Sansanは6月20日、レノボ・ジャパンにおける法人向けクラウド名刺管理サービス「Sansan」の活用事例を自社Webサイトで公開した。

Sansanは、名刺データをクラウド上に保存して社内共有できる法人向けサービス。利用者がスマホアプリやスキャナで名刺を読み取ってSansanに送信すると、入力オペレーターが手入力で正確にデータ化。クラウド型アプリケーションによって、企業内で共有することができる。

レノボ・ジャパンでは、これまで名刺管理にCRMのデータベースを使用していたが、各営業が手作業で登録する必要があるため「入力に手間がかかる」「タイムリーにアップデートできない」といった問題を抱えていた。

そこで2015年12月にSansanを導入したところ、入力コストが軽減されただけでなく、営業部門自体にも変化が起きた。名刺情報が共有されたことで、社内人脈を活用した新規顧客への積極的なアプローチが行えるようになったほか、名刺の取り込み枚数や組織ツリーから営業活動の可視化が可能になり、マネジメントの指標としても利用しているという。

今後レノボ・ジャパンは、Sansanで取り込んだ新しい名刺情報をCRMに取り込み、データベースを増強していくとしている。