【連載】

にわか管理者のためのWindows Server 2012入門

【第2回】Windows Server 2012の基本操作とサーバーマネージャ(2)

[2012/12/17 09:00]井上孝司 ブックマーク ブックマーク

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サーバ/ストレージ

今回も前回に引き続き、Windows Server 2012の基本操作と、その中でも「入口」となるサーバーマネージャと、Windowsサーバを扱う上で欠かすことができない管理ツール群の呼び出し、役割や機能の追加・削除について取り上げる。

管理ツールの呼び出し方

[スタート]ボタンがなくっなたから、当然ながら[スタート]-[管理ツール]メニューもなくなったのだが、その結果として、従来の[管理ツール]に相当する機能はサーバーマネージャに移っている。サーバーマネージャを常に動作させておくのがよさそうだ。

もっとも、前回に掲載した[スタート]画面のスクリーンショットを御覧いただければお分かりの通り、そちらにも[管理ツール]があるのだが、サーバーマネージャを日常的に動作させるのであれば、そちらから呼び出す方がスッキリするかもしれない。

ただし、Windows Server 2012のサーバーマネージャは、Windows Server 2008のサーバーマネージャとはかなり勝手が違う。

Windows Server 2008のサーバーマネージャでは、画面左側のツリー画面に、インストールしてある「役割」や「機能」に対応するツリーが現れて、それをクリックして選択すると、右側に管理ツールの画面が現れた。しかし、Windows Server 2012のサーバーマネージャは前述の通りの動作をする。

それでは管理ツールはどこに行ったのかというと、サーバーマネージャのコマンドバーで[ツール]メニュー以下に現れるようになっている。

管理ツールの一覧は、サーバーマネージャのコマンドバーにある[ツール]メニュー以下に現れる

役割と機能の追加・削除

一方、「役割」「機能」といった概念はWindows Server 2008と同じで、追加や削除の手順も似ている。概要は以下の通りである。

  1. サーバーマネージャを実行する。

  2. コマンドバーの[管理]メニューで[役割と機能の追加]を選択する。

  3. コマンドバーの[管理]メニューを使って、役割や機能の追加、あるいは削除を指示できる

  4. 「役割と機能の追加ウィザード」が起動する。最初の説明画面に続いて、2画面目で[役割ベースまたは機能ベースのインストール]を選択する。
  5. [役割ベースまたは機能ベースのインストール]を選択して続行する

  6. 次の画面で、作業対象となるサーバを指定する。サーバーマネージャでサーバープールに何も追加していなければ、ここには現在操作中のサーバしか現れないので、そのまま続行する。サーバープールに他のサーバを追加している場合、[サーバープールからサーバを選択]を選択してから、下のリストボックスで作業対象となるサーバを指定する必要がある。また、仮想ハードディスクを対象に指定することもできるが、
  7. 作業対象になるサーバや仮想ディスクを選択する画面が現れる。既定値は現在操作中のコンピュータ

  8. 次の画面で、追加する役割についてチェックボックスをオンにする。役割の種類によっては、関連する別の役割、あるいは機能を自動的に追加対象に加えるが、これはWindows Server 2008のときと同じだ。また、役割によっては説明画面を表示することもある。

  9. 役割の追加に続いて、追加する機能についてチェックボックスをオンにする。

  10. 最後に表示する確認画面で[インストール]をクリックすると、役割や機能の追加を行う。

一方、役割や機能の削除だが、こちらはコマンドバーの[管理]メニューで[役割と機能の削除]を選択する。その後は、追加の際に使用するものと同じウィザードを用いて、削除したい役割、あるいは機能のチェックボックスをオフにするやり方をとっており、Windows Server 2008のときと同じといってよい。

削除する役割や機能によっては、事前に何らかの作業(削除しても動作に支障がないようにするための作業である場合が多い)を必要とすることもある。たとえば、Active Directoryドメインサービスであれば、まずドメインコントローラを降格しておかなければ、役割を削除できない。また、(これは追加の場合でも同様だが)注意しなければならない事柄についての警告メッセージを表示することもある。

なお、Windows Server 2012のサーバーマネージャでは、作業中のコンピュータに加えて他のサーバを登録することもできるが、登録できるのは同じActive Directoryに参加しているサーバ(ドメインコントローラないしは一般サーバ)に限られるようだ。

Active Directoryを構成している場合に、必ずすべてのサーバを登録しておかなければならないというものではなく、従来と同様に目的のサーバの場所までいって操作すれば済む話ではあるのだが、サーバがサーバルームに収まっていてアクセスが面倒、あるいはサーバが遠隔地にある場合には利用価値がありそうだ。機会を見て検証してみたい。

※ 本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合がございます。予めご了承ください。

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