が激しい環境下での通信の安定性、容易な管理、高拡張性、キャンパスの美観を損ねない点を重視。製品をいくつか評価した結果、ラッカスの無線LANソリューションを採用したという。

ラッカス製品の特徴は、同社の特許取得技術「BeamFlex」により、高い電波強度と安定した無線LAN接続が可能な点。また、vSZのアクセスポイント自動検出機能により、通常は1台ずつ手動で行うアクスポイントの登録作業が不要というメリットもあるという。

そのほか、筐体がコンパクトで設置場所の自由度が高いため、キャンパス内の美観を損なわないという点も採用の要因の一つに挙げられている。