Windows 10でLinuxを使う (その27) - Ubuntuインストール

【連載】

にわか管理者のためのLinux運用入門

【第137回】Windows 10でLinuxを使う (その27) - Ubuntuインストール

[2018/07/31 10:00]後藤大地 ブックマーク ブックマーク

サーバ/ストレージ

Windows 10にLinuxを実行する機能「WSL (Windows Subsystem for Linux)」が導入され、Microsoftストアに各種Linuxディストリビューションが追加され、Windows 10のLinux関連機能も随時強化されるという状況が続いている。新しく追加された機能ということもあってか、当初の状況とインストールの方法や状況が変わってきている。

Microsoftから公式に複数のUbuntuアプリの使い分けの指針が公開されたことや、LTSのアップグレード対象となるUbuntu 18.04.1 LTSが公開されたこともあり、Windows 10にUbuntuをインストールする方法をアップデートするタイミングとしては今がよい頃合いだと思う。そこで今回は最新のUbuntuインストール方法を紹介し、次回はUbuntuを最新バージョンにアップグレードする方法を紹介しよう。

Linuxをインストールする前の準備

WSLはデフォルトでは無効化されているため、Linuxをインストールする前に有効化する必要がある。まず、「設定」を起動し、「アプリ」を選択する。

「設定」を起動し「アプリ」を選択

「アプリと機能」から「プログラムと機能」をクリックする。

「アプリと機能」から「プログラムと機能」をクリック。

コントロールパネル(コントロールパネル→プログラム→プログラムと機能)が起動してくるので、左のパネルから「Windowsの機能の有効化または無効化」をクリックする。

「Windowsの機能の有効化または無効化」をクリック

「Windowsの機能」ダイアログが起動するので、「Windows Subsystem for Linux」の項目を探し、チェックを入れてからOKボタンをクリックする。

「Windowsの機能」から「Windows Subsystem for Linux」を探す

「Windows Subsystem for Linux」にチェックを入れてからOKボタンをクリック

WSLを有効化するにはWindows 10の再起動が必要なため、「今すぐ再起動」をクリックしてシステムを再起動する。

WSL機能を有効化するためにWindows 10を再起動

Ubuntuをインストール

Windows 10が起動したら、MicrosoftストアからUbuntuを検索する。「Ubuntu」で検索すると次のような候補が見つかると思う。

  • Ubuntu
  • Ubuntu 16.04
  • Ubuntu 18.04


Microsoftはバージョン番号が入っていない「Ubuntu」が常に採用が推奨されるバージョンだとしているので、ここでは「Ubuntu」を選択する。バージョン番号が入ったものは特定のバージョンを使い続けたいユーザー向けのものとされている。Ubuntuを利用する場合には「Ubuntu」を選択してインストールし、バージョンアップグレードについてはユーザーがLinuxの流儀に従って行うというのが、Microsoftの推奨する管理の仕方だ。

MicrosoftストアからUbuntuを選択

執筆段階ではこのアプリをインストールすると「Ubuntu 16.04 LTS」がインストールされる。「入手」ボタンをクリックしてインストールを実施する。

執筆段階ではUbuntu 16.04 LTSがインストールされる

インストールが完了すると「入手」ボタンが「起動」ボタンに変わるので、「起動」ボタンをクリックしてUbuntuを起動する。

「起動」ボタンをクリックしてUbuntuを起動

インストールしたUbuntuは最初の起動時だけ特別な処理が必要になる。しばらく待っていると次のようにユーザー名とパスワードを入力するプロンプトが表示されるので、表示に従って入力する。

ユーザー名とパスワードを入力(パスワードは確認のため2回入力する)

動作しているUbuntu 16.04 LTS

これでUbuntuのインストールは完了だ。

Ubuntuの起動方法

Ubuntuの起動はWindowsメニューから実行するのが簡単だ。次のようにメニューに「ubuntu」と入力すると「ubuntu コマンドの実行」という項目に一致するので、このまま「Enter」キーを押す。

WindowsメニューからUbuntuを起動する

Ubuntuのシェル(Bash)が動作したWindowsコンソールが起動するので、このままUbuntuを利用する。

起動してきたUbuntuのシェル(Bash)とWindowsコンソール

なお、MicrosoftストアからインストールされるUbuntuは日本語に関するパッケージは最初の状態ではインストールされていない。必要であれば次のパッケージをインストールしておく。

  • language-pack-ja
  • manpages-ja


日本語での動作を基本にしたい場合には~/.bashrcファイルに次の設定を追加する。

export LANG=ja_JP.UTF-8

MicrosoftストアにはUbuntu以外のLinuxディストリビューションも登録されているが、それらは今後どこまでサポートが継続されるのかわからないところがある。しかし、Ubuntuに関してはMicrosoftが公式にサポートしているだけあって、今後もサポートが継続される可能性は高い。今後も長期に渡って利用できるWindows 10でのLinux環境が欲しいという場合には、Ubuntuが第1候補だ。

※ 本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合がございます。予めご了承ください。

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https://news.mynavi.jp/itsearch/files/mynavi20151210_linux_300-250.jpg
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