Windows 10でLinuxを使う(その3) - SUSE/openSUSEインストール

【連載】

にわか管理者のためのLinux運用入門

【第101回】Windows 10でLinuxを使う(その3) - SUSE/openSUSEインストール

[2017/11/21 10:05]後藤大地 ブックマーク ブックマーク

サーバ/ストレージ

本稿執筆時点で、Microsoftストアには「Ubuntu」「SUSE Linux Enterprise Server」「openSUSE Leap」の3つのLinuxディストリビューションが登録されている。前回はUbuntuをインストールする方法を取り上げたが、今回は残りの2つのインストール方法について簡単に説明しておこう。

同時に起動できる3つのディストリビューション

SUSE Linux Enterprise Serverをインストールする場合もopenSUSE Leapをインストールする場合も、基本的に手順は同じだ。

Microsoftストアには3つのLinuxディストリビューションが登録されている

まず、管理者権限でPowerShellを起動して「Enable-WindowsOptionalFeature -Online -FeatureName Microsoft-Windows-Subsystem-Linux」とコマンドを実行し、「Windows Subsystem for Linux」の機能を有効化する。これは一度有効にすればよいので、既に有効にしてあるなら実行する必要はない。

後は、Microsoftストアからインストールするだけだ。

MicrosoftストアからSUSE Linux Enterprise Serverをインストール中

現在のところ、こうしたLinuxディストリビューションをインストールした後、最初の起動時に限り、ディストリビューションの展開やパスワードの設定といった操作が発生する。ターミナルに説明文とプロンプトが表示されるので、表示に従って入力すればよい。

SUSE Linux Enterprise Serverの最初の起動で展開処理とパスワードの設定などを行う

Windows 10 Fall Creators Updateで動作しているSUSE Linux Enterprise Server

openSUSE Leapのインストールも同様だ。SUSE Linux Enterprise Serverとほとんど同じ操作でインストールを行える。

MicrosoftストアからopenSUSE Leapをインストール中

openSUSE Leapも、最初の起動で展開やパスワードの設定を行う。

openSUSE Leapの最初の起動で展開処理とパスワードの設定などを行う

Windows 10 Fall Creators Updateで動作しているopenSUSE Leap

これら3つのLinuxディストリビューションは、メニューにも同時に表示されるし、同時に起動もできる。

メニューに登録されたUbuntu、SUSE Enterprise Linux Server、openSUSE Leap

Ubuntu、SUSE Enterprise Linux Server、openSUSE Leap、PowerShellを同時に起動したところ

完全仮想化にせよ準仮想化にせよ、PCをエミュレートするタイプの仮想化ソフトウェアを使って同時に複数のLinuxディストリビューションを実行するのと、Windows Subsystem for Linuxというレイヤ技術を使って複数のLinuxディストリビューションを利用するのとでは、後者のほうが軽量になりやすい。このあたりはレイヤ技術の美味しいところだ。

今後、ほかのLinuxディストリビューションがWindows Subsystem for Linuxを使ったディストリビューションをMicrosoftストアで提供するかどうかはわからない。だが、使い慣れているディストリビューションをMicrosoftストア経由でインストールできることほど便利なことはない。お手持ちの環境がWindows 10 Fall Creators Updateなのであれば、ぜひとも使ってみてほしい機能だ。

※ 本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合がございます。予めご了承ください。

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https://news.mynavi.jp/itsearch/assets_c/2017/11/Linux101_008-thumb-300xauto-15694.jpg
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