SATORIは2月14日、Be&Doがマーケティングオートメーション(MA)ツール「SATORI」を導入した事例を公開した。

エンゲージメントSNSツール「Habi*do(ハビドゥ)」を展開するBe&Doでは、人手不足のため、マーケティング担当者が広報活動やイベント・企画などの対応に追われ、見込み客の育成やフォローアップメールの送付ができていない点が課題となっていた。

こうした状況を打破するために、MAツールの採用を検討。外資系MAツールを2つ、国産MAツール2つの計4ツールを比較した結果、SATORIの導入に至った。

選定にあたっては、自社と同規模のSATORI社が同製品を活用した成功事例を持っていることが決め手になったとしている。

導入に併せて、同社は組織をMA中心に変更。当初はツールを使いこなす自信のなさからネガティブな意見を挙げていた社員にも、各部門ごとの役割(MAとの関わり方)を明確化することで理解を得られたという。

組織変更後の各部門ごとの役割イメージ

導入後、認知から購入に至るまでのリードタイムが明らかになったことで、アプローチ方法やキャッチコピーのA/Bテストが可能となった。効果として、半年間で顧客リストが過去6年間分の1.3倍になったほか、資料請求数も月平均で2.4倍に増加。今後はセグメントやシナリオをより工夫して使うと共に、潜在顧客へのアプローチとしてプッシュ通知を活用していくとしている。