Sansanは5月1日、同社Webサイトにて、CCCマーケティングが法人向けクラウド名刺管理サービス「Sansan」を導入した事例を公開したと発表した。

会員データベースを元に企業のマーケティング支援を行うCCCマーケティングでは、従来、取引先に関する情報は部署ごとに管理されており、必要に応じて他部署に確認しに行く作業が発生していた。業務は回っていたが、効率の悪さなどが課題視されるなかで、全社的に共通フォーマットで情報を確認できるような環境を用意することを検討。名刺管理という切り口から社内の動きを横断的に把握できるSansanの導入を決定した。

導入により、個人が培ったネットワークを一元管理することが可能になり、他部署の人脈を活用した戦略的な営業活動などが実現されたという。また、営業先の担当者の趣味・嗜好など、名刺に記載されていない情報も残して共有できるため、そういった情報を事前に把握した上で会うことで、新しい可能性の導出を期待するとしている。