インフォテリアは6月29日、イタリアのアパレル企業ベネトングループの日本法人であるベネトン ジャパンにおいて、インフォテリアの「Handbook(ハンドブック)」が店舗スタッフの教育ツールに採用されたと発表した。

Handbookは、文書や画像、音声などさまざまなデータをクラウド上に保存・タブレット端末で活用できるサービス。オフラインでの表示機能のほか、閲覧者ごとの配信設定や端末紛失時のセキュリティ対応といった機能を搭載する。

ベネトン ジャパンは、店舗に訪れた利用客に対して商品の魅力を正確に伝えるため、全直営店舗スタッフを対象にHandbookを活用した教育を開始。店舗内に用意したiPadを使って、ブランドのコンセプトや歴史、商品の特性といった内容をバックヤードなどで自習できる環境を整えた。また、学習の理解度についてはHandbookの「小テスト機能」を使った社内試験によって確認し、教育施策の改善・立案に生かしているという。

Handbookによる店舗スタッフ教育の概要

同社は、こうした学習環境の整備によって自社商品の優位性を的確に訴求する接客力を高め、商品のさらなる拡販を進めていくとしている。