SATORIは11月21日、リンクがマーケティングオートメーション(MA)ツール「SATORI」を導入した事例を公開した。

リンクでは、かねてより簡易的なMAツールを利用し、自社サイトへのアクセス情報を解析できることに利便性は感じていたが、コンバージョン(CV)まで至らないことが課題となっていた。解析によって既存顧客以外の訪問も多いことが判明していたものの、現行のツールでは具体的な施策を打てないことから、乗り換えを決定。比較検討の結果、SATORIの導入に至った。

選定にあたっては、最大の課題であるCVの増加に関して改善イメージが湧くかどうかを重視したほか、機能とコスト面のバランスの良さを評価。決め手になったのは、詳細がわかっていない匿名状態の顧客にもアプローチ可能なアンノウンマーケティングを実施できることだったという。

今回、同社のクラウドホスティング事業「リンクベアメタルクラウド」の新規リード獲得増加を目的に導入。匿名・実名を問わず見込み客がどんな情報に反応するのかを可視化できるようになったほか、これまで深追いしていなかった既存顧客のデータも活用可能になったとしている。