【連載】

にわか管理者のためのWindowsサーバ入門

【第26回】ファイルスクリーンとテンプレート

[2011/02/14 08:00]井上孝司 ブックマーク ブックマーク

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サーバ/ストレージ

今回は、ファイルサーバーリソースマネージャ(以下FSRM)が備えるファイルスクリーン機能で使用するテンプレートに関わる機能のうち、追加・変更・削除の手順について解説する。テンプレートそのものの考え方は、以前に取り上げたFSRMのクォータ機能と同じであり、設定する項目が異なるだけだ。

スクリーンテンプレートの追加

ファイルスクリーンのテンプレートを独自に作成したり、あるいは既存のテンプレートを修正したりするのは、制限の対象になるファイルの種類を変更したい場合だろう。まず、独自のテンプレートを追加する際の手順から解説していく。

 1. [ファイルサーバーリソースマネージャ]管理ツールを起動する。

 2. 左側のツリー画面で、[ファイルサーバーリソースマネージャ]以下の[ファイルスクリーンの管理]-[ファイルスクリーン]を選択して、[操作]-[ファイルスクリーンの作成]、あるいは右クリックして[ファイルスクリーンの作成]を選択する。このとき右クリックする場所は、画面中央の空白部分でもよい。

 3. 続いて表示するダイアログで[カスタムプロパティ]をクリックする。すると、設定用のダイアログを表示する。

  • ファイルスクリーンのパス : 作成するテンプレートを適用対象となるフォルダのパスを指定する。
  • テンプレートからプロパティを取得する : リストボックスでコピー元テンプレートを選択して[コピー]をクリックすると、そのテンプレートの内容を引き写してくる。その内容を修正すると、新規作成よりも手間がかからない。
  • ファイルスクリーンの種類 : [設定]タブで指定する。設定した種類のファイル作成を認めない[アクティブスクリーン処理]と、設定した種類のファイルを作成した際に警告を発するだけの[パッシブスクリーン処理]がある。
  • スクリーン対象となるファイルの種類 : [ブロックするファイルグループの選択]リストボックスで、チェックボックスをオンにする方法で指定する。

 4. [ブロックするファイルグループの選択]リストボックスにない形式のファイルについては、[作成]をクリックして一覧に追加することができる。その際に表示するダイアログでは、グループ名、対象となる拡張子、除外する拡張子の指定を行う。この機能では除外指定が可能なので、たとえば特定の種類のオーディオファイルだけを許可する、といった使い方も可能だ。

 5. 制限違反が発生したときの通知方法はクォータと同様に、[電子メールメッセージ]、[イベントログ]、[コマンド]、[レポート]の設定が可能になっている。

 6. [OK]をクリックしてダイアログを閉じる。

 7. 設定を行ったら、[作成]をクリックしてダイアログを閉じる。このとき、作成したカスタムプロパティに名前を付けて、テンプレートとして保存するかどうかを訊ねるダイアログを表示する。再利用を容易にすることを考えると、テンプレートとして保存しておく方が良いだろう。

 8. 画面中央に、設定したファイル スクリーンに関する情報が現れる。

制限値や制限の内容を自由に指定するには、カスタムテンプレートを作成する必要がある

なお、「2.」のところでファイルスクリーンを設定せずに、テンプレートだけをとりあえず作成することもできる。それには、左側のツリー画面で[ファイルスクリーンのテンプレート]を選択してから、[操作]-[ファイルスクリーンテンプレートの作成]、あるいは右クリックして[ファイルスクリーンテンプレートの作成]を選択すればよい。その場合、ファイルスクリーンテンプレートを作成して一覧に加えるだけとなり、フォルダに対する適用は行わない。

スクリーンテンプレートの変更・削除

当然ながら、テンプレートは作成だけでなく削除も可能だ。テンプレートを削除する際の手順は以下のようになっている。

 1. [ファイルサーバーリソースマネージャ]管理ツールを起動する。

 2. 左側のツリー画面で[ファイルサーバーリソースマネージャ]以下の[ファイルスクリーンの管理]-[ファイルスクリーンのテンプレート]を選択する。

 3. 画面中央で削除したいテンプレートを選択して、[操作]-[テンプレートの削除]、あるいは右クリックして[テンプレートの削除]を選択すると、そのテンプレートを削除できる。

[ファイルサーバーリソースマネージャ]-[ファイルスクリーンの管理]-[ファイルスクリーンのテンプレート]を選択した状態で、テンプレートの作成・編集・削除が可能

そこで気になるのは、すでにどこかのフォルダに適用しているテンプレートをいきなり削除した場合の挙動だが、実は設定内容はそのまま維持される。つまり、適用中のテンプレートを削除してもファイルスクリーンの設定がなくなるわけではなく、テンプレートを使った設定の再利用ができなくなるだけだ。

このほか、「3.」の段階で、画面中央でテンプレートを選択してから[操作]-[テンプレートからのファイルスクリーンを作成]、あるいは右クリックして[テンプレートからのファイルスクリーンを作成]を選択すると、既存テンプレートの適用が可能だ。また、[操作]-[テンプレートのプロパティの編集]、あるいは右クリックして[テンプレートのプロパティの編集]を選択すると、既存テンプレートの修正が可能になる。

すでにどこかのフォルダに適用しているテンプレートを変更すると、[OK]をクリックしてダイアログを閉じた際に、以下の選択を求めてくる。これは、テンプレートを適用した後で、一部の項目だけを個別に設定変更できるためだ。

  • 当該テンプレートと同じ内容を持つクォータの設定だけを変更する
  • 当該テンプレートを適用しているクォータすべての設定を変更する
  • 当該テンプレートを適用しているクォータの設定は変更しない

※ 本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合がございます。予めご了承ください。

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今回は、ファイルサーバーリソースマネージャ(以下、FSRM)が備えるファイルスクリーン機能で使用するテンプレートに関わる機能のうち、追加・変更・削除の手順について解説する。テンプレートそのものの考え方は、以前に取り上げたFSRMのクォータ機能と同じであり、設定する項目が異なるだけだ。

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