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【レポート】機械と人間の関係が大きく変わる時代、企業はどうアクションすべきか - Gartner Symposium/ITxpo 2015

[2015/11/09 11:16]小池 晃臣 ブックマーク ブックマーク

[展望3] 2020年までに人間のコントロール外にある自立型のソフトウェアエージェントが経済取り引き全体の5%を担うようになる

亦賀氏は、5年前に米国の証券取引で瞬時に株価が暴落した事例を引き合いに出し、「今後CIOは、アルゴリズムが勝手に取り引きの中から金銭を盗むといった”ロボ泥棒”を検知する仕組みを検討する必要があるだろう」と語った。

[展望4] 2018年までに世界の300万人以上の労働者が「ロボ・ボス」の管理下に置かれる

今も既にタレントマネジメントシステムによって、従業員の成績は定量的にも定静的にも監理されていると言える。そしてこのまま進んでいけば、人々のちょっとした”言動”までデータとして蓄積し、ビッグデータ分析が行われることで、誰よりもコンピュータがそれぞれの従業員を理解するようになるかもしれない。

ここで亦賀氏は会場に向かい「皆さんはロボットが上司になってもその命令に従うことができるだろうか?」と問いかけた。

回答は人によって大きく分かれるかもしれない。しかし亦賀氏によれば、人間と違いロボットは客観的で好き嫌いがないことから、むしろ好ましいとする考え方が海外の企業を中心に増えつつあるのだという。

[展望5] 2018年までにスマートビルディングの20%がデジタル・バンダリング(破壊行為)の被害を受ける

建築物や交通機関など、あらゆる都市インフラが接続されたシステムは、攻撃によるリスクも高めてしまうことになる。例えば自動車がリモートでハイジャックされるような可能性も否定できないし、スマートビルディングには、相互接続された複数の攻撃対象が存在することになる。

「CIOには、外部からの攻撃的な行為を阻止するためのアルゴリズムをどのように採用していくのか、あらかじめ考えることが求められる」(亦賀氏)

[展望6] 2018年までに急成長企業の45%でスマートマシンのインスタンス数よりも従業員の数が少なくなる

このことは、マシンが優秀になった結果として、必要となる従業員の数が減ることを意味する。そこでCIOは、人とマシンの共存関係をしっかりとイメージしながら、人材を補完するようなスマートテクノロジーの使用を推進することも視野に入れる必要があるのだ。

※ 本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合がございます。予めご了承ください。

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