Faber Companyは1月16日、フィッツプラスがAI(人工知能)を活用したコンテンツマーケティングツール「MIERUCA(ミエルカ)」を導入したと発表した。

MIERUCAは、AIの一分野である自然言語処理を応用し、ユーザーニーズを網羅的に抽出することで、評価されやすいコンテンツの企画・制作を支援するというもの。サイトの運用フェーズに合わせて3つのプランが用意されており、エントリープランは月額5万円(税別)から利用可能となっている。

今回、女性のためのダイエットサポートサイト「Diet Plus(ダイエットプラス)」を運営するフィッツプラスでは、SEO強化とユーザーの検索意図に基づいたコンテンツ制作の強化を目的にツールの導入を検討。コストパフォーマンスの高さや、デモでの使用感、サポートの充実度などから、MIERUCAの採用に至った。

まずは、キーワードリサーチ機能のみを切り出したエントリープランの導入を2016年12月に実施。キーワードに基づく検索ユーザーの意図の分析や、コンテンツに含まれるべき重要なテーマ・トピックの把握、コンテンツ公開後に共起語の適正度を確認する作業などにMIERUCAの機能を活用し、ユーザーニーズを短時間かつ的確にキャッチできるようになったとしている。

フィッツプラスでは現在、複数サイトにMIERUCAを展開することも視野に入れ、キーワードリサーチ機能にレポート機能をプラスしたスタンダードプランの導入を検討中だという。