脳科学とAIは切っても切れない間柄!? 両者が融合する未来に広がる可能性

[2017/02/13 08:05]山田井ユウキ ブックマーク ブックマーク

マーケティング

脳科学とAIが融合する未来で何が起きるか

脳科学を踏まえた上で、次はAIについて見ていこう。

萩原氏によると、これからのAIはIBM Watsonをはじめとする「クラウド上のAI」、工場やビルなど一定の空間内で活用される「ネットワークAI」、そして自動運転のような「現場レベルのAI」という3層構造になっていくという。

ここで重要なのは、自分たちがどのAIを使うべきかを判断し、道具としてAIをどう活用すべきかを考えること。これを萩原氏は「道具の身体化」という言葉で表現する。

その「鍵」となるのが、AIやIoTだ。道具が知能化することで、人間と道具の距離が近づき、結果として人は身体を拡張できるという。脳とAIが融合し、人間と道具、リアルワールドとサイバーワールドもまた融合していく。これが今始まりつつある現象なのだ。

「脳科学とAIが融合することで、いろいろな可能性が生まれます」(萩原氏)

例えば、CMを見ているときの脳の状態をAIで解析することで、より正確なCM評価が可能になるだろう。あるいは脳を参考に「省エネ型」のコンピュータも開発できるはずだ。意思決定や行動に何が影響しているのかを詳細に知ることができれば、マーケティングの世界も大きく変わっていく。

脳科学とAIが融合した世界が訪れるのは、もう間もなくだ。

※ 本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合がございます。予めご了承ください。

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