日本IBMは1月10日、協和エクシオがAPI運用の包括ソリューション「IBM API Connect」を採用したと発表した。

効率化による収益力の強化と事業ポートフォリオの再構築を推進する協和エクシオでは、その一環として昨年、ESB製品「IBM Integration Bus」を導入。会計、人事給与、物品調達などの基幹システム間の情報連携の標準化を進めてきた。

今回さらに、API共通基盤としてIBM API Connectおよび「IBM DataPower Gateway」を採用。これにより、各事業部門の工事管理システムから、基幹システムの情報や法規制、産業廃棄・撤去など全事業部門に共通する機能をAPI経由で利用可能にする。

同社は、APIによってサービス化した機能を組み合わせる開発手法を用いることで、工事管理に関連するシステムの開発生産性の向上と現場への迅速な展開を推進するとしている。将来的にはAPIによるグループ会社との連携も視野に入れ、広くAPI基盤を活用していく予定。