Sansanは6月7日、住友商事が法人向けクラウド名刺管理サービス「Sansan」を導入したと発表した。

国内外に129の事業所を展開し、約7万人の従業員を抱える住友商事では、取引先の情報が一元管理されていないために情報共有が非効率的であることや、担当者不在時のバックアップ体制が整っていないことが課題となっていた。

そこで、業務効率の向上と付加価値の創出を目的に、Sansanの導入を決定。採用にあたっては、人や組織、ビジネスの「見える化」ができることと、業務効率向上によるスピード化が可能になることが決め手になった。

導入により、名刺管理に費やしていた時間を大幅に削減。取引情報の可視化とスピーディーな共有により、冗長になっていた営業活動前の業務が簡素化されたとしている。また、全員が情報を共有できるため、担当者不在時のバックアップ体制も整ったという。

住友商事では今後、グローバル拠点間においてもSansanを活用し、情報交換を活性化することで新しいビジネスにつなげていくとしている。