マルケトは9月27日、富士フイルムがマーケティングオートメーション(MAツール)ツール「Marketo」を導入したと発表した。

人々のライフスタイルが変化し、写真への価値観も多様化する昨今、富士フイルムに対する顧客の期待やニーズは複雑化している。こうしたなかで、今回、同社のe戦略推進室が推進する「デジタルマーケティング構想」の一環として、Marketoの導入に至った。

例えば、オンラインプリントサービスの「フォトブック」では、リピート利用促進施策としてMarketoを活用し、納品時に顧客一人一人に合わせたメールを送信。結果として、メール開封率は300%UP、リピート購入率は180%UPといった成果を得られたという。

富士フイルムグループでは、Marketoを活用することで、顧客とのより深いコミュニケーション環境を構築し、エンゲージメントとブランディングを高めていくためのマーケティング活動を推進するとしている。