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2021年の消費者をどう捉えるか? マーケティングに迫られる変化

[2020/08/12 09:00]山田井ユウキ ブックマーク ブックマーク

マーケティングマネジャーの仕事

以上がマーケティング担当者の覚えておくべき知見だが、ではそんな現場を管理するマネジメント側はどのようにチームを導いていけば良いのだろうか。

音部氏は「行き先を決める」ことがマネジメントの仕事だと断言する。

「行き先を決めるとは、2021年に何を達成できれば『よし』とするかを明示することです」

ここでも重要なのは”消費者”の単位で解釈することだ。例えば、「売上10億円」を目指すなら、もう一歩踏み込んで「新規ユーザー100万人獲得により売上10億円」を目指すのか、「既存ユーザーの消費量を20%増加することで売上10億円」を目指すのかを考えるということである。

どちらの道を選ぶのかは企業が持つ「固有の資源」を使って判断するのだと音部氏は言う。

「投入可能な総資源と解釈された目的を天秤にかけ、総資源のほうが目的よりも多ければ必然的に勝つことができます。勝てる戦略をつくるためには、再解釈した目的に対して資源が優勢になるような選択をすることです」

最後に音部氏は、来たる2021年について「2020年の翌年として見るか、コロナ禍を抜けているだろう2025年の4年前として見るかで変わる」とコメント。2025年に何ができていれば良いのかを消費者単位で考えることが重要だと強調した。

コロナ禍により、2020年はあらゆる企業にとって戦略の見直しを迫られた年となった。一度始まった変化の流れは止まることはなく、2021年以降も大きなうねりとなって流れていくだろう。

そんななかでマーケティング担当者に求められるのは「自我」に着目して消費者理解を見直すことであり、マネジメントに求められるのは目的を明示して組織をより強く再構築することなのだ。

※ 本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合がございます。予めご了承ください。

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